こんばんは、火下遊です。
本日はラジオNIKKEI賞2020の
血統展望を行います。
残念ダービーとして行われる、
3歳限定ハンデ重賞。
ここから秋への飛躍を目指す馬も多く、
ここから菊花賞、古馬の長距離G1路線
に成長していく馬も多く出ています。
福島での重賞ということもあり、
小回り適性の高い馬や中山の中距離
重賞などで今後も走りそうなタイプ
を選びたいですね。
さらに梅雨時期の重賞なので、昨年の
ように馬場が悪くなる可能性も。
天気次第では重馬場巧者から軸を
探すことになるかもしれません。
こちらが出走予定馬と予想オッズです。
登録は14頭と少なめですが、
かなり混戦のメンバーとなりました。
CBC賞とは違いこのレベルのハンデ戦
となると実力差がない中でのハンデ決定
なので、ハンデ差も重要となりそうです。
ラジオNIKKEI賞2020展望
こちらが過去5年の結果です。
血統的には福島1800mが小回りコースで
最後800m~600mで速くなる消耗戦
になることが多く、重い血統馬や母系が
パワーの血統馬、スタミナ色の強い種牡馬
の子が好走します(表黄)。
ディープインパクト産駒も福島1800mは
相性のいいコースなので、出走してくれば
相手関係に関わらずひもには入れて
おきたいですね。
中山1600~2000mでの好走実績の
ある馬や福島・小倉1800m好走馬が
ここでも好相性ですが、小回り1800m
で勝ち負けしているということで、
似たような流れを経験している馬がここでも
好走するといったところでしょう。
これらを踏まえて今年のメンバーから良馬場、
雨馬場の際注目したい馬を1頭ずつ挙げると
良馬場
サクラトゥジュール・・・お父さんは
皐月賞も勝っているネオユニヴァース。
母父がロベルト系スタミナタイプの
シンボリクリスエスとタフな小回り
向きな配合。
ネオユニヴァース産駒では4年前
2着のダイワドレッサー。
戦ってきた相手関係も、ひいらぎ賞で
桜花賞3着のスマイルカナの2着や
ジュニアCではサクセッションの3着。
中山芝1800m戦でも皐月賞4着の
ウインカーネリアンの2着と実績からは
この馬が一番強い相手と接戦しています。
その中でハンデは手ごろな54キロ
であれば好走するのは間違いないでしょう。
不良馬場
コスモインペリウム・・・お父さんは
ダート馬トランセンド。
2走前は良馬場の高速上がりレースでも
ここに出走して人気にもなりそうな
グレイトオーサーの2着。
ただこの馬の真骨頂は雨馬場。
ダートでも走れるパワーがあるだけに
3走前の山藤賞を不良馬場で3着。
前走も東京で不良馬場の中圧勝しています。
今週は雨が強く降り馬場が重以上に
なりそうなら、かなり波乱が期待できそうです。
最終予想は週末メルマガで発表します。
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