こんばんは、火下遊です。
本日は京成杯2021のレース展望
を行ないます。
先週は突如として高速時計が
出るようになった中山芝コース。
例年であれば２分１秒から２分２秒
かかるパワー馬場で皐月賞よりは、
トライアルの弥生賞に近い適性が
求められる一戦。
土曜の時計次第では例年とは考え方を
変える必要があるかもしれません。
こちらが出走馬確定メンバー
全てが１勝馬の中、単勝１倍台の人気馬
がいるので波乱があってもおかしくありませんね。
こちらが過去５年の馬券圏内馬です。
黄色のキングカメハメハ、ステイゴールド
は春のクラシックでも顔を出してきますが、
青いロベルト系や重い欧州血統馬は、
雨が降らないと春には厳しい血統。
このレースは例年時計がかかるので、
重い欧州系が活躍するレースですが、
時計が速くなると、米国血統にも注意
しないといけませんね。
京成杯2021出走馬展望
今回全て１勝馬のためどの馬が逃げる
のかどうか難しいですし、頭数も
落ち着いたのでどスローもありえるかもしれません。
ただ先週は時計が速くなりましたが、
差し馬の台頭も目立ち始めたので、
狙うのは差し馬で内に閉じ込められると、
馬場が悪いところを通らされて、
厳しいかもしれません。
その中でまず注目は現在圧倒的な
想定オッズとなっているグラティアス。
ルメールＪ騎乗でお姉さんが
レシステンシアという事からも
実力以上に人気になっているような気もします。
新馬戦はどスローでの逃げ切りで、
とても重賞で１倍台の人気を背負う
ようには思えませんでした。
初戦スローで逃げているように、
今回この馬がハナを切れるかも
わかりませんし、ハナを切れなかった
時には脆さを露呈するかもしれません。
お姉さんがレシステンシアということで
スピードの絶対値は高いでしょうし、
馬場悪化になったとしても押し切れる
パワーも兼ね備えてるかもしれませんね。
時計が速くなった時に注目したい馬が
田辺Ｊ騎乗のプラチナトレジャー。
キングカメハメハ産駒はこのレースで
相性はいいですし、母父クロフネなので
時計がかかる馬場よりも時計が出る馬場
で持ち味がいきる種牡馬。
ここ２戦東京コースとはいえ、後ろから
しっかり脚が使えていますし、
中山得意の田辺Ｊなので、外から
まくっての差しが期待できそうです。
逆に時計がかかるパワー馬場になれば、
モーリス産駒の２頭タイソウと
テンバガーに注目。
先週のシンザン記念が時計のかかる中京の馬場でモーリス産駒がワンツー。
冬の時計のかかる馬場ではメジロ牝系は要注意です。
最終予想はまた週末に。
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