大阪杯２０１７

 

こんばんは、火下遊です。

大阪杯２０１７の展望を行います。

 

まずは大阪杯の出走確定馬と予想オッズ

 

今年からＧ１昇格ということもあり好メンバーが揃いました。

 

過去の勝ち馬を見てもオルフェーヴルやキズナ、ダイワスカーレット等

Ｇ１レースといってもいいくらいの好レベルレース。

 

 

今年も昨年のダービー馬マカヒキに古馬の横綱キタサンブラック。

昨年の大阪杯勝ち馬アンビシャス、香港ヴァーズで初Ｇ１勝ちした

サトノクラウン等多種多彩なメンバーが揃いました。

 

個性的な伏兵馬の出走もあり面白い一戦になりそうです。

 

 

 

 

 

★３月３０日全頭診断追記

 

大阪杯２０１７全頭診断

 

 

大阪杯出走馬が決まりました。

そこで全頭診断を行いたいと思います。

 

最終予想は枠順、馬場等も考慮して週末に予想しますので

どうぞお楽しみに！！

 

 

・アングライフェン

血統的にはメンバー中でも大阪杯に関しては上位の配合。

展開も向きそうですが、このメンバーに入りどこまでやれるのかが

ポイントでしょう。

 

 

・アンビシャス

調教は一度叩いている割にはイマイチです。

ただ血統診断でも書いている通り、血統はメンバー中最もあうはずですし、

リピートレースなので昨年勝っている点も○。

 

ここまでＧ１では掲示板止まりなところは気になります。

 

 

・キタサンブラック

この馬にとって初めてのペースを体感するのではないでしょうか。

短距離母系から天皇賞や菊花賞では軽視されながら、常に予想を裏切って

くれて、むしろ今回距離短縮なら絶対と思われがちですが・・・

 

速い逃げ馬を潰しに行かなければいけない役割を担うだけに、

ゴール前で一転の可能性も考えないといけません。

 

 

・サクラアンプルール

初めてのＧ２中山記念で好メンバーが揃う中２着。

ただお兄さんのサクラメガワンダーもＧ１になるとパフォーマンスを

下げていたように、Ｇ２・３でこそのタイプかもしれません。

 

しかしそのサクラメガワンダーが唯一Ｇ１で馬券に来たのは６歳の

宝塚記念でこの馬も今が充実期なのかもしれません。

 

 

・サトノクラウン

弥生賞は中山コースで勝っていますが、

基本的には平坦巧者で、しかも時計がかかる馬場が得意なタイプ。

良馬場で速い時計が出る馬場ならば評価は下げたいですが。

 

 

・スズカデヴィアス

昨年の金鯱賞のポツンから馬が変わり、今年の金鯱賞の波乱の

立役者となってくれました。

 

もともとはこの大阪杯で２年連続馬券圏内に来ているキズナとも

好勝負を繰り広げていた馬。

 

復調した今ならこのメンバーでも遜色ないとは思いますが、

正直前走勝てると思っていた中の３着だけにそこをどう評価するかでしょう。

 

 

・ステファノス

血統からは最も買いたくない、牝系が完全にアメリカン配合馬。

ただ叩き２走目の変わり身ホースだけに、頭を悩ます１頭。

 

ジョッキーが今年乗れていない川田だけに、

あまり積極的には買いづらい馬です。

 

 

・ディサイファ

鉄砲駆けはあまりしないで叩かれたほうがいいタイプ。

８歳ですし昨年後半から勢いもなくなりつつあり、

このメンバーで勝ち負けを望むのは酷かもしれません。

 

 

・マカヒキ

昨年の３着馬ショウナンパンドラがディープ×フレンチデピュティ

の母系が欧州でこのマカヒキも同じような配合。

ただマカヒキのほうが若干アメリカ色が強いのは気になる点。

 

昨年の春クラシック掲示板５頭はサトノダイヤモンド以外は、

消耗しきったのかハイレベルと言われたパフォーマンスを

秋以降見せれていないのが現状。

 

ここで昨春の輝きを取り戻せるのでしょうか。

 

 

・マルターズアポジー

ストップザキタサンブラックの刺客筆頭。

今回アポジーの乱を起こすべく出走してきました。

 

有馬記念はさすがに距離が長すぎて、３コーナーすぎから失速して

しまいましたが、今回はベストに近い条件。

 

この馬が馬券に絡む絡まないは別にして、このレースで

最も結果を左右する馬であることは間違いありません。

母父ストームキャットが強いレースで、

この馬はお父さんがストームキャット系で穴的な魅力は十分です。

 

 

・ミッキーロケット

母父Pivotalは今年最も注目される母父となるかもしれません。

自身は５Ｆ～６Ｆのレースで結果を出していた、

スプリンターですが、日本で母父に入ると

２０００ｍ前後に強い馬が出ております。

 

注目は皐月賞を参戦表明したファンディーナでしょうが、

お兄さんの若葉賞２着のナムラシングンや青葉賞２着の

ワールドインパクトなどの活躍馬がでています。

 

ミッキーロケットも秋にサトノダイヤモンドと接戦を

して以来この世代の上位として高いパフォーマンスを

示しています。

 

前走は出遅れがすべてで、確かにスタートの不安は付きまといますが

能力はこの世代の中でも上位といってもいいでしょう。

 

 

・モンドインテロ

ディープインパクト産駒なので距離短縮でもいいですが、

近走使われているレースがスタミナレースばかりで、

小回り２０００ｍに対応するのは厳しいのではないでしょうか。

 

 

・ヤマカツエース

調教の動きは文句なしで、金鯱賞を変則連覇。

 

距離が長いと思われた有馬記念でも４着と徐々に力を

付けてきており今回が勢い、条件等からも最も高いパフォーマンスを

出せる状況ではないでしょうか。

 

 

・ロードヴァンドール

先行争いが激化するだろうと思われる中、その先行争いに

絡んで来る１頭。

 

血統からもハイペースの消耗戦には強そうで、

逃げ・先行馬が潰れるペースで踏ん張るのは

こういうタイプの馬だと思います。

 

後は枠順次第といったところでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

大阪杯２０１７血統展望

 

 

血統的に見るとこのレースはノーザンダンサー系の相性がよく、

特にその中でもストームキャット、ニジンスキー、ノーザンテースト

を持つ馬の活躍が目立ちます。

 

こちらが過去５年の馬券圏内血統一覧です。

 

 

母父ストームキャットが目立つのと、欧州的なタイプで

重厚なタイプの馬が相性が良さそうです。

 

 

逆にアメリカンなミスプロ系パワータイプはあいません。

 

過去５年の大阪杯をふまえて今年のメンバーで血統ベスト５を選ぶなら

 

 

５位　サトノクラウン

３歳時に弥生賞を勝っているように、小回りの２０００ｍは

この馬にはベストではないでしょうか。

 

ノーザンダンサーの４×５を持ち、母系には今旬のマキャヴェリアンも。

ただ古馬になってからは平坦コースのほうが結果が出ている点が気になります。

 

 

４位　キタサンブラック

母父サクラバクシンオーでなぜか結果が出続けています。

ブラックタイドはディープインパクトよりもパワーがあるため、

中山や阪神の小回りコースでも結果が出せるのでしょう。

 

さらにノーザンダンサー系のリファールのクロスを持つため

パワーと切れ味のバランスに優れています。

 

血統的には３２００ｍの天皇賞春よりは向いています。

 

 

３位　ロードヴァンドール

これだけ母父ストームキャットが来ているので、

母父ストームキャットというだけで血統的な評価は上がります。

 

ダイワメジャーがお父さんということで、

サンデー系×ストームキャットのこれまでこのレースで

何度もきているパターンに当てはまります。

 

欧州系がいいので、この馬の米国的な母系だと適性からは

外れるかもしれませんが、お母さんのジャズキャットが

アメリカの大種牡馬タバスコキャットの全妹。

 

Ｇ１に昇格した大阪杯でこの馬の血統的な底力を発揮できる

かもしれません。

 

 

２位　アングライフェン

このメンバーの中に入って力的に足りるかは別にして、

血統だけ見ると大阪杯で来てもおかしくない配合馬。

 

小回り２０００ｍを得意として、この大阪杯でも何度か

来ているステイゴールド。

 

母系がパントレセレブルは凱旋門賞馬でトニービンも凱旋門賞馬

という凱旋門賞配合。

 

字面だけならここで一発あってもおかしくありませんが。

 

 

１位　アンビシャス

ディープインパクト×エルコンドルパサー。

母系は一見重厚な感じもしますが、むしろ大阪杯では

そういう配合馬にチャンスが出てきます。

 

昨年もこのレースを勝っていますし、

大阪杯がＧ１レースになるのを待ちわびていた

のではないでしょうか。

 

 

 

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