こんばんわ。
総合データ予想家の「タウラロウヘイ」です。
本日は菊花賞 2022のデータ展望を行います。
舞台は京都ではなく阪神3000mとなり阪神大賞典と同じコースで行われます。
ゴール前の坂を2回超えるので直線平坦な京都コースよりスタミナとパワーが必要ですが阪神大賞典と同じコースとなります。
先日の秋華賞と同じですが、内回りコースを通るので早い上がりは不要です。
出走馬予定馬は以下になります
登録馬が23頭もいますが、実績最上位はダービー3着のアスクビクターモアとなります。
完全に押し出され式の人気でしょう。
春のクラシックで活躍した面々は天皇賞秋など中距離路線を選択しています。
ダービー馬は凱旋門賞に出走していたのでドウデュースも不在です。
近年まれに見るレベルの低い菊花賞になるでしょう。
それでは過去10年のデータから傾向を探っていきましょう。
京都開催の9回と去年の阪神開催も加味して検討していきます。
菊花賞 2022 データ展望
①人気傾向
「超」のつく不良馬場だった17年を除くと2桁人気は狙いにくい傾向となっております。
1から3番人気は毎年必ず連対しているのであまり大振りはできません。
5番人気以内で決着するケースが多く思いのほか平穏です。
ただ、G1での1番人気連敗記録はまだ継続しています。
この菊花賞もメンバーレベルが低いので基本的に「押し出されの1番人気」はあまり信用できません。
1～5人気 9-7-4-30 勝率18.0% 連対率32.0% 複勝率40.0%
6～10人気 1-3-5-41 勝率2.0% 連対率8.0% 複勝率18.0%
②前走 レース名（クラス）と着順
過去10年で検証すると神戸新聞杯組が断然ですが、去年も神戸新聞杯は中京開催でしたがステラヴェローチェが自力で4着にきたものの他のメンバーは散々でした。
先日の秋華賞も同様でしたが、やはり左回りの2200mは小回りの阪神コースに結びつかない印象を受けます。
東のトライアルセントライト記念も勝ち馬より負けた組からの方が好走しているので両方のトライル組を買う場合は「コースが合わず」に負けた馬をチョイスするのがよいでしょう。
神戸新聞杯5着のヴェローナシチー、同3着のボルトグフーシュなどがねらい目です。
セントライト記念は勝ったガイアフォースより負けたアスクビクターモアの方が好走パターンに当てはまります。
過去10年を見ると30頭中26頭が前走3着以内となります。
4着以下は血統など、他に特段の理由がない限りは押さえ評価が妥当です。
前走１着 5-1-6-43 勝率9.1% 連対率10.9% 複勝率21.8%
前走２着 2-5-2-16 勝率8.0% 連対率28.0% 複勝率36.0%
前走３着 2-3-0-16 勝率9.5% 連対率23.8% 複勝率23.8%
その中でも神戸新聞杯が過去10年で（7-4-4-50）
7勝は全て3着以内馬となっておりますが去年の菊花賞も神戸新聞杯組は人気で裏切ったので今年も別路線組からチョイスする方がよさそうです。
神戸新聞杯組をチョイスする場合はデータの逆張りで凡走組を狙うのがいいでしょう。
次に前走条件戦組を見てみますと2勝クラス（旧1000万）組から3着になるケースが目立ちます。1,2番人気で1着が条件となります。
該当するのはセレシオン、ディナースタ、ドゥラドーレスの3頭です。
③東西と厩舎
関東馬はかなり厳しい結果となっていますが、ここ数年で結果を出し始めており去年は関東馬のワンツーでした。
注目は去年も注目していましたが友道厩舎です。昔からスプリントにはあまり出走しない厩舎で長距離に重きを置いています。
近5年の菊花賞で4頭が馬券になっています。今年はセレシオンが登録しています。
④血統
完全にSS系の独壇場となりディープ産駒が近年無類の強さを誇っていましたがしかし去年はキングマンボ系が1着とエピファネイア産駒が2着3着と上位になりました。
京都コースとは全く違う血統傾向が出ています。
スタミナが必須ですので基本的に母系には欧州の血が必要です。
エピファネイア産駒：ヴェローナシチー
ロベルト系で見ると、スクリーンヒーロー産駒のボルトグフーシュも注目したいところです。
ドゥラメンテ産駒：ディナースター、ドゥラドーレス
良馬場であれども上りはかなりかかるコース。スタミナに持続力は必須ですが、
時計のかかるタフなコースを乗り切る血統は？⇒セレシオン
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