こんばんは、火下遊です。
本日は、優駿牝馬（オークス）2022
の展望を行います。
オークスは牝馬で２４００ｍを走るのが
初めてという馬が大多数を占めるレース。
牡馬の菊花賞のようなイメージで、
血統が大きく影響してくるレースの１つです。
今年は阪神ＪＦと桜花賞では結果が
微妙に変わり、一冬越えての成長力や
枠順での差が出た結果となりました。
今回は桜花賞よりも８００ｍ延びますし、
２・３歳での序列が大きく変わる
可能性も否めません。
ただ毎年桜花賞４着馬までが必ず絡むの
で今年も桜花賞上位馬には注目ですね。
出走予定馬はこちら
今年は桜花賞の上位馬と各トライアル
で権利を取ってきた馬がほぼ順当に
出走してきました。
今年は桜花賞が１０着までが0.3差
の中に入っており、距離の適性次第
では十分逆転可能な着差ですね。
こちらが過去５年の馬券圏内データ
欧州配合が強く、近年はスタミナ種牡馬、
東京マイル得意血統など決着時計に
応じたタイプの馬が絡んでいます。
過去１０年で２分３４秒を切る決着時計
のときは母父クロフネが必ず馬券に
絡んでいますし、ダンチヒ系や
米国パワー・スピード系が強いです。
ただ２分２４秒以上かかる時は、
欧州系や長距離種牡馬での決着。
先週までの馬場傾向も踏まえて
どのタイプの血統馬がくるのか
吟味しないといけませんね。
優駿牝馬（オークス）2022レース展望
ここまで２歳Ｇ１を勝ち桜花賞で
大外枠の不利がありながら外の
差し馬で唯一上位に差してきた
サークルオブライフが１番人気想定。
２番人気想定がその桜花賞を制した
スターズオンアース。
３番人気想定が阪神ＪＦ３着で、
桜花賞も２着とマイルでは安定している
ウォーターナビレラとなっています。
以前のオークスはどスローになることが
多く、最初の１０００ｍはゆっくり
ついていき最後の１４００ｍで差せる馬
を買いたいレースでしたが、近年の
オークスは牝馬にとって初めての
距離ということもあり、スタミナ勝負
になる事も増えてきました。
過去３年で見ると桜花賞から馬券内に
入ってきた馬は各年１頭ずつ。
それ以外の馬は１８００ｍ以上を
使ってきた馬。
今年も桜花賞組か桜花賞以外からの
馬を軸にするのか悩ましいところですね。
桜花賞組を買うとすれば、上位５頭
までか５番人気以内だった馬。
フローラＳ組は中・長距離種牡馬
でさらなる距離延長が良さそうな馬でしょう。
今年のフローラＳ組では長距離血統馬
で距離が延びてもさらに
パフォーマンスを上げてくれそうな
シンシアウイッシュが面白そうです。
今回ローテからの注目は⇒アートハウス
過去５年でも２頭が絡んでいるのが
忘れな草賞勝ち馬。
２走前は不甲斐ない結果でしたが、
新馬戦と前走の忘れな草賞は川田Ｊ
が騎乗して堂々たる走り。
今回も川田Ｊが騎乗するので、
この馬本来の能力を発揮できそうです。
また出走馬が確定する木曜日に
血統診断を行ないますので、
どうぞお楽しみに。
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