NHKマイルカップ2024

 

こんにちは、火下遊です。

本日はＮＨＫマイルカップ2024の

血統全頭診断を行ないます。

 

今週はアメリカでケンタッキーダービー

が行なわれます。

 

ここまで海外でも負けておらず、

無敗の５連勝中フォーエバーヤング

が出走するとあって日本でも

盛り上がっております。

 

日曜の朝はＧＷ終盤となりますので

競馬で盛り上がりましょう。

 

日本では同じ３歳馬の芝マイルの戦い、

全頭血統診断を行います。

 

こちらが出走確定馬です。

 

ＮＨＫマイルカップ2024全頭血統診断～前半～

・アスコリピチェーノ

ダイワメジャー×Danehill Dancer

 

マイル戦でのスピードの持続力

勝負で能力を発揮できるダイワメジャー産駒。

 

例年新潟２歳Sを勝つタイプは

早熟系やダート系ですが、この馬は

３歳秋以降も成長し続ける、

リッスンの牝系。

 

母父もスピードが魅力のダンチヒ系で

マイルであれば、大きいところで

勝負できる馬で、ＮＨＫマイルＣで

絡む血統構成と一致しており、

ここはベスト条件でしょう。

 

・アルセナール

エピファネイア×ダイワメジャー

 

早熟タイプのエピファネイアに

東京マイルで相性抜群のダイワメジャー

を母父に持ち、東京マイルは文句なし。

 

スピードとスタミナのバランスもよく、

良馬場が理想です。

 

お姉さんのナミュールが来週の

ヴィクトリアマイルに出走予定で

今週勢いをつけておきたいところですね。

 

・アレンジャー

リアルスティール×ネオユニヴァース

 

中距離型サンデー同士の配合。

高速マイルでは少しスピードが

足りない配合です。

 

配合だけ見ると、ベストは

福島１８００ｍと思える組み合わせです。

 

・イフェイモン

エピファネイア×ゼンノロブロイ

 

お母さんのイチオクノホシが

時計のかかったクイーンＣで２着

して、桜花賞も惨敗。

 

イフェイオンもパワー型なので、

中山のフェアリーＳよりも、

高いパフォーマンスが出せるかは

微妙なところ。

 

タイプ的には直線の短いところ

での、差し馬といったところでしょうか。

 

・ウォーターリヒト

ドレフォン×ヴィクトワールピサ

 

お父さんはスピード、パワータイプ

のドレフォン。

 

母父のヴィクトワールピサは皐月賞馬。

 

ドレフォンは牝系にパワーを足す

種牡馬で、お祖母さんの

マチカネハヤテはサクラバクシンオー

産駒らしく１２００ｍ馬だったので、

２０００ｍよりはマイルのほうが

スピードを活かせるのではないでしょうか。

 

ただ高速東京の適性は疑問です。

 

・エンヤラヴフェイス

エイシンヒカリ×Devil’s Bag

 

お父さんはエイシンヒカリで、

ディープ産駒ですが、お父さんと

タイプが違い、中距離でスピードの

持続力で勝負する種牡馬。

 

牝系は欧州色が強い配合で、

時計の速いマイル戦よりは、時計が

多少かかるほうが良さそう。

 

将来的にはローカル1800ｍあたり

が良さそうですが、時計や上がりの

かかるレースになればマイルでも

対応できるでしょう。

 

・キャプテンシー

モーリス×ステイゴールド

 

お母さんのアドマイヤリードが

ヴィクトリアマイルを勝っており

東京マイルの適性は悪くはありません。

 

ただお母さん、父モーリス共に

古馬になってよくなった配合なので

まだこの時期は力がつききっていない

のではないでしょうか。

 

またモーリス産駒では東京マイルの

高速決着が疑問です。

 

・ゴンバデカーブース

ブリックスアンドモルタル×ディープインパクト

 

配合からは綺麗な馬場での、

中距離タイプでしょうか。

 

東京マイルなのでもう少し、スピードの

ある種牡馬が入っていて欲しかった

ですが、３歳時であればマイル戦が

いいかもしれません。

 

この馬がブリックスアンドモルタル産駒

の代表となっていますので、今後も

走りには注目ですね。

 

・ジャンタルマンタル

Palace Malice×Wilburn

 

お父さんのPalace Maliceが

日本で結果を出している、

アイアンバローズやジャスティンパレス

のお兄さんになります。

 

兄弟を見ると長距離戦のイメージが

ありますが、ジャスティンパレスは

超絶レコード決着の天皇賞秋でも

速い時計に対応して２着でした。

 

この馬の牝系は米国系なので、

マイル戦のスピード決着のほうが

高いパフォーマンスを発揮できるでしょう。

 

・シュトラウス

モーリス×アドマイヤベガ

 

この馬には雨が残ってくれたほうが

好走するイメージが沸きます。

 

お母さんのブルーメンブラッドは

古馬になって重賞で活躍しましたが、

そのせいかお母さんほどの

名の知れた産駒が出てきません。

 

モーリスも晩成タイプで気性に難が

あるタイプですし、気性にも難が

ありそうなので、もう少し大人に

なってからでしょう。

 

ＮＨＫマイルカップ2024全頭血統診断～後半～

・ダノンマッキンリー

モーリス×Holy Roman Emperor

 

東京高速マイルでモーリスはマイナス

ですが、母父がダンチヒ系で

スピードの絶対値は高い馬。

 

ただやはりモーリス産駒が３歳

クラシックシーズンから対応できる

かとなると、厳しいかもしれません。

 

・チャンネルトンネル

グレーターロンドン×Henrythenavigator

 

お父さんのグレーターロンドンは

東京コースのような、直線の長い

コースよりは一瞬の末脚を発揮できる、

中山などの直線が短いところ向きの種牡馬。

 

狙うのであれば中山や福島に変わった

時でしょうか。

 

・ディスペランツァ

ルーラーシップ×Medaglia d’Oro

 

お兄さんのファントムシーフは、

昨年クラシックでも活躍しており、

弟のディスペランツァも本来は

中距離タイプなのかもしれません。

 

牝系はこのレースでもよくくる

サドラーズウェルズ系。

 

父ルーラーシップなので、スピード

に乗れば長くいい脚を使って

くれそうです。

 

・ノーブルロジャー

Palace Malice×More Than Ready

 

同じパレスマリス産駒の

ジャンタルマンタルと比較すると

こちらのほうがスピードタイプ。

 

ただ一本調子なスピードタイプの

母父なので、タフなレースになると

割引かもしれません。

 

自分のペースで競馬ができれば

ここでもチャンスはあるでしょう。

 

・ボンドガール

ダイワメジャー×Tizway

 

お兄さんのダノンベルーガも

体質が弱く、思うようにレースを

使うことができずにＧ１でも善戦マン

となっています。

 

ボンドガールもデビュー直後は

桜花賞馬確定とまで言われて

いましたが、やはり思うように

レースを使えず今回が初Ｇ１

というもったいない使われ方です。

 

同じダイワメジャー産駒の

アスコリピチェーノのほうが

牝系はこのレースでの適性が高いでしょう。

 

・マスクオールウィン

ドレフォン×ハーツクライ

 

ドレフォン産駒ですが、牝系は

中距離を得意とする種牡馬や

お祖母さんに、長距離種牡馬の

母父ハーツクライ。

 

短距離種牡馬に長距離牝系と

ＮＨＫマイルＣでくる配合パターン

なので、軽視は禁物かもしれませんね。

 

・ユキノロイヤル

ディーマジェスティ×タイキシャトル

 

パワー型サンデーにパワー短距離

種牡馬の母父なので、東京高速マイル

とは真逆の配合。

 

この馬の成績通り、中山向きの配合

といえます。

 

血統からＧ１での底力にも疑問

なのでここは苦戦するでしょう。

 

・ロジリオン

リオンディーズ×パイロ

 

お母さんのビービーバーレルは

フェアリーＳの勝ち馬。

 

母父パイロということで、東京芝の

Ｇ１レースでは厳しい種牡馬。

 

芝なら重馬場や荒れたローカル馬場、

タフな流れになりやすい阪神１４

などが今のこの馬には向いているでしょう。

 

今年狙いたい注目血統馬は⇒アスコリピチェーノ

 

#NHKマイルカップ

 

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