オークス２０２５

 

こんばんは、火下遊です。

本日は優駿牝馬（オークス）2025の

全頭血統診断を行います。

 

注目の枠順はこちら

 

初めての２４００ｍ戦でどの馬も、

スタミナが心配でしょうから内でスタミナ

温存を狙うのが理想です。

 

内で脚をためる差し馬か、スタミナ自慢の

速めにペースが作れる先行馬を狙うのが

オークス攻略の鍵。

 

以前はスローの直線勝負のオークスも

ありましたが、近年は完全にスタミナ戦。

 

欧州スタミナ血統と中距離クラシック

血統にややスピードを取り入れた配合

馬がオークス血統と言えるでしょう。

 

優駿牝馬（オークス）2025血統全頭診断・前半

１枠１番　アルマヴェローチェ

ハービンジャー×ダイワメジャー

 

マイル戦でのスピードの持続力

勝負で能力を発揮できる母父ダイワメジャー。

 

お父さんのハービンジャーは

鬼門の桜花賞で負けて、オークス

で巻き返す種牡馬。

 

この馬は鬼門の桜花賞でも２着と

ハービンジャー産駒で初めて

桜花賞で絡んだように、力はこの世代

最上位の馬。

 

欧州長距離の父に、スピードの

持続力に長けたダイワメジャーで

ベスト舞台と言えるでしょう。

 

１枠２番　レーヴドロペラ

モーリス×ディープインパクト

 

モーリス産駒はクラシックでは

割引の種牡馬。

 

牝系は欧州でパワーとスタミナ型。

良馬場オークスではスピード

負けしそうな配合です。

 

モーリスも馬場が悪くならないと

３歳東京では厳しいでしょう。

 

２枠３番　パラディレーヌ

キズナ×Closing Argument

 

キズナ産駒はこのレースでも

パフォーマンスを下げない種牡馬。

 

母父は米国でダート的なパワーを

持っているタイプ。

 

東京よりはもう少しパワーに

寄っている中山向きでしょう。

 

２枠４番　アイサンサン

キズナ×シンボリクリスエス

 

全姉にエリザベス女王杯を勝った

アカイイト。

 

意外性と底力を持つ配合ですが

晩成タイプの配合で、今の力で

どこまで通用するかでしょう。

 

３枠５番　リンクスティップ

キタサンブラック×Kitten’s Joy

 

キタサンブラック産駒で母父は

サドラーズウェルズ系でも、

切れる脚が特徴の種牡馬。

 

長くいい脚を中距離戦で使える

タイプの配合なので、桜花賞よりは

オークス向き。

 

距離が足りないと思われた桜花賞

でも３着に差し込んできており、

距離延長のここは楽しみしかありません。

 

３枠６番　ビップデイジー

サトノダイヤモンド×キングカメハメハ

 

お父さんのサトノダイヤモンドは

京都のような平坦の中・長距離を

得意とする種牡馬。

 

桜花賞よりはオークスで魅力を

感じる馬。

 

近親を見るとマイルの重賞で

活躍している馬もおり、牝系からは

対応できそうですが、ややスピード

に欠ける配合です。

 

４枠７番　レーゼドラマ

キズナ×Burning Roma

 

キズナに母父がミスプロ系で

近親にはアメリカのチャンピオン

スプリンターでもあるビッグドラマ

がいます。

 

フラワーＣで強い競馬をしている

ように、中山１８００ｍがよさそう。

 

東京２４００ｍはやや長い気もします。

 

４枠８番　サタデーサンライズ

デクラレーションオブウォー×サンデーサイレンス

 

配合的からは小回りなら２０００ｍ、

外回りでマイルまでがよさそうな馬。

 

東京２４００ｍは長い印象で、

スピードとパワーが強調された

配合なのでダートでも走れそうです。

 

５枠９番　エンブロイダリー

アドマイヤマーズ×クロフネ

 

良馬場のスピード決着マイル戦で

桜花賞を制覇。

 

ＮＨＫマイル出走であれば

不動の本命でしたが、オークスで

距離が持つのか。

 

牝系はビワハイジがお祖母ちゃんで

近親には準３冠馬ブエナビスタ

がおり、牝系のスピードとスタミナ

底力はここに入っても問題なし。

 

アドマイヤマーズ産駒だけに、

今後は間違いなくマイラーとして

力を発揮できる馬です。

 

５枠１０番　タイセイプランセス

リアルスティール×Australia

 

リアルスティール産駒は芝なら

ゆったりとした距離がよく、

スローの瞬発力勝負のタイプ。

 

牝系は欧州のスタミナとスピード
、
のバランスが取れた配合で、

オークスの適性としてはバランス

がいい配合です。

 

優駿牝馬（オークス）2025血統全頭診断・後半

 

６枠１１番　ウィルザヴァイブ

アルアイン×ハービンジャー

 

アルアインは自身が皐月賞を勝って、

ダービーで５着だったように、

２４００ｍは若干長い印象。

 

母父ハービンジャーでスタミナを

注入していますが、アルアインは

自身の特徴を出す種牡馬。

 

ブルーメンブラットの牝系だけに

気性の危うさも持っていますので

マイル以下か小回りで力を発揮する

タイプではないでしょうか。

 

６枠１２番　ブラウンラチェット

キズナ×Congrats

 

お兄さんは今や世界のダートでも

上位に君臨しているフォーエバーヤング。

 

父リアルスティールからキズナに替わって

芝適性はアップ。

 

牝系からは高速馬場での適性が

高そうで、距離も２０００ｍがベストか。

後々はダートでも見たい馬です。

 

７枠１３番　タガノアビー

アニマルキングダム×アイルハヴアナザー

 

近親で活躍しているのは、

マイル以下やダート戦。

 

配合から見るとオークスで好走する

イメージが見えない馬。

 

それでもここ２走芝の中距離で

上がり３３秒台で好走している

この馬のポテンシャルは相当なの

かもしれませんね。

 

７枠１４番　サヴォンリンナ

サトノダイヤモンド×Zoffany

 

お兄さんのサンライズジパングは

皐月・ダービーは惨敗して、

ダート路線で現在活躍しています。

 

この馬はサトノダイヤモンドに父が

変わって、芝適性はUPしており

前に行って残るのはこういうタイプ

なのかもしれません。

 

７枠１５番　カムニャック

ブラックタイド×サクラバクシンオー

 

母父サクラバクシンオーに目が

いきがちですが、ダンスパートナー

牝系で牝系のスタミナは牝馬同士の

オークスなら心配はなさそう。

 

脚をためての直線スピードが

この馬の武器なので、スローで

脚をためて母父サクラバクシンオー

で爆発させるイメージか。

 

ペース次第ではここでも。

 

８枠１６番　ゴーソーファー

キズナ×Ghostzapper

 

キズナ産駒なので種牡馬だけ

見ると適性は高そうですが、

母父ゴーストザッパーは今の

欧州的な適性が求められる

オークスではスピードとパワー

に寄りすぎているイメージです。

 

８枠１７番　ケリフレッドアスク

ドゥラメンテ×ディープインパクト

 

この兄弟はお父さんがロードカナロア

の産駒が重賞を勝っており、

全て小倉の１２００ｍ勝ち。

 

お父さんがドゥラメンテに変わって

距離の融通性はききそうですが、

ロードカナロア以外の種牡馬を

つけて走った産駒がいないのは、

不安材料。

 

これまで活躍した産駒を見ると

距離も不安ですね。

 

８枠１８番　エリカエクスプレス

エピファネイア×Galileo

 

スピードがあまりなさそうな

配合なのにフェアリーＳで見せた

スピードは牝系のダンチヒからくる

ものかもしれません。

 

重い馬場が得意な血統なので、

雨馬場も問題なさそうですが、

サドラーズウェルズの４×３という

超近親配合で、気性はかなりきつい

タイプなのでしょう。

 

折り合いがつくかどうかが

鍵になるタイプですが、この

重たい配合で先行するのであれば

オークスで前で粘れるタイプには

該当します。

 

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