阪神ジュベナイルフィリーズ２０２０

 

こんばんは、火下遊です。

本日は阪神ジュベナイルフィリーズ２０２０

の血統診断を行います。

 

本日出走馬が確定しました。

こちらが確定した出走馬です。

 

１勝馬も多く、２歳戦は血統が

馬券を買う為にも大きな要素となるので、

しっかり検証していきましょう。

 

今年は白毛馬の初Ｇ１勝利も期待できそうですね。

 

 

阪神ジュベナイルフィリーズ２０２０全頭血統診断～前半～

 

・アオイゴールド

ゴールドシップ×レッドランサム

今の速い時計の決着はゴールドシップ産駒

には合わない可能性も。

 

母父もロベルト系で、スピードに

対応できる可能性は極めて薄いです。

 

一雨降って時計がかからないと

厳しいでしょう。

 

・インフィナイト

モーリス×アグネスデジタル

 

阪神マイル戦は王道血統が強い条件。

モーリス産駒は父スクリーンヒーローで

王道血統からは外れた種牡馬。

 

パワーとタフ差のある種牡馬なので、

内回りコースや荒れた馬場が得意な条件か。

 

ここまで２戦とも不良馬場で好走しており

瞬発力勝負の阪神マイル戦が向いている

かどうか。

 

お兄さんにブラックスピネルがおり、

２歳戦でも勝ち負けできる早熟性も高い

ですが、重賞の舞台ではやや早い段階では

勝負弱さを露呈するかもしれません。

 

・ウインアグライア

マツリダゴッホ×Arch

父マツリダゴッホは早熟種牡馬で

２歳戦での活躍は納得です。

 

母父Archがロベルト系でもあり、

距離の融通性を持たせているのでしょう。

 

２歳戦であればマイル戦でも走れる

でしょうし、穴で一考といったところか。

 

・エイシンヒテン

エイシンヒカリ×エイシンワシントン

スピードは目を見張るものがありそう。

 

スピードに任せて逃げてどこまで

踏ん張る競馬ができるかといった

ところでしょう。

 

距離は外回りマイル戦はやや長い

かもしれません。

 

・オパールムーン

ヴィクトワールピサ×マヤノトップガン

兄弟にサイモンラムセスがおり、

無事これ名馬で長く活躍できそうな配合馬。

 

牝系からもスタミナ十分で、ロベルトの

クロスも持っています。

 

軽い馬場への適性は薄いですが、

乱ペースなどでスタミナやタフ差が

必要な舞台には強そうです。

 

・サトノレイナス

ディープインパクト×ノットフォーセール

全兄はサトノフラッグで、中山巧者。

 

この馬も瞬発力勝負よりは、コーナー４つ

で捲りながら競馬をするほうが得意

なのかもしれません。

 

ただこのレースでも仕上がりの早い

ディープ産駒は買いなので、

一定の評価は必要です。

 

・サルビア

ダイワメジャー×マムール

このレースは持続力の高いサンデー系

は相性がいいレースなので、

ダイワメジャー産駒も何度も馬券に

絡んでいます。

 

ドイツ血統で近親には２歳戦で活躍

していた、アンブロークンやユングヴィ

などがいるように、早熟性もあり。

 

高速決着への対応もそこそこは

できそうで、２歳戦だけなら狙える

かもしれません。

 

・シゲルピンクルビー

モーリス×ハイシャパラル

お姉さんには３歳牝馬クラシックで

活躍したシゲルピンクダイヤ。

 

お父さんがダイワメジャーから

モーリスに変わったことで、もっと

小回り向きのタイプになっているかも

しれません。

 

外回りのマイル戦よりは、内回りの

１４００ｍ戦のほうが適性はありそうです。

 

・ジェラルディーナ

モーリス×ディープインパクト

ジェントルドンナの娘で、Ｇ１の

舞台設定はあいそうです。

 

ただ父モーリスとの相性がいい配合

とは思えず、切れ・スピード・スタミナ等

中途半端なタイプの馬になっているのでは

ないでしょうか。

 

 

 

阪神ジュベナイルフィリーズ２０２０全頭血統診断～後半～

 

・ソダシ

クロフネ×キングカメハメハ

白毛一族でこの馬も白毛。

 

クロフネもこのレースで相性のいい

持続力種牡馬ですし、牝系も良血で

血統からもチャンスは十分感じます。

 

ここまでダートでの活躍馬が多かった

白の一族ですが、芝でＧ１戦線を

沸かせることができれば、アイドルホース

として将来性も高くなりそうです。

 

・ナムラメーテル

リオンディーズ×グランデラ

時計がかかる数年前のＪＦであれば

こういった欧州型の持続力タイプが

良かったのかもしれません。

 

現状の時計の速い馬場での競馬では

もう少し米国的な要素が必要でしょう。

 

・フラリオナ

ストロングリターン×キングカメハメハ

 

今週他界したシンボリクリスエスの

後継種牡馬ストロングリターン産駒。

 

時計がかかる馬場だとしても、

阪神外回りマイル戦には向いて

おらず、小回りでのタフ差比べの

ようなレースに適性がありそうです。

 

・ポールネイロン

オルフェーヴル×ダンシリ

 

オルフェーヴル産駒は気性が悪い

タイプの馬が多く、若いうちは

先行押し切りのようなタイプの馬が

活躍するのが特徴。

 

牝系にはダンチヒ・マキャヴェリアン

と世界的良血の血で固められており、

Ｇ１の舞台で一気に才能が花開くかも

しれませんね。

 

・メイケイエール

ミッキーアイル×ハービンジャー

ソダシ同様白の一族の血を引く馬なので、

ソダシを買うのであればこの馬も

一緒に買っておくほうがいい馬。

 

この馬自身は白毛馬ではないため、

父ミッキーアイルが強く出ている

のかもしれませんね。

 

ただ気性が激しすぎて武豊Ｊでさえ

前走まではお手上げ状態。

 

どこまで気性が改善しているかで、

マイルまで距離が持つかどうかしっかり

見極めが必要ですね。

 

・ユーバーレーベン

ゴールドシップ×ロージズインメイ

父・母父ともに高速馬場への

適性は低く、道悪競馬が得意な種牡馬。

 

マイルよりは２０００ｍくらい

距離も必要で、今回の条件は厳しいと

言わざるを得ません。

 

・ヨカヨカ

スクワートルスクワート×デインヒルダンサー

 

配合からもスプリンター。

九州産馬ということもあり、

王道路線では厳しいのではないでしょうか。

 

ただスピードはかなりのものがありますし、

次回１２００ｍ戦に出てくれば狙いたい

タイプですね。

 

・リンゴアメ

マツリダゴッホ×マイネルラヴ

早熟タイプの種牡馬マツリダゴッホ

にスピード種牡馬のマイネルラヴ。

 

函館２歳Ｓを勝ち重賞ホースと

なりましたが、阪神外回りマイル戦

となると、スタミナが今のままでは

厳しいでしょう。

 

この馬も夏ごろには１２００ｍ戦を中心に

走っていそうですね。

 

・ルクシオン

エイシンフラッシュ×アグネスタキオン

九州産馬ですが字面からは牝系に

マキャヴェリアンも持っており、

スピード・スタミナのバランスが

取れた配合。

 

エイシンフラッシュ産駒で活躍馬が

いない点はこの種牡馬の底力に寄与

するところかもしれません。

 

ただ牝系からも１２００ｍオンリーには

見えませんし、距離延長は楽しみです。

 

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