阪神ジュベナイルフィリーズ２０２４

 

こんばんは、火下遊です。

本日は阪神ジュベナイルフィリーズ2024

の血統診断を行います。

 

本日出走馬が確定しました。

出走馬確定馬はこちら

 

今年も２勝馬が多く、牡馬混合戦を

勝った馬も多く力関係を把握するのが

難しいメンバーです。

 

そういう時はやはり血統を重視しましょう。

 

阪神ジュベナイルフィリーズ2024全頭血統診断～前半～

 

・アルマヴェローチェ

ハービンジャー×ダイワメジャー

 

阪神マイル牝馬戦では鬼門の

ハービンジャー産駒も京都に替われば

得意コースになります。

 

今の荒れた馬場なら瞬発力勝負よりも

持続力の血が重要となるので、

母父ダイワメジャーも◎

 

近親には朝日杯ＦＳで２着の

モンドキャンノがおり、２歳Ｇ１

での実績もあり。

 

コース、距離、２歳戦すべてにおいて

血統バランスが高い馬です。

 

・カワキタマナレア

ヘニーヒューズ×ディープインパクト

 

お父さんはダート種牡馬の

ヘニーヒューズ。

 

芝のＧ１でどうかも、今の荒れた

京都の芝にお兄さんもドレフォン

産駒でＮＨＫマイルＣで大穴を

あけた、カワキタレブリー。

 

はまった時に大仕事をする

可能性を感じます。

 

・クリノメイ

オルフェーヴル×プリサイスエンド

 

オルフェーヴル産駒は２歳戦から

活躍馬を出す事もありますが、

そういったタイプはパワー先行

タイプの早熟タイプ。

 

母父プリサイスエンドはダート

種牡馬で今の京都は牝系欧州

が良さそうなので、少しずれて

いるかもしれません。

 

・コートアリシアン

サートゥルナーリア×ハーツクライ

 

今年の新種牡馬サートゥルナーリア。

 

エピファネイア同様シーザリオ牝系

で産駒を見ていると同様に２歳から

走る子供が多いです。

 

近親にはストロングリターンや

レッドオーヴァルがおり、将来的には

スプリントも走れそうなマイラー

タイプがおり、この馬も３歳春までは

桜花賞戦線で活躍できそう。

 

荒れた馬場もパワーはありそう

なので、問題なくこなすでしょう。

 

・ジャルディニエ

アドマイヤマーズ×Wildcat Heir

 

アドマイヤマーズも今年の新種牡馬。

母父は米国系短距離ダートタイプ。

 

今の京都の馬場はもう少しスタミナ

が必要で、スピードも削がれるので

少しでも速い時計になれば、

パフォーマンスは上がるでしょう。

 

・ジューンエオス

Constitution×エスケンデレヤ

 

ここまでダートで好走している

ように、配合からもダートタイプ。

 

お父さんはTapit産駒なので、

アメリカからきた馬が勝つような

馬場であれば、一緒にくるかも

しれません。

 

ただ今の馬場にあう配合とは

思えません。

 

・ショウナンザナドゥ

キズナ×Pulpit

 

兄弟には牝馬で出世する馬が

多く、どちらかと言えば早熟タイプ。

 

牝系はアメリカの超エリート牝系。

お父さんが芝馬キズナになり、

この馬のベスト舞台はＮＨＫマイルＣか。

 

キズナ産駒であれば荒れ馬場は

得意かもしれませんが、牝系から

スピードが殺される馬場はマイナスです。

 

・スリールミニョン

ミスターメロディ×クロフネ

 

こちらも新種牡馬ミスターメロディ。

産駒はダートでさっぱりで、

芝の短いところが得意です。

 

この配合はスピード優先で

冬の荒れた芝のマイルＧ１では

スタミナ不足でしょう。

 

・ダンツエラン

ロードカナロア×Into Mischief

 

配合からはダート的なパワーを

持つスピード血統。

 

米国牝系はこのコースでは

スタミナ負けするため、

ロードカナロアでスタミナの血が

少ないこの馬なら１４００ｍまで

は距離もこなしそうです。

 

・テリオスララ

シスキン×マンハッタンカフェ

 

こちらも新種牡馬のシスキン産駒。

シスキンは日本でも好相性の

Unbridled’s Ｓong系。

 

今年度の産駒は種付け頭数が

少なかったのに、日本での適性を

みせています。

 

牝系も良血のハルーワソングの

一族で、今の馬場への適応度も

高そうです。

 

阪神ジュベナイルフィリーズ2024全頭血統診断～後半～

 

・ビップデイジー

サトノダイヤモンド×キングカメハメハ

 

平坦馬場の中距離コースが

得意なサトノダイヤモンド産駒。

 

近親のブラックスピネルも京都金杯

で２着の実績があり、この条件は

適性が高そう。

 

ただマイルのＧ１で勝ちきれる

スピードはないかもしれません。

 

・ブラウンラチェット

キズナ×Congrats

 

お兄さんは米国のダートでも

互角の戦いを見せている、

フォーエバーヤング。

 

牝系にはヴァイスリージェントの

血を持っていることから、

この馬もベストはＮＨＫマイルＣ。

 

欧州的なスタミナも必要な

ここはベスト舞台ではありません。

 

・ミストレス

キズナ×Distorted Humor

 

近親にはコントレイルがおり

Ｇ１でも戦える底力を感じます。

 

母父は早熟米国スピード馬。

 

母父が強く出ていると、１本調子

のタイプになりそうで、この馬の

競馬を見ると母父が強く出ている

ように見えます。

 

今の荒れた馬場は課題です。

 

・ミーントゥビー

リアルインパクト×フジキセキ

 

父、母父ともにマイル以下が

得意な種牡馬。

 

この牝系からも大した活躍馬が

出ていないことからも、この舞台は

荷が重そうです。

 

・メイデイレディ

Tapit×Congrats

 

アメリカから参戦する馬らしい

超米国の馬。

 

お父さんはTapitで今の芝では

体力負けしそうなタイプ。

 

米国×米国でスピードとパワー

タイプの早熟配合。

ダートでの走りも見たい馬ですね。

 

・モズナナスター

モズアスコット×アグネスデジタル

 

新種牡馬のモズアスコット産駒。

お母さんはＮＨＫマイルＣ３着で

函館ＳＳの勝ち馬グランプリエンゼル。

 

若い間は距離も持ちそうですが、

将来はスプリントタイプでしょう。

 

・ランフォーヴァウ

ロードカナロア×ディープインパクト

 

デイリー杯２歳Ｓでここと同じ

条件での勝利。

 

牝系のスピードを高める、

ロードカナロアに母父は末脚を

いかすディープインパクト。

 

母母父はアイルランドのストリートクライ。

 

バランスは悪くなく、相手関係

次第でしょう。

 

・リリーフィールド

モズアスコット×アグネスタキオン

 

今年の新種牡馬で短いところ

向きの父モズアスコットに、

一瞬の脚を使うことに優れている

母父アグネスタキオン。

 

スピードはありますが、京都マイル

は少し長いかもしれません。

 

今年の阪神ＪＦ血統から注目は⇒アルマヴェローチェ

 

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