天皇賞秋２０１７

 

こんばんは、火下遊です。

本日は天皇賞（秋）２０１７出走馬全頭血統診断を行います。

 

現時点での登録馬はこちら

 

この中でトルークマクトとロードヴァンドールは

除外対象ということで、この２頭を除いた１８頭を

検証したいと思います。

 

ノーザンダンサーの濃いクロスがある馬がダントツに

好相性の血統となっており、上がりが速くなることからも

ディープインパクト産駒を筆頭に、瞬発力のある

クラシック血統馬に注目です。

 

 

天皇賞（秋）２０１７全頭血統診断～前半～

 

・カデナ

ディープインパクト×フレンチデピュティなので、

安田記念向きの配合。

 

ノーザンダンサーの５×５はありますし、

ディープインパクト産駒ということで、

ノーマークにはしない方がいいかもしれません。

 

 

・キタサンブラック

ブラックタイド×サクラバクシンオー。

ブラックタイド産駒はディープインパクト産駒に比べ

パワータイプが多く、瞬発力勝負に弱点があります。

 

ただこの馬の持続力勝負なら、スピードの持続力では

長距離戦で他に劣ることはなく、速めのペースから

自ら動いて上がりのかかる競馬に持ちこむ競馬であれば

ここも勝ち負けでしょう。

 

ノーザンダンサーの５×５×５がありますし、

この馬がどうレースを作るかでしょう。

 

 

・グレーターロンドン

ディープインパクト産駒でお母さんはロンドンブリッジ。

ここにルーラーシップを足したら先週の菊花賞馬

キセキになります。

 

先週Ｇ１勝ちした血の勢いもありますし、

瞬発力のディープインパクト、マイル的なスピードを持つ

ロンドンブリッジでノーザンダンサー５×５×４という

今年の天皇賞秋で最も期待できる血統構成は

この馬でしょう。

 

 

・サクラアンプルール

キングカメハメハ×サンデーサイレンスということで、

過小評価されるのであれば、狙ってみたい１頭。

 

ノーザンダンサーの５×５×４を持っており、

高速上がりにも対応できそうで、一族は古き良き

日本で育まれてきたサクラ一族。

 

先週雨で使って荒れた馬場になっているならチャンスも

ありそうです。

 

 

・サトノアラジン

ディープインパクト×ストームキャットという黄金配合。

距離が２０００ｍになってどうかという、

不安はありますがお姉さんのラキシスを見る限り、

距離に制限はなさそうですね。

 

 

・サトノクラウン

過去の天皇賞秋でも全く絡めておらず、

高速上がりの天皇賞秋となると、

血統的には厳しいかもしれません。

 

サンデーが入っていないので上がりがかかる競馬

を得意としています。

キタサンブラックの来る流れで好走しそうですね。

 

 

・シャケトラ

マンハッタンカフェ×シングスピールという配合は、

東京２０００ｍのイメージではありません。

 

もう少し上がりのかかる競馬のほうが、

パフォーマンスを上がることができそうです。

 

この配合であまりスピード対応できる

イメージがわきません。

 

 

・ステファノス

ディープインパクト×クロフネという、

安田記念のほうがあいそうな配合ですが、

過去２年天皇賞秋で馬券に絡み、今年の

安田記念では７着に惨敗しました。

 

ディープインパクト産駒ですので高速上がりには対応できますし、

スピード対応もできるので、ノーザンダンサーのクロスは

ありませんが今年もそれなりの走りはしてくれるでしょう。

 

 

・ソウルスターリング

ノーザンダンサーの４×５×５。

フランケル×モンズンという欧州配合。

 

毎日王冠よりも距離が延びるのは歓迎です。

ただサンデーの血を持っていないので、

高速上がりレースになった時にどう対応

できるかが鍵でしょう。

 

 

天皇賞（秋）２０１７全頭血統診断～後半～

 

・ディサイファ

ディープインパクト産駒ですがアメリカ色が母系から強く、

天皇賞秋にはあわない配合です。

 

高速上がりに対応もできないので、

過去２年惨敗しているように厳しいでしょう。

 

 

・ネオリアリズム

ネオユニヴァース×メドウレイク。

アメリカ色が強いため欧州的な血統馬が

活躍する天皇賞秋では厳しいでしょう。

 

マイル以下のスピード勝負か小回りのパワー

勝負向きです。

 

 

・ヒットザターゲット

キングカメハメハ産駒ですがサンデーを持っていないため、

ややスピードと瞬発力のバランスが天皇賞秋向きではありません。

 

母父タマモクロスですしもう少し距離があるレース

のほうが向いています。

 

時計がかかる馬場であれば多少チャンスは出て

くるかもしれませんね。

 

 

・マカヒキ

ディープインパクト×フレンチデピュティで

カデナと同じ配合構成。

 

２年連続馬券に入ってるステファノスも母父クロフネ

なので同じような配合となります。

 

同馬はお姉さんがウリウリなので、

前走からの距離延長は微妙です。

 

 

・ミッキーロケット

キングカメハメハ×ピヴォタルで距離短縮は

好材料だと思います。

 

ただこの馬にもサンデーサイレンスは入っていないので、

東京での高速上がりになったときの瞬発力勝負では

分が悪いでしょう。

 

牝系にはカーリアンなど東京が得意な欧州系の血統も

入っていることから血統的なバランスは２０００ｍ向きです。

 

 

・ヤマカツエース

キングカメハメハ×グラスワンダーでノーザンダンサーの

５×５×５とサンデーサイレンスを持っていない事以外

マイナス要素はありません。

 

過去５年を見てもサンデーサイレンスを持たない馬が

絡んだのは２頭のみ。

 

いずれもキングマンボ系なので、今年も注目ですね。

 

 

・リアルスティール

ディープインパクト×ストームキャットでベストは

１８００ｍですが昨年も２着にきているように

東京２０００ｍであれば同様のパフォーマンスは

披露してくれそうです。

 

ただ勝ち味に遅い一族で２歳・３歳で勝てないと、

なかなか勝ちきれません。

 

 

・レインボーライン

ステイゴールド×フレンチデピュティでパワータイプ。

もう少し力のいる馬場で活躍しそうな配合です。

 

 

・ワンアンドオンリー

ハーツクライ×タイキシャトルで血統的には、

ハーツクライ×短距離ダートという黄金配合。

 

瞬発力とスピード勝負になるとついていけない

可能性はあります。

 

万が一この馬が復活する舞台があるとすれば、

小回りでパワー重視の馬場の時でしょう。

 

最終予想はまた週末に発表します。

 

 

 

 

 

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