エリザベス女王杯２０１８

 

こんばんは、火下遊です。

本日はエリザベス女王杯２０１８の

全頭診断を行います。

 

近年は３歳馬が必ず絡みオークス＞秋華賞

とパフォーマンスが高い馬が絡んでいます。

 

ただ今年の３歳馬は実績から見るとやや

物足りないだけに、３歳馬の取捨がポイント

となりそうですね。

 

血統からはキングマンボ系と

ディープインパクト、長距離サンデー系

を狙っていきたいですね。

 

こちらが出走確定馬です。

 

 

それでは血統診断に入りましょう。

 

エリザベス女王杯２０１８全頭血統診断　～前半～

 

・アドマイヤリード

ステイゴールド産駒で母父ニューメラスは

聞き慣れない種牡馬ですが、日本でも短距離

のパワータイプとして産駒が活躍していた

ジェイドロバリーの全弟。

 

牝系にはグレイソヴリンやネヴァーベンド系

も持っておりスタミナ配合。

 

京都や東京での瞬発力勝負に対応する

競馬を見ると、母父の影響よりは牝系の

欧州配合が出ているようで、距離の融通も

ききそうです。

 

・エテルナミノル

お父さんはエンパイアメーカー。

京都の外回りというよりは内回り配合。

 

牝系にリアルシャダイが入っているので、

距離に不安はありませんが、父系のパワーが

この条件にはあいません。

 

・カンタービレ

日本の競馬ではあまり活躍馬が出ない、

母父のガリレオ。

 

牝系はかなり重厚なスタミナ配合で、

軽い京都での外回り瞬発力勝負に

対応できるかが鍵。

 

お父さんにディープインパクトを

つけることで瞬発力を補充していますが、

切れ不足は否めないでしょう。

 

・クロコスミア

ステイゴールド×ボストンハーバーで

馬場が渋れば面白い存在となりそう。

 

スピードを持続させる能力が高い

ステイゴールド産駒だけに、昨年の

ように前残りのペースで上手く先行できれば

残り目もあるでしょう。

 

上がり勝負になるとかなり厳しいです。

 

・コルコバード

ステイゴールドの長距離小回りタイプ。

ここまで１３戦で１２回３着以内で５勝

という勝ち味に遅いステイゴールド自身

を思い起こすような産駒。

 

スピードは乏しく、瞬発力勝負にも

限界があるため、唯一馬券圏内を外した

のが京都２４００ｍ戦でもわかるように、

軽い前残り馬場の京都では厳しいかもしれません。

 

・スマートレイアー

ディープインパクト×ホワイトマズル。

距離も１４００ｍ～２４００ｍで結果を

出していますが、ホワイトマズルが

１２００ｍ～長距離まで幅広く産駒を

輩出しているのが理由かもしれません。

 

ただ芝ではやや底力にかける種牡馬なので、

父ディープインパクトでどこまでカバー

できるかといったところでしょう。

 

早熟傾向の強いディープインパクト産駒

で８歳となると割引は必要です。

 

・ノームコア

ハービンジャー×クロフネの配合では

小回りコースがベスト。

 

芝なら京都の小回りが得意なクロフネ

なので外回りの瞬発力勝負になると

厳しいかもしれません。

 

お祖母さんのインディスユニゾンの

お姉さんにエリザベス女王杯で２年連続

２着のフサイチエアデールがおり、

ハービンジャー産駒の距離延長も買いなので、

クロコスミア同様先行して、前残り決着を

演出できれば好走できるでしょう。

 

・ハッピーユニバンス

ジャングルポケット×サンデーサイレンス。

長い距離に短い直線。

近年のジャングルポケット産駒が

得意とする条件です。

 

北海道の長距離戦などのローカルでの

長距離戦がベストでしょう。

 

エリザベス女王杯２０１８全頭血統診断　～後半～

 

・フロンテアクイーン

メイショウサムソン産駒は小回り２０００が

得意な種牡馬。

 

京都の外回りコースでは切れる脚が

使えないので差し負けてしまいます。

 

牝系からも底力に欠ける配合で、

内枠に入り先行できれば、２・３着と

いったところでしょうか。

 

・プリメラアスール

スペシャルウィーク×アジュディケーティング

芝でのアジュディケーティングは今や、

時代遅れ的な種牡馬。

 

スペシャルウィークが入っている

馬達も上級クラスではスピード負けしており、

Ｇ１の舞台では厳しい配合といえるでしょう。

 

・ミスパンテール

母系の近親にはウメノファイバーがいる血統。

母系からは距離の融通がききそうで、

ダイワメジャーは牝系により、持続力を

発揮できるステイヤーを出すこともあり、

オークス以来の２０００ｍ以上もこなせる

下地はあります。

 

ただレースを見るとダイワメジャー産駒らしい

マイル～１８００ｍでの持続力競馬が

あいそうなので、Ｇ１の舞台となると、

距離延長はマイナスか。

 

・モズカッチャン

ハービンジャー×キングカメハメハ。

このレースで相性のいいキングマンボの血を

牝系に持ち、昨年の勝ち馬。

 

昨年同様小回り２０００ｍからの距離延長。

今年も有力候補です。

 

・リスグラシュー

長距離種牡馬のハーツクライ産駒。

リファールの４×５×４という、

瞬発力の塊のようなクロスを持っています。

 

母系はサドラーズウェルズやミルリーフを

持っており、脚が遅い切れ馬といったイメージ。

 

軽い京都の芝では後方で競馬して、

上がり最速も馬券にならず、といった

結果になる可能性も。

 

・レイホーロマンス

ハービンジャー産駒でお兄さんにスズカデヴィアス。

２０００ｍがベスト舞台の配合。

 

お兄さんのスズカデヴィアスが京都記念２着の

実績もあり、京都２２００ｍも守備範囲内です。

 

ただローカルのほうが、高いパフォーマンスが

発揮できそうです。

 

・レッドジェノヴァ

今回のメンバーで血統から一押ししたい馬。

 

シンボリクリスエス産駒ですが、ロベルト系

はこのレースでも相性が良く、お祖母さんの

マンハッタンフィズは、京都外回り

非根幹レースで最も高いパフォーマンスを

発揮するマンハッタンカフェの妹。

 

スタミナは十分で、京都の緩い流れにも

対応できる配合。

 

瞬発力では瞬発力サンデー系には

かなわないので先行してペースを

作りたいですね。

 

・ワンプレスアウェイ

ステイゴールド×ストームキャット。

 

姉妹で重賞勝ち馬ののタガノエリザベート、

キャットコイン、ロックディスタウン

を見ると重賞勝ちは２歳から３歳前半。

 

京都の２２００ｍは馬場の適性は

ありそうですが、距離は１８００ｍが

ベストではないでしょうか。

 

・ヴァフラーム

ハービンジャー×ジャングルポケット

と長距離でのスタミナ比べに強そうな配合。

 

これまでのレースぶりからも、

Ｇ１でレース上がりが３４秒台で流れるよう

な展開になると、この馬の位置からでは

届かないでしょう。

 

上がりがかかるスタミナレースなら

面白い存在になりそうですが・・・

 

最終予想は、展開や馬場も含めたうえでまた週末に！！

 

 

 

 

 

 

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