【有馬記念 2021】データ展望・出走予定馬/想定オッズ、クロノジェネシスのグランプリ4連覇なるか？

こんばんわ。
総合データ予想家の「タウラロウヘイ」です。
本日はグランプリ有馬記念 2021のデータ展望を行います。
世界でも珍しいファン投票で出走馬が決まるG1レース、枠順公開抽選もイベントとして定着していますが、外枠（特に8枠）が不利なコースなためくじ引きの緊張感が凄く伝わってきます。

有馬記念は世相を反映したサイン馬券で決まることもあり関連の記事もよく見かけますし、普段は競馬をしない方も有馬記念は買うという方が多く、宝くじではありませんが夢を買うレースとして定着しています。

出走馬予定馬は以下になります

このレースで引退になるクロノジェネシスとエフフォーリアのどちらが1番人気になるかわかりませんが、この秋は引退レースで勝利を飾っているケースが続いているので単勝1番人気はクロノジェネシスになるかもしれません。
いずれにしても2頭ともに8枠にならない限り3倍を超えることはなさそうです。

データ担当としては有益なデータをお伝えするのが1つの使命です。
有馬記念だからと言って特別に変わったことはせず、いつものように過去10年のデータから傾向を探っていきましょう。

こちらは過去10年の3着以内馬です。

有馬記念　2021データ展望

①リピーターレース
オルフェーブル、ゴールドシップ、ゴールドアクター、キタサンブラック、シュヴァルグランと過去10年で5頭のリピーターがいます。
癖のあるコースでパワーと機動力を兼ね備えている馬に有利に働くのでしょう。
グランプリを3連覇しているクロノジェネシスは普通の出来であれば当然今年もチャンスですが1着になるというデータではありません。

②ノーザンファーム生産馬
そのクロノジェネシスとアリストテレス、エフフォーリア、シャドウディーヴァ、ステラヴェローチェ、ユーキャンスマイルの6頭はノーザンファーム生産馬ですが、
現在、ノーザンファーム生産馬は3年連続で3着以内を独占しています。今年も3着以内に2頭は入りそうな予感です。

③菊花賞組は条件次第で買い。
菊花賞で1、2番人気もしくは1着馬であれば買いです。
今年はステラヴェローチェとタイトルホルダー2頭が該当します。アサマノイタズラは5番人気で9着と条件からは外れてしまいます。

④前走人気
過去10年で前走1番人気馬（凱旋門賞含む）が9勝しており、残りの1勝は去年のクロノジェネシスで秋の天皇賞で2番人気でした。
しかし今年のメンバーを見てみるとなんと前走1番人気が不在です。ステラヴェローチェの2番人気が前走最上位人気です。
そして2着、3着馬で見てみると前走8番人気までとなります。前走9番人気以下は3着以内皆無です。

⑤前走着順
前走1着馬は（5-3-3-25）
過去10年の勝ち馬はG2であれば1着、G1であれば4着以内です。当然ですがG3以下からの臨戦で勝利はありません。
該当はアカイイト、エフフォーリア、ステラヴェローチェ、タイトルホルダーの4頭ですが、
アカイイトは前項④にある前走人気のデータでは10番人気のためデータ上は脱落となります。

⑥年齢
6歳以上は過去10年で（0-0-1-33）。該当は前年も3着だったリピーターであるシュヴァルグランだけです。
今年のメンバーで6歳以上はキセキ、ペルシアンナイト、ユーキャンスマイルの3頭ですが、いずれも有馬記念に出走歴がありそして完敗しています。これではさすがに手は出せません。
逆に3歳馬は4-2-2-14と好成績です。今年は4頭の3歳馬が出走予定ですが、3着独占の可能性も考えてよいでしょう。

⑥血統
G1にしては珍しく父ディープ産駒が不在です。ディープに代わってキズナ産駒が2頭、そしてバゴ産駒が2頭エントリーしています。
これはこれで注目に値するところですが、要注目は人気有無に関わらず走っている父キングカメハメハ（系）です。
登録メンバーではキングカメハメハの直子含めて該当が4頭います。その中でも母系にスタミナとパワーを併せ持っており、前走は距離が少し長いと思われながらも圧勝を飾りました。
今回は距離短縮ですがこの短縮ローテがプラスに働くでしょう。
その注目の馬は⇒タイトルホルダー

最終予想は枠順が決まった週末に発表します。おたのしみに！

中央競馬ランキング

にほんブログ村