こんばんわ。
総合データ予想家の「タウラロウヘイ」です。
本日は秋のG1開幕戦となるスプリンターズステークス 2023のデータ展望を行います。
舞台となる中山1200mは前半が下り坂のため激流になるコース形態です。
ゆえにスピードを持続させるためのタフさが求められます。
出走馬予定馬は以下になります
トウシンマカオが残念ながら熱発で回避となりました。
それでは14年の新潟開催を除いた過去9回のデータから傾向を探っていきましょう。
スプリンターズステークス 2023 データ展望
①人気傾向
基本的には勝ち馬は3番人気以内で占められています。
1番人気の勝利は全てG1勝ち馬となり今年の想定1番人気のナムラクレアは少し趣が異なります。
去年は内枠でないと好走できない特殊な馬場だったこともあり8番人気の勝利となりました。
連対確保(2着)も半数以上は3番人気以内となりますが、3着はかなりばらけておりほとんど下位人気が絡んでくる傾向が出ています。
1番人気 5-0-1-3 勝率55.6% 連対55.6% 複勝率66.7%
2番人気 1-3-0-5 勝率11.1% 連対44.4% 複勝率44.4%
3番人気 2-2-0-5 勝率22.2% 連対44.4% 複勝率44.4%
4番人気 0-0-0-9 勝率0.0% 連対0.0% 複勝率0.0%
5番人気 0-1-1-7 勝率0.0% 連対11.1% 複勝率22.2%
6番人気 0-0-0-9 勝率0.0% 連対0.0% 複勝率0.0%
7番人気 0-1-1-7 勝率0.0% 連対11.1% 複勝率22.2%
8番人気 1-0-0-8 勝率11.1% 連対11.1% 複勝率11.1%
9番人気 0-0-2-6 勝率0.0% 連対率0.0% 複勝率25.0%
注意しておきたいのは人気薄の好走が多いことです。
6番人気以下から3着馬が7頭出ており、2桁人気でも2着2回3着4回なので穴狙いも十分可能です。
10人気以下 0-2-4-56 勝率0.0% 連対率3.2% 複勝率9.7%
②年齢
連対圏でいえば4歳か5歳となります。
6歳馬の2勝は1番人気だったレッドファルクスとストレイトガールの2頭でともに近走でマイルG1の好走実績があります。
去年のジャンダルム(7歳馬)は内枠断然有利のトラックバイアスの恩恵を受けており例外と考えることが出来ます。
③前走 レース
セントウルS 5-4-2-38 勝率10.2% 連対率18.4% 複勝率22.4%
安田記念 2-1-1-5 勝率22.2% 連対率33.3% 複勝率44.4%
北九州記念 1-1-1-17 勝率5.0% 連対率10.0% 複勝率15.0%
CBC賞 1-0-0-2 勝率33.3% 連対率33.3% 複勝率33.3%
キーンランドC 0-1-3-34 勝率0.0% 連対率2.6% 複勝率10.5%
セントウルステークス組が毎年好走していますが、着順は4着までとなります。
例外は13年マヤノリュウジン(セントウルステークス7着)と18年ラインスピリット(セントウルステークス5着)で、2頭とも3着なので連対圏には届きません。
セントウルステークス組はアグリ、テイエムスパーダ、ボンボヤージあたりまでが有力となります。
キーンランドカップ組は出走頭数の割には好走馬が少ないため狙いにくいステップになります。
好走4頭の内訳は4番人気以内もしくは4着以内となります。
今年の該当はナムラクレアのみですが馬場を考慮するとナランフレグも見直して良いかもしれません。
上記以外のレースでも4着以内が好走条件となり前走2桁着順からの好走はマイルG1からのぶっつけが2頭となります。基本は前走でも好走しているのがよいでしょう。
④前走人気
前走1人気 3-2-3-18 勝率11.5% 連対率19.2% 複勝率30.8%
前走2人気 1-5-0-16 勝率4.5% 連対率27.3% 複勝率27.3%
前走3人気 4-1-0-17 勝率18.2% 連対率22.7% 複勝率22.7%
前走6番人気以下からは3着馬を多く輩出していることから荒れている要因の一つなのでしょう。
前走6~9人気 1-0-3-28 勝率3.1% 連対率3.1% 複勝率12.5%
前走10人気以下 0-1-2-14 勝率0.0% 連対率5.9% 複勝率17.6%
⑤前走着順
基本的には前走でも好走していることが前提です。
よほどの不利や馬場など理由がない限り本番で巻き返すのは厳しいでしょう。
前走1着 4-3-3-18 14.3% 25.0% 35.7%
前走2着 2-3-0-18 8.7% 21.7% 21.7%
前走3着 1-0-1-11 7.7% 7.7% 15.4%
前走4着 1-1-1-7 10.0% 20.0% 30.0%
前走5着 0-0-2-7 0.0% 0.0% 22.2%
前走6~9着 0-0-2-30 0.0% 0.0% 6.3%
前走10着~ 1-2-0-24 3.7% 11.1% 11.1%
⑥ジョッキー
凱旋門賞の開催と重なるため時々やむを得ず乗り替わりになることはありますが、継続騎乗の方が断然成績がよいことがわかります。
特に連対候補は継続騎乗が好ましいでしょう。
同騎手 8-7-4-61 勝率10.0% 連対率18.8% 複勝率23.8%
乗替り 1-2-5-54 勝率1.6% 連対率4.8% 複勝率12.9%
⑦枠順
去年は内枠しか来ないような極端なトラックバイアスでしたが、それでなくても6枠から外になると率が極端に下がる傾向が出ています。
1枠 2-1-3-12 勝率11.1% 連対率16.7% 複勝率33.3%
2枠 1-2-1-14 勝率5.6% 連対率16.7% 複勝率22.2%
3枠 0-0-4-14 勝率0.0% 連対率0.0% 複勝率22.2%
4枠 3-3-0-12 勝率16.7% 連対率33.3% 複勝率33.3%
5枠 2-1-0-14 勝率11.8% 連対率17.6% 複勝率17.6%
6枠 0-1-0-17 勝率0.0% 連対率5.6% 複勝率5.6%
7枠 1-0-0-16 勝率5.9% 連対率5.9% 複勝率5.9%
8枠 0-1-1-16 勝率0.0% 連対率5.6% 複勝率11.1%
⑧重賞実績
同年の重賞勝ちと同年のG1で3着以内の実績は必須です。
アグリ、オールアットワンス、キミワクイーン、ジャスパークローネ、ジャングロ、テイエムスパーダ、ナムラクレア、モズメイメイの8頭が該当します。
少なくとも連対圏はこの8頭を中心に考えていきたいところです。
⑨注目馬
やはり注目は王道トライアル組か?⇒アグリ
前走は前が止まりにくい馬場でこれまでとは違い後方から上り1位の強烈な脚を使い2着。
勝ち馬が逃げ切りだったのでこの馬の強さが際立ちました。
最終予想は枠順が決まった週末に発表します。おたのしみに!
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