こんばんは、火下遊です。
本日はＮＨＫマイルカップ２０１６血統展望と、
天皇賞春の回顧を行います。
ＮＨＫマイルカップの特徴として、クラシックトライアルからの
脱落組と桜花賞路線組、牡馬マイル路線専念組があいまみえるレースです。
別路線から来る馬の力関係を検証して、予想しないといけないので
難易度は高いレースとなります。
今年の登録馬はこちら
今年は２歳女王のメジャーエンブレムが桜花賞の雪辱を期して、
出走しますのでやはりこの馬から検証すべきでしょう。
クイーンＣで1分32秒台の時計をマーク。
このＧ１開催あたりから東京の馬場も芝が短くなってきて、
速い時計での決着となる可能性が高くなります。
高速決着に実績のある同馬がここも最有力候補でしょう。
一方牡馬の中からは、ロードクエストが最有力。
新潟2歳Ｓの勝ちっぷりからもマイルでも問題なさそうです。
血統的には距離は長いほうがあいそうですが、
コースは中山よりは広い東京向き。
この２頭の一騎打ちとなるかが注目です。
もう１頭の有力候補イモータルですが、マンハッタンカフェ産駒ということで
1800ｍがベストでマイルへの短縮が鍵となりそうです。
ただ左回りではクラシックの上位馬とも接戦できる程の左回り巧者。
サウジアラビアＲＣでも普通に乗っていれば突き抜けていたでしょうし、
２強にどこまで迫れるでしょうか。
現時点での穴馬候補Ａはこちら⇒ブランボヌール
桜花賞路線組はマイルの上級戦をもともと狙っていたということで、
牡馬のクラシックに通用しなかった組よりは期待がもてます。
今年の桜花賞路線はレベルも高いですし、その中で阪神ＪＦは３着。
血統的にもサクラバクシンオーの血はこの東京マイルで穴血統。
内枠でも引けばさらに期待がわきます。
天皇賞春回顧
予想はなんとなくできたとはいえ、血統で予想する者にとっては
絶対本命にできないキタサンブラックに勝たれてしまいました。
どう考えてもペースが上がらず、キタサンブラックに取って恵まれる
展開となりそうなのは分かっていたので、仕方ないかなといった感じです。
本命にしたシュヴァルグランは斤量増にも関わらず最後よく詰めて
馬券圏内に入ってきました。
この長距離適性と京都向きの瞬発力は、来年のこのレースでも活かせるでしょう。
悔いが残るのは、カレンミロティックに重い印が打てなかったこと。
昨年も来ているハーツクライ産駒で、人気がさらに落ちている状況。
この馬の評価を上げれなかったことが反省材料です。
ゴールドアクターは外枠もマイナスでしたし、やはり京都ではいまいち。
もう少し馬力のいるレースがこの馬にはいいと思います。
結局緩い流れの中での前残りレース。
この展開を想定していた中での取りこぼし。
シュヴァルグランが本命にできたことは検証の成果だと思いますが、
詰めの甘さは相変わらず。
田宮氏も詰めが甘く外していたので、なんとか負けずにすんだ
といったところでしょう。
今週からの東京Ｇ１、５連戦にメジャーエンブレム同様雪辱を期して挑みます！！
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