有馬記念4年連続出走と長くに渡ってファンを魅了した、
ゴールドシップが今年の有馬記念で引退となりました。
これまで数々の逸話を作ってくれた最高の個性派でした。
最後はやはり自慢の捲り上げ 競馬場を沸かせてくれましたが、
捲くりきる力はなくなっていたのでしょう。
それでもこの馬らしい、魅せる競馬を最後までしてくれました。
気分屋で走りたくない時はやる気を出さないという、
人間っぽい部分を持ちこれだけファンの期待を裏切っても
熱い応援を受ける馬はいなかったでしょう。
今日最後の引退式での雄姿
今後はマイネル岡田総裁のビッグレッドファームで
種牡馬になる予定ですが、マイネル軍団にこの馬をつけて
成功しそうな牝馬がいるのかどうか・・・
とりあえず牝系からスピードを注入しないと、なかなか
通用しないようにも思えます。
それでも同じような個性派が出てくれることを期待します。
ゴールドシップはここまでにして、
有馬記念の回顧を。
有馬記念2015回顧
昨年は道中13秒台をマークする、完全に上がり3Fでの瞬発力
勝負でしたが、今年は13秒台のラップが1度もない
ややスタミナが必要な流れ。
終わってみれば菊花賞で結果を残している馬が1~3着。
道中流れが速くなった分最後の200mで切れる馬が止まって
しまいました。
勝ったゴールドアクターはこれで休養を挟み4連勝。
スクリーンヒーロー産駒で母系も完全ステイヤータイプ。
天皇賞春の中心となれるでしょう。
サウンズオブアースはやはり中山向きでした。
この流れの中デムーロJが自信を持って追い出しましたが、
ゴールドアクターにはスタミナ負けした感があります。
今日の馬場は内伸びのスタミナ馬場でしたので、
前に行くスタミナが絶好の馬場を通ればなかなか差せる
ものではありません。
私はサウンズオブアースが本命でしたので、
このスタミナ馬場の前残り決着はある程度予測できていました。
3着争いでは菊花賞馬のキタサンブラックが逃げて粘りこみ。
4着マリアライトが大外というだけで切ったので、ハラハラさせられ
ましたが何とか当てることはできました。
マリアライトに関しては来年が非常に楽しみです。
この枠であの競馬ができるのであれば、来年は更なる期待を
持たせる内容だったと思います。
ラブリーデイもこの流れでは仕方ありません。
根本的には2000~2200mの馬で、昨年のような
流れにならない限りはスタミナ的に止まらず、差せずといった
ところでしょう。
リアファルは故障発生で4コーナー前から早々に脱落。
この馬が万全だったならキタサンブラックよりは前に
いたのではないかと思います。
今年はいい締めくくりができて個人的には満足しております。
中央競馬の2015年は終わり。
また明日東京大賞典の予想がありますが、
いい競馬納めができました。
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