好メンバーが揃った今年の札幌記念ですが、今年も2強が抜けた人気となりそうで
2頭の適性も踏まえ検証したいと思います。
トーホウジャッカル
昨年5月にデビューと遅いデビューにも関わらず、夏場に力を付けて
一気に菊花賞馬にまで登りつめました。
スペシャルウィーク×アンブライドルズソングということで、
どちらかというとパワータイプの配合。
スペシャルウィーク産駒のイメージとして洋芝得意そうですが、
重賞レベルの馬で得意としていた馬はおらず、断然人気のブエナビスタでさえ
ヤマニンキングリーにやられる始末。
この馬自身も京都の菊花賞を猛時計で勝ったように、欧州的パワーが必要な
洋芝では割引と考えてもいいかもしれません。
ただ宝塚記念でのあそこまでの走りは私の中でも想定外で、
この馬の持つポテンシャルはかなり高いものがあるのも事実。
この馬の位置づけは最後まで悩みそうです。
ラキシス
こちらは3歳秋から力をつけてきて、牡馬混合でもG2では
ひけをとらなくなりました。
宝塚記念の負けは位置取りが悪すぎて、超スローペースになってしまい
どうしようもなかったという作戦負けの印象が強いです。
重馬場が得意なように、瞬発力が要求されると牡馬相手だと
厳しいのかもしれません。
ディープ×ストームキャットの黄金配合で、
昨年もハープスターが牝馬でディープ×短距離ノーザンダンサー
の配合で勝っています。
母父ストームキャットも牝馬でこのレース2着したG1馬ファレノプシス
がおり、血統的裏づけではこちらのほうがあいそうです。
この2強に割ってくる血統適性の高い馬は
こちらB⇒人気ブログランキング
このレースではマンカフェとトニービンが注目の血統です。
過去にマンカフェ産が何度もきている重賞は少ないので、
よほどこのレースにはあうのでしょう。
同馬はジャングルポケット×マンハッタンフィズ
でお母さんはマンハッタンカフェの妹。
ジャングルポケットはトニービン産駒の言わずと知れた洋芝巧者。
函館記念も初洋芝で血統通り重賞初制覇。
このコースであればどちらかに先着するチャンスはあると思います。
最終予想はまた週末にお楽しみ下さい。
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