こんばんは、火下遊です。
本日は金鯱賞２０１９の血統展望を行ないます。
Ｇ１馬５頭が出走する、豪華メンバー。
ローカル中距離戦とは思えないほどの
出走馬レベルです。
こちらが出走予定馬と予想オッズ
Ｇ１馬５頭を押さえて１番人気予想は
エアウィンザー。
エアメサイアの息子でエアスピネルの弟。
体質が弱く素質はあるものの、
デビューして勝ち切れない競馬が続いていました。
２勝目を挙げたのが、３歳９月という遅咲き。
素質が開花したのも４歳に入ってで、昨年に
５戦４勝して１２月に初重賞勝ち。
勝ちっぷりも初重賞制覇とは思えない、
圧巻の強さ。
今年は重賞戦線でどれだけ活躍するのか、
まずはこの豪華メンバーが集結した金鯱賞で
力試しといったところでしょう。
金鯱賞２０１９展望
このレースはスタミナタイプが強いレース。
過去の実績からも距離延長よりは、２０００ｍ
組か距離短縮が有利。
距離延長組で絡むのは、雨馬場のスタミナ
馬場経由の馬達。
中山金杯やＡＪＣＣ、白富士Ｓからのローテ馬
が狙いと言えるでしょう。
こちらは過去５年金鯱賞の血統傾向です。
トニービンとキングマンボ系が圧倒的に強く、
ほとんどが欧州スタミナ配合馬。
ディープインパクト産駒もかなり絡んでいますが、
過去５年でサトノノブレスが３回絡んでいる
事が大きく、この馬はディープインパクトと
いうよりは母父トニービンの影響が大きかった
のではないでしょうか。
昨年のサトノダイヤモンドを凡走と
して捉えれば、切れるディープインパクト産駒
というよりは持続力タイプのディープが
このレースで好走できるタイプでしょう。
その中で今年注目の馬は、まず１番人気
エアウィンザーですが、このレース好相性の
キングカメハメハ産駒。
冒頭でも記述したように、牝系も日本で結果
を出している一族。
底力に欠ける面があるためＧ１では勝ち切れ
ませんが、Ｇ２では中心になれるタイプです。
強いメンバーとあたるのは初めてなので、
力関係が鍵ですが、血統からは狙っていきたい馬です。
人気どころではディープインパクト産駒
ですが切れタイプというよりは持続力系の
Ｇ２では２着コレクター化しているアルアイン。
ハーツクライ産駒で中距離戦では
確実に差し脚を伸ばしてくる、
リスグラシュー。
今回最も期待したいのは、有馬記念からの
距離短縮、母父キングカメハメハの
モズカッチャンです。
内枠巧者なので、枠順はかなり気になりますね。
その他にも３歳時ダービーで負けるまでは、
今年の明け４歳世代でも最強馬と言われていた
ダノンプレミアムも休み明けでどんな競馬を
見せてくれるのでしょうか。
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