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ジャパンカップ2022
こんばんは、火下遊です。
本日はジャパンカップ2022の
全頭血統診断を行います。
今年は外国馬が4頭、地方馬が1頭
出走してくれて、ジャパンカップらしい
フルゲート18頭での競馬。
ただここ何年かと比較すると、
少し日本勢は小粒な印象を受けます。
こちらが本日決まった枠順
ジャパンカップ2022全頭血統診断~前半~
1枠1番 シムカミル
Tamayuz×Pivotal
お父さんのTamayuzはミスプロ系
で牝系が欧州のスピードとスタミナ
を併せ持った配合。
牝系は日本の芝向きの配合も、
Tamayuzが父では厳しいか。
日本での産駒はスプリント戦で
活躍があった、マイネルエテルネルなど。
ジャパンカップの舞台東京2400m
で必要な速い上がりを使えそうな
血統ではありませんね。
1枠2番 オネスト
Frankel×Sea The Stars
父Frankelは牝系の長所を引き出す能力
があるため距離もコースも牝系次第で
東京2400mでもソールスターリング
のような馬が出てきます。
ただ母父She The Starsは日本での
活躍は皆無。
枠は最高の位置ですが、この馬が
速い上がりを使えるとは思えません。
2枠3番 ヴェルトライゼンデ
ドリームジャーニー×Acatenango
お兄さんにワールドエースや
ワールドプレミアがおり、ドイツ牝系
にサンデー系での組み合わせ。
この配合は東京で高速上がりも
使えますし、G1での底力も感じる
一族でもあり、ダービー3着の舞台で
どのような競馬を見せてくれるでしょうか。
2枠4番 トラストケンシン
ハーツクライ×エルコンドルパサー
ハーツクライ産駒は母父に日本で
走っていない種牡馬がつくと
大舞台に強くなります。
近親には重賞好走馬もちらほら
見えますが、兄弟には皆無。
G1でも格が違うジャパンカップでは
荷が重そうです。
3枠5番 グランドグローリー
Olympic glory×Daylami
お父さんはデインヒル系なので、日本の
高速馬場に対応できる可能性はあります。
さらに牝系にマキャヴェリアンもおり、
この馬自身雨馬場がほとんどですが、
血統からはスピード対応は可能。
昨年のジャパンカップも5着で、
今年も戦績を見る限り衰えておらず、
昨年以上の結果が期待できますね。
3枠6番 ヴェラアズール
エイシンフラッシュ×クロフネ
ダービーを勝っている
エイシンフラッシュ産駒。
エイシンフラッシュの牝系が
ドイツ牝系で高速上がりに対応
できる種牡馬ですが、この馬の
戦績を見る限りお父さんのいい
ところを引き継いでいます。
時計が速くなっても母父クロフネ
なら対応可能。
一族を見ると芝での大物もちらほら
見えますが、活躍しているのは3歳まで。
芝に変わってまだ1年経っていない
勢いのある今が買い時です。
4枠7番 テュネス
Guiliani×Toylsome
お兄さんが凱旋門賞を1・3着
したトルカータータッソ。
お兄さんのトルカータータッソの父は
長距離適性の高かったAdlerflug。
逆にテュネスがマイルで活躍した
スピードタイプのお父さん。
日本の高速馬場に対応できる
ドイツ血統と言えそうです。
4枠8番 デアリングタクト
エピファネイア×キングカメハメハ
エピファネイアはジャパンカップを
制しており母父キングカメハメハは
ダービー馬。
ただエピファネイア産駒のこれまでの
特徴として、完成度は早いが伸びしろ
が少ないため、2・3歳時よりも
パフォーマンスを落とす産駒が多いこと。
間隔を詰めてのこの使われ方も
マイナスでしょう。
5枠9番 ユニコーンライオン
No Nay Never×High Chaparral
牝系はスタミナ配合ですが
お父さんがスピードタイプ。
No Nay Never産駒は逃げてなんぼで、
適性距離は牝系にもよりますが、
小回りコースです。
買い時は前走であり今回ではありません。
5枠10番 ハーツイストワール
ハーツクライ×キャプテンスティーヴ
トニービンとブライアンズタイムが
入ると鈍重なタイプが多いです。
スピードも必要となるジャパンカップ
の舞台ではスピード負けする配合です。
ジャパンカップ2022全頭血統診断~後半~
6枠11番 カラテ
トゥザグローリー×フレンチデピュティ
トゥザの血が入ると適性は中山がベスト。
2400m外回りも距離が長そう
なので、ここは静観でしょう。
6枠12番 シャドウディーヴァ
ハーツクライ×Dansili
今の力のいる馬場で意外と適性は
高そうな配合で、昨年のジャパンカップ
でも7着に好走。
ディープインパクト産駒に次いで
適性の高いハーツクライ産駒に、
スピードとパワーを兼ね備えた
Dansiliの配合。
遅咲きのハーツクライ産駒ですし、
もう一花咲かせることができるでしょうか。
7枠13番 テーオーロイヤル
リオンディーズ×マンハッタンカフェ
お父さんのリオンディーズは
シーザリオ一族ですが産駒は
マイル前後が得意な馬が多い。
ただ近親には父ダイワメジャーながら
ダイヤモンドS3着AR共和国杯2着の
メイショウカドマツがおり、父種牡馬
に関係なくスタミナ馬を出す下地は
あります。
お兄さんにダートで重賞を
勝っているメイショウハリオがおり、
東京の速い上がりのコースでは
割引でしょう。
7枠14番 ダノンベルーガ
ハーツクライ×Tizway
ハーツクライは米国牝系と相性抜群の
種牡馬だけに、ダービーやジャパンカップ
ではよく絡む配合です。
時計の速い高速2400mが得意で、
今年の馬場がどんな馬場になるかも鍵。
ダービーと秋天を見る限り、
適性は2000mのほうが良さそうです。
7枠15番 シャフリヤール
ディープインパクト×Essense of Dubay
お兄さんのアルアインは皐月賞勝って
ダービーは5着。
米国ダート牝系なので、ダービーの
ような軽い高速馬場に強い配合。
もしくは小回り2000mの速い
馬場を上手に走ることのできる配合です。
今回はやや力のいる馬場になりそうで、
今の馬場をどうこなす事ができるかでしょう。
8枠16番 リッジマン
スウェプトオーヴァーボード×Caerleon
配合からは2000m以上の適性を
全く感じません。
サンデーもトニービンもないので、
この条件は厳しいでしょう。
8枠17番 ユーバーレーベン
ゴールドシップ×ロージズインメイ
父・母父ともに速い馬場への
適性は低く、道悪競馬が得意な種牡馬。
母母父もブライアンズタイムで
お祖母さんのマイネヌーヴェルは
稍重のホープフルSを勝った馬。
良馬場で一線級の牡馬相手だと
切れ負けしそうです。
8枠18番 ボッケリーニ
キングカメハメハ×ダンスインザダーク
キングカメハメハ産駒でお兄さんは
ジャパンカップ3着のあるラブリーデイ。
血統は日本の近代クラシック主要血統
をほぼ持つ馬。
キンカメ・トニービン・サンデー・
ロベルトと自身を主張する種牡馬
が揃っていることで、中途半端な
バランスのいいタイプになってるの
かもしれませんね。
今年のジャパンカップで血統から
最も注目したい馬はこちら⇒ヴェルトライゼンデ
先週の自分に、差をつける。
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