こんばんは火下遊です。
本日は東京新聞杯2021の血統展望
を行います。
東京が先週から開幕しましたが、
開幕週ですが差しがきく馬場になっています。
また時計もこの時期にしては速く、
土曜の白富士Ｓでは１分５９秒０の
勝ち時計。
今週も早い時計に対応できる差し馬が
狙いなのかもしれません。
メンバー的には実力伯仲の好メンバーが
揃いました。
こちらが出走予定馬と予想オッズ
１番人気想定ですが、今年明けてから
好調を維持している福永Ｊ騎乗の
ヴァンドギャルド。
２番人気想定が昨年２着の
シャドウディーヴァ。
３番人気想定が今年絶好調で先週
重賞連勝は止まりましたが、しっかり
馬券圏内３着に持ってきたルメールＪ
騎乗のトリプルエースとなっています。
ただこの馬が３番人気想定なのは
ジョッキー人気なのは間違いないでしょう。
東京新聞杯2021展望
こちらは過去５年の血統傾向です。
ノーザンダンサー系のリファール持ち
が毎年絡んでいます。
ディープインパクトがリファール持ち
なのでなかなかリファール持ちだから
くるとは思いづらいかもしれません。
ただ同じ東京マイルでも春は
ヴァイスリージェント系が走るので
時期によって同じ条件でもあう血統が違うと
いう点も血統の面白いところです。
今回のメンバーでリファール持ちの
種牡馬に注目すると
・ディープインパクト産駒
エントシャイデン・サトノアーサー・
サトノインプレッサ・トライン・
プロディガルサン
その中でもサトノアーサーは昨年４着で
牝系にもリファールが入っており、
リファールの４×５。
血統通り、切れ味勝負が得意なタイプ。
軽い馬場の関屋記念を勝った後、ここ２戦
期待を裏切ってますが、昨年４着の舞台で
もう１度ここは見直したいところですね。
・ハーツクライ産駒
カテドラル・シャドウディーヴァ
シャドウディーヴァは昨年２着ですし、
府中牝馬Sも２着、ただ人気を落とした
時に激走する傾向がある馬で、ここまで
人気になるとどうかも、今年も注目しないと
いけない１頭ですね。
・ジャスタウェイ産駒
ロードマイウェイ・ヴェロックス
ジャスタウェイがハーツクライ産駒
でハーツクライ直仔のほうがこの
条件にはあうので、ディープ産駒と
ハーツクライ産駒がこれだけ出走して
いると勝ち切るのはどうでしょうか。
ただヴェロックスは今回初めてのマイル戦。
３歳クラシック戦線では全て馬券圏内に入り、
将来を有望視されていましたが、近走不振。
この初マイルの条件替わりで復活はあるのでしょうか。
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近年もインディチャンプ、リスグラシューと後のＧＩ馬が勝ち馬に名を連ねているように、冬場のＧ３にも関わらず、一線級の素質馬が出走するレースとなっている。
海外遠征が多くなりレース選択の幅が広がったため、そのステップとしての出走というケースもあるが、大半の古馬マイラーにとっては安田記念、牝馬であればヴィクトリアマイルが春の大目標になるということが深く関わっている。
なぜなら、その後も安田記念、ヴィクトリアマイルに向けての前哨戦はいくつかあるものの、同じ東京マイルで行われる古馬の重賞がないから。
本番と同じ舞台を経験しておくことは、後々の強みになることは言うまでもない。一線級の素質馬が出走するのには、このような陣営の思惑が存在するのだ。
一連の思惑や裏事情を知っている関係者には、東京新聞杯は今後を占う上で注目のレースとなっている。
しかし、出走する全馬が先を見据えて参戦しているわけではない。
「ＧＩだと足りないけどベスト条件のＧ３なら勝負になる」
「今後のために賞金加算をしておきたい」
とメイチで勝ちに来ている陣営も存在する。
試走目的の素質馬と、やや力は劣るがメイチ勝負の馬が、このレースではどちらが“買い”なのか？
世間に出回る当たり障りのない関係者コメントや、付け焼き刃の分析でジャッジするのは、まさに困難と言えよう。ましてコロナ禍、取材規制が行われており、一般的なマスメディアからは画一的な情報しか出てこない。
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