菊花賞２０１７

 

菊花賞２０１７回顧

こんばんは、火下遊です。

菊花賞２０１７の回顧を行います。

 

近年の高速菊花賞から一転、田んぼの中を走って

いるようなドロドロの馬場の中、上がりも４０秒前後

かかる超消耗戦。

 

スピードと瞬発力が全く必要のないレースとなりました。

菊花賞レース映像はこちら

 

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力のいる馬場でハナをきる馬が続々と脱落していく展開に。

 

ほとんどの馬が内を開けてレースを行うため、

実際は３５００ｍくらい走っているのではないでしょうか。

 

本命にしたミッキースワローですが、道中かなり行きたがっており

正面の直線では顔を上げてなだめるのに苦労していました。

 

最後の直線を向いた時の手ごたえからも突き抜けるかという

勢いでしたが最後２００ｍでばったり止まりました。

 

今日のレースでまくって勝つには４０００ｍくらい走れる

スタミナが必要だったということでしょう。

 

あれだけかかって、直線見せ場を作ってくれたので

やはりこの馬は強いですね。

 

勝ったキセキはミッキースワローとは対照的にしっかり折り合い

出入りの激しい流れの中無駄な力を使わず、

しっかり差し脚を活かす競馬ができました。

 

さすがデムーロＪといえますね。

絶対的なスタミナは足りないと思ってましたが、

これだけ馬場が悪く出入りの激しい競馬になると、

先行馬は厳しく外からの差し馬が有利となってきます。

 

今日のような馬場で勝てるのであれば、

来年凱旋門賞に行っても面白いかもしれません。

 

２着のクリンチャーは４コーナー先頭の競馬で

あわや勝つのではという手ごたえでした。

 

皐月賞が終わった段階ではこの馬を菊花賞で中心視したい

と言っていたのが悔やまれますが、やはりスタミナは

無尽蔵にあるのでしょう。

 

この馬は４０００ｍのレースでも勝てそうですね。

今年の馬場の恩恵を受けた１頭といえるでしょう。

 

３着のポポカテペトルは血統的にはステイヤーではないのですが、

お兄さんのマウントロブソンも小回りコースでパワー優先の

馬場が得意ですし、弟のシエラネバダもスタミナタイプ。

 

この馬もディープインパクト産駒らしくない、

パワーとスタミナの持続力競馬が得意。

 

和田Ｊが他の馬が馬場を気にする中、絶好の手ごたえという程の

重馬場巧者という特性を活かしての３着でした。

 

 

４着・５着も切れないスタミナタイプの

マイネルヴンシュとダンビュライト。

 

結果としては今年の馬場を読んだ通りスタミナ馬で

決まった菊花賞となりました。

 

 

再現性に乏しい菊花賞となりましたが、

このレースの上位馬はステイヤーズＳのような

消耗戦に出走すれば中心でしょう。

 

 

次走注目：ミッキースワロー

あれだけかかりながら、見せ場十分の６着。

血統的には長い距離の持続力レースでも大丈夫ですが、

気性的にもう少し短い距離が良さそうですね。

 

次走２０００ｍ前後の小回りレースに出てくれば中心。

今年は使わずに来年の中山金杯あたりが狙いでしょうか。

 

菊花賞２０１７展望

 

 

こんばんは、火下遊です。

本日は菊花賞２０１７の血統予想を行います。

 

ダービー上位３頭が出走しないという、

レース前から波乱の臭いを感じる一戦となりました。

 

さらに雨予報で馬場はかなり悪くなりそうで、

ここ数年の高速菊花賞から、従来のスタミナ重視の

菊花賞となりそうで昔ながらのスタミナ血統の馬を

選びたいですね。

 

ここまで週中に菊花賞の展望と血統診断をＵＰしていますので、

どうぞこちらも参考にしてみて下さい。

 

【菊花賞　２０１７】枠順確定！！出走馬全頭血統診断

 

〔菊花賞　２０１７〕血統展望・出走予定馬/予想オッズ、牡馬３冠の行方は・・・データ検証

 

 

菊花賞２０１７最終予想

 

改めて枠順と前売り単勝オッズがこちら

 

 

人気は割れぎみですね。

もっとキセキが人気を集めるかと思いましたが、

私が想定していたオッズとは大きく異なりますね。

 

それでは最終予想です。

 

 

◎ミッキースワロー

近年の菊花賞では２年前のキタサンブラックは母父サクラバクシンオー。

２着のリアルスティールはディープインパクト×ストームキャットの

１８００ｍ瞬発力配合。

 

昨年の勝ち馬サトノダイヤモンドもディープインパクトに牝系は短距離。

３着のエアスピネルにいたっては、土曜の富士ステークスに

出走するようにマイラーとして今年は走っています。

 

昨年までのスピード優先の馬場とは違い、今年は大雨で

３０００ｍ以上のスタミナとパワーが必要となりそうな馬場。

 

ミッキースワローのお父さんトーセンホマレボシは、

ディープインパクト産駒でお兄さんに天皇賞春２着の

トーセンジョーダンを持つ種牡馬。

 

母父ジャングルポケットなのでトーセンジョーダンと

血統構成は似ています。

 

牝系は桜花賞２着のツインクルブライドがおり、

スタミナとスピードのバランスが非常にいい配合です。

 

３０００ｍ以上のスタミナというよりは、

２４００ｍ～３０００ｍの持続力タイプといえるでしょう。

 

ここも持続力が求められる一戦ですし安定した走りを

見せてくれそうです。

 

 

○ダンビュライト

ルーラーシップの３０００ｍ以上の適性はまだ未知数ですが、

晩成のタイプで春よりは成長していそうです。

 

神戸新聞杯は切れ負けしましたが、

今年の菊花賞は切れ味が必要とならないスタミナレース。

 

牝系からはお兄さんのラブラドライドは長距離で活躍していますし、

近親ではクリソライトやマリアライトがおり、

スタミナとパワー勝負は得意です。

 

デビュー以来雨馬場も得意としており、

今週の馬場ならチャンスはありそうです。

 

 

▲マイネルヴンシュ

大雨が降るので、この馬の評価を大幅にあげました。

 

お兄さんは雨の弥生賞を勝ち、どろどろの皐月賞を

ゴールドシップの４着に好走したコスモオオゾラ。

 

今回の馬場条件に最も適した馬でしょう。

 

ステイゴールド産駒が何頭か出走していますが、

この馬に１番期待をよせています。

 

九十九里特別を勝ち菊花賞出走というと、

菊花賞馬デルタブルースを思い起こします。

 

 

△キセキ

神戸新聞杯組が何か来るとするなら、

最先着のこの馬か〇に置いたダンビュライトが有力。

 

まだルーラーシップの長距離適性がはかりかねますが、

この馬に関しては若干長いようにも感じます。

 

おそらくベストは２４００ｍではないでしょうか。

お祖母さんに桜花賞２着のロンドンブリッジ。

 

母父ディープインパクトで例年の菊花賞であれば、

本命にしても良かったタイプかもしれません。

 

 

△ベストアプローチ

馬場がここまで重くなると、欧州血統で塗り固められている

この馬が馬場適性としては１番でしょう。

 

瞬発力は皆無のためなかなか勝ちきれない競馬は続いていますが、

今の馬場でスタミナの持続力比べになれば、

ディープインパクト産駒達は歯がたたないかもしれません。

 

瞬発力勝負の神戸新聞杯よりは、

大幅にパフォーマンスを上げてくるでしょう。

 

 

×サトノクロニクル・ウインガナドル・クリンチャー・

クリノヤマトオー・アルアイン

 

 

買い目

３連複

12-6,10,13,15-2,4,6,9,10,11,13,15,16

 

馬連

12-6,10,11,13,15

 

 

 

 

【菊花賞は勿論とる！さらには勝つことに一番特化したサイトだから結構使えます。】

10月15日（日）11：29　僕のところに届いたメールです。

か、買ってない・・・。
参考になる無料情報をいつももらって満足してましたが、
予想は今まで使ってなかった。もっとチェックすべきだった・・・。
11頭立てで1人気-3人気-9人気の3連単で万馬券決着した予想が難しかったレース。

今更後悔しても遅いですね。
今週はチェックします。
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