朝日杯フューチュリティステークス2021

 

こんばんは、火下遊です。

本日は朝日杯ＦＳ2021の血統診断

を行います。

 

出走馬が確定しました。

 

先週の阪神ＪＦを見ると超高速決着

にはなりそうにないですが１分３３秒台

の決着となりそうで、まだまだ時計は

速いので持ち時計が速い馬、距離延長馬

を狙うのがよさそうですね。

 

本日は全頭の血統から穴馬やこの条件に

あう人気馬等を探っていきましょう。

 

 

 

朝日杯フューチュリティステークス2021全頭血統診断～前半～

 

・アルナシーム

モーリス×ディープインパクト

 

お母さんがアルアインやシャフリヤール

の全姉なので、Ｇ１への底力は文句

ありません。

 

ただお父さんのモーリスは自身の特徴

を出す種牡馬であまり速い時計への対応

は疑問です。

 

後は気性に問題があるタイプが多く

ここまで産駒に大物がいないのも、

気性面による馬も。

 

お父さんも古馬になって大成しており

晩成型が多いのでしょう。

 

・オタルエバー

リオンディーズ×Redoute’s Choice

 

阪神のマイル戦はエピファネイア産駒

が先週の勝ち馬を見ても適性があう舞台。

 

リオンディーズはエピファネイアの

弟で、もう少しスピードタイプ。

 

今の阪神にはあいそうな種牡馬です。

母父もRedoute’s Choiceで豪州の

スピード馬で日本で母父に入ると

切れ味を増幅させます。

 

サンデーサイレンスの４×３を持ち

配合からは魅力の１頭です。

 

・カジュフェイス

エイシンヒカリ×Devil’s Bag

 

お父さんのエイシンヒカリは１本調子

のスピードタイプが多く、小回りや

前残り馬場が向く種牡馬。

 

母父Devil’s Bagもタイキシャトルの

お父さんですが、スピードタイプ

なので、小回りマイルや１４００ｍ以下

に適性はありそうです。

 

・シンリミテス

ドレフォン×キングカメハメハ

 

父ドレフォンは今年の新種牡馬の中でも

結果を出している種牡馬で、対応距離も

幅広い活躍馬を出しています。

 

シラユキヒメ牝系の白の一族なので

昨年の阪神ＦＲを勝ったソダシは近親。

 

ただお祖母さんユキチャンの産駒の中で

唯一白毛馬ではなかったのが、

この馬のお母さんポリアフで白毛一族の

適性を受け継いでいるのかどうか。

 

芝で負けてダートで勝ち上がった

ところを見ると受け継がれていそうですが。

 

・ジオグリフ

ドレフォン×キングカメハメハ

 

ドレフォンの活躍を見ると、

この種牡馬もディープやロードカナロア

同様に牝系の血を引き出す種牡馬。

 

この馬は牝系にパワーとスピードを

注入しているのではないでしょうか。

 

お母さんのアロマティコは秋華賞３着

やエリ女３着の中距離タイプ。

 

マイルはやや短いように感じます。

 

ベストは１８００ｍだと思われる

ので、マイルの外回りでどれだけ

カバーできるかでしょう。

 

・スプリットザシー

ディープインパクト×Bellamy Road

 

ディープ産駒に米国牝系。

この配合の組合わせは昨年すみれＳ

を制したディープモンスターと同じ。

 

ただ牝系がもっとこちらのほうが

短距離色が強いので、この馬は

マイルのほうがよさそうです。

 

・セッカチケーン

ジョーカプチーノ×クロフネ

 

ジョーカプチーノ産駒はＧ３までの

１４００ｍか洋芝１２００ｍで

買いたい種牡馬。

 

母父クロフネですし、さらにパワー

とスピードによっているのであれば

いくらスピード重視の２歳戦とはいえ

この条件は長いでしょう。

 

・セリフォス

ダイワメジャー×Le Havre

 

お父さんのダイワメジャーは阪神ＪＦ

と併せて２歳戦の阪神マイルＧ１で

適性の高い種牡馬。

 

母父も日本の芝で適性を見せており

活躍馬は牝馬が多いですが、切れ味

にさらに磨きをかける種牡馬です。

 

お父さんの産駒は仕上がりも早く

血統からもここでの適性は高そうです。

 

 

朝日杯フューチュリティステークス2021全頭血統診断～後半～

 

・ダノンスコーピオン

ロードカナロア×Sligo Bay

 

ロードカナロアは牝系を出すので

母父自身が長めの距離で活躍した

この馬のマイル適性がどうか。

 

ただ血統からは世界レベルの良血で

グローリアスソングやデヴィルズバッグ

の甥にあたります。

 

配合的にはこのスピード牝系を

サドラーズウェルズで潰しているのは

気になりますが・・・

 

・トゥードジボン

イスラボニータ×Yesbyjimminy

 

イスラボニータも今年の新種牡馬。

ここまで１２００ｍ～１６００ｍ戦で

勝ち上がり馬を多く出しています。

 

母父は米国系ですが自身、産駒

とも目立った成績を持つ馬がおらず

地味なタイプと言えそうです。

 

タイプ的には短距離ダート牝系なので

底力は疑問も速い時計には対応

できそうです。

 

・トウシンマカオ

ビッグアーサー×スペシャルウィーク

父はサクラバクシンオーの後継種牡馬。

 

今後日本で活躍するスプリント馬を

輩出しサクラバクシンオーの血を途切れ

させないために期待されている種牡馬です。

 

お兄さんに今もなお地味に活躍している

ベステンダンクがおり、息の長い

活躍が見込めます。

 

朝日杯で穴をあけるタイプは

こういった短距離血統ながらマイルも

こなせる下地があるタイプです。

 

・ドーブネ

ディープインパクト×Footstepsinthesand

 

母父は欧州の短距離馬で３戦で引退

となりましたが、素質は抜群だった馬。

 

この馬も札幌１５００ｍで勝ち上がり

中京１４００ｍを快勝しているように

適度に時計のかかる短距離戦で

結果を出しています。

 

ただ同じ欧州系のキングマン産駒も

高速馬場に対応していますので、

ディープ産駒ですし阪神マイルの適性は

高いかもしれませんね。

 

・ドウデュース

ハーツクライ×Vindication

 

ハーツクライ産駒は２歳から活躍

するタイプもいますが、基本は

晩成タイプです。

 

ただ牝系はごりごりの米国タイプ。

母父はシアトルスルー系ですし、

母母父にゴーンウェスト。

 

この牝系のスピードは小回りのほうが

活かせそうなので、阪神外回りでの

切れ味勝負は不安です。

 

・プルパレイ

イスラボニータ×Fusaichi Pegasus

 

この牝系ではあまり活躍した馬が

日本ではいないのが現状。

 

新種牡馬イスラボニータに米国

中距離タイプの配合。

 

ある程度の速い馬場はこなせそうですが

小回りのスピードで押し切れるコース

のほうがよさそうです。

 

・ヴィアドロローサ

ロードカナロア×ディープインパクト

 

お母さんのロードストリートは

１２００ｍ～１４００ｍ戦で活躍した

のでロードカナロアの血が混入

されたことでもっと短いところでの

スピード馬になっている可能性も。

 

阪神マイル戦では厳しいかもしれませんね。

 

今年の朝日杯血統馬は⇒セリフォス

 

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