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朝日杯FS2023
こんばんは、火下遊です。
本日は朝日杯FS2023の血統診断
を行います。
出走馬が確定しました。
先週の阪神JFを見ると速い
上がりの決着となっていましたが、
朝日杯は土曜まで雨予報ということで、
稍重くらいになりそう。
先週と比べると上がりもかかるかも
しれませんね。
先週よりはタフな馬場に強い血統馬
を選んだほうがいいかもしれません。
朝日杯フューチュリティステークス2023全頭血統診断~前半~
・アスクワンタイム
ロードカナロア×ディープインパクト
兄弟にファンタジストやボンボヤージ
がいるように、12~14が得意なのは
間違いありません。
上の2頭もアスクワンタイム自身も
小倉1200mの重賞を勝っており、
将来的にも小倉1200mで
狙いたい馬です。
・エコロヴァルツ
ブラックタイド×キングカメハメハ
お父さんのブラックタイドはディープ
の全兄ですが、ディープとは違い
パワーのある持続タイプを輩出します。
ワンターンのマイル戦よりはコーナー4つ
のコースのほうが良さそうですし、
マイルもやや短いかもしれません。
・エンヤラヴフェイス
エイシンヒカリ×Devil’s Bag
お父さんはエイシンヒカリで、
ディープ産駒ですが、お父さんと
タイプが違い、中距離でスピードの
持続力で勝負する種牡馬。
牝系は欧州色が強い配合で、
時計の速いマイル戦よりは、時計が
多少かかるほうが良さそう。
将来的にはローカル1800mあたり
が良さそうですが、時計や上がりの
かかるレースになればマイルでも
対応できるでしょう。
・オーサムストローク
エピファネイア×Frankel
お父さんが2歳中距離戦では
絶好調のエピファネイアで、母父が
このレースでも過去5年父馬として
絡んでいるFrankel。
配合バランスはいいですが、
エピファネイア産駒の牡馬が重賞で
活躍する距離が1800m以上
に集中している点は気になりますね。
・クリーンエア
リアルインパクト×Street Cry
お父さんのリアルインパクトは
ディープ産駒ですが短距離向きの種牡馬。
牝系もスピード色の強い配合で、
マイルは長いかもしれません。
タフな直線の長いマイル戦では
スタミナ不足を露呈するかもしれません。
・サトミノキラリ
ビッグアーサー×ディープインパクト
ビッグアーサー産駒なので、ベストは
1200m戦でしょう。
母父ディープで牝系はアルゼンチン
なので、急坂コースの阪神は
割引ですし、距離延長でG1が
あうとは思いません。
・ジャンタルマンタル
Palace Malice×Wilburn
お父さんのPalace Maliceが
日本で結果を出している、
アイアンバローズやジャスティンパレス
のお兄さんになります。
兄弟を見ると長距離戦のイメージが
ありますが、ジャスティンパレスは
超絶レコード決着の天皇賞秋でも
速い時計に対応して2着でした。
この馬の牝系は米国系なので、
マイル戦のスピード決着のほうが
高いパフォーマンスを発揮できるでしょう。
前走のデイリー杯2歳Sでは稍重馬場
に対応できているので、雨は得意かも
しれませんね。
・シュトラウス
モーリス×アドマイヤベガ
この馬には雨が残ってくれたほうが
好走するイメージが沸きます。
お母さんのブルーメンブラッドは
古馬になって重賞で活躍しましたが、
そのせいかお母さんほどの
名の知れた産駒が出てきません。
モーリスも晩成タイプで気性に難が
あるタイプだけに、2歳G1では
割引でしょう。
朝日杯フューチュリティステークス2023全頭血統診断~後半~
・ジューンテイク
キズナ×シンボリクリスエス
お姉さんがフィリーズレビュー3着。
曾祖母に桜花賞2着の
ツィンクルブライド。
阪神適性はありそうですが、
牝系からは阪神の内回り向き。
キズナもパワーを注入する種牡馬なので、
スローの瞬発力勝負になると向かない
かもしれません。
・セットアップ
デクラレーションオブウォー×アルデバランⅡ
デクラレーションオブウォー産駒は
パワータイプの産駒が多く、タフな
レースで穴をあけるタイプ。
雨馬場や荒れた馬場、冬の上がりが
かかる中距離レースなど。
外回りコースだと上がりが必要な
レースとなるので、そうなるとやや割引。
マイルよりは内回りの14や18の方が
適性は高いでしょう。
・タイキヴァンクール
エイシンヒカリ×キングヘイロー
お父さんのエイシンヒカリは、
中距離でスピードの持続力で勝負する種牡馬。
母父キングヘイローは近年の母父で
ブレークしている種牡馬。
牝系はスピード牝系なので、
マイルくらいでスピードを活かせる競馬
ができれば、残り目も。
・タガノエルピーダ
キズナ×キングカメハメハ
お兄さんにデイリー杯2歳Sを勝った
タガノエスプレッソや、きさらぎ賞
2着のタガノディアマンテ。
2歳から活躍できますし、
古馬になっても成長するバランス
の取れた配合。
牝系にはトニービンも入り、G1でも
十分戦える底力も持ち合わせています。
・タガノデュード
ヤマカツエース×ハーツクライ
お父さんのヤマカツエースは金鯱賞
連覇したように、得意な舞台は
コーナー4つの2000m。
G1でのマイル戦に対応できる
スピードは配合からも感じないので
ここは苦戦しそう。
将来的にはローカル中距離でしょう。
・ダノンマッキンリー
モーリス×Holy Roman Emperor
阪神マイルでモーリスはマイナス
ですが、母父が今年唯一の
デインヒル産駒。
このレースで抜群の相性を誇る
デインヒル系だけに、お父さんの
相性の悪さをも覆してくれるかも
しれません。
・ナムラフッカー
スワーヴリチャード×ルーラーシップ
今年の新種牡馬で当初の
イメージとは違う産駒を多数
輩出しています。
この配合からはイメージがつかない
瞬発力を見せてくれていますが、
この馬はハーツクライと曾祖母
のアイリッシュピースが兄弟という
超近親配合。
気性に難がありますが、
アイリッシュダンスの瞬発力を
さらに爆発させることができる
ポテンシャルを持ち合わせています。
近親配合にありがちな気性難を
どう押さえて競馬ができるかでしょう。
・バンドシェル
バンドワゴン×ルーラーシップ
お父さんのバンドワゴンは今年
ブレークしているスワーブリチャード
のお兄さん。
弟が成功していることから、
今後この馬の需要も増えるかもしれません。
ただスワーヴリチャードとの違いは
お父さんが欧州色の強い、
ホワイトマズルなので日本のレース
では速い時計への対応は鍵になりそう。
バンドシェルに関しては、配合からは
マイル要素を感じられないため、
マイルのG1では厳しいかもしれません。
・ミルテンベルク
モーリス×ディープインパクト
モーリス産駒の相性の悪さは
マイナスですし、ドイツ牝系との配合で
切れる脚は使えそうですが、
お母さんが1400mが得意な
タイプだけにマイルは厳しいかも。
タフな流れの12や14が活躍の
舞台でしょう。
今年の朝日杯で狙いたい血統馬は⇒ダノンマッキンリー
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