こんばんわ。
総合データ予想家の「タウラロウヘイ」です。
グランプリ宝塚記念 2021のデータ展望を行います。
G1で好走するもなかなか勝てずに、このレースでようやく初G1という馬が多いレース。
暑い時期に開催ということもありフルメンバーが集まりにくい傾向にあるためG1初制覇ということが多かったと思われます。
阪神コースは先週開幕。しかしながら週末の阪神は雨予報が出ており、馬場の悪化が心配されます。
春から開催が続いていながらもそれほど傷んでいない馬場なので例年ほどのタフさが要求される馬場にならなさそうですが、癖のある小回りコース、非根幹距離とこの舞台に対する適性の高さが必要となります。
出走馬予定馬は以下になります。
実績馬が続々回避して今年はG1馬3頭と少し寂しいグランプリとなりましたが、秋に凱旋門賞に挑戦する予定の有力牝馬2頭がエントリーしており楽しみなレースとなりました。
能力差に開きがありそうなメンバーで人気薄の台頭は望めないと思われます。
それでは過去10年のデータから傾向を探っていきましょう。
過去10年の結果はこちら
宝塚記念2021データ展望
①血統1 非SS系が活躍
馬場が悪くなると決め手を削がれる「父SS系」。
梅雨に開催となるこのレースでは成績がよくありません。
事実、去年もレース前の大雨の影響で1着バゴ産駒⇒2着ルーラーシップ産駒でした。
SS系で相性がよいのはステイゴールド産駒で、父が非SS系というだけで連対率がぐっと上がります。
有力どころでは連覇を狙うクロノジェネシス、2年連続2着のキセキ、エピファネイア産駒のアリストテレスあたりが注目です。
②血統2 クロノジェネシスにディープ包囲網
今年は有力どころにディープの血を内包しているメンバーが多く、父ディープはカレンブーケドール、レイパパレの牝馬2頭、アリストテレス、キセキは母父ディープ、モズベッロは父父ディープです。
いずれも重い馬場で結果を出しているメンバーとなります。
過去10年でディープ産駒の勝利は16年のマリアライトのみ。前走の不良馬場で圧勝したディープ産駒のレイパパレはこの傾向に挑みます。
ちなみにディープ産駒の牝馬は1,1,4,6となり複勝率は5割を超えています。
③人気傾向
1番人気が6連敗中。
過去10年で1番人気は2勝のみで2頭ともステイゴールド産駒となります。2着は3頭となり、通算10年中5年で連絡みです。
1番人気濃厚のクロノジェネシスが連敗を止めるのか注目です。
④枠順
8枠が過去10年で7勝と大活躍。これほど枠順に偏りがあるG1はありません。
そして中枠(3,4,5枠)は揃って勝利がなく2着が多い傾向です。
枠順はデータ予想をするうえでとても重要な要素となります。
⑤ここもノーザンファーム生産馬
過去10年で6,5,4,51と出走頭数も多いのですが、結果を出しています。
牝馬に限ると3,2,3,7と複勝率が5割を超えます。
ノーザンファーム生産の牝馬はクロノジェネシスとレイパパレが該当となります。
現在ノーザンファームが6連覇中。今年も連勝が伸びるのでしょうか。
近年のトレンドとして牝馬が人気を集めそうですが、上りを要するタフな馬場で3着まで牝馬が独占するのは考えにくいものがあります。
必ず牡馬は割ってはいるでしょう。注目の馬は、⇒アリストテレス
最終予想は枠順が決まった週末に発表します。おたのしみに!
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