マイルチャンピオンシップ２０２０

 

こんばんは、火下遊です。

本日はマイルチャンピオンシップ２０２０

の血統・データ・展開全頭診断を行います。

 

登録が１８頭に満たないため、全頭出走

したと仮定しての１７頭診断します。

 

阪神マイルの古馬であれば、血統要素

だけではない部分も多分に影響があるので

血統・データ・展開等からレースの適性を

検証していきましょう。

 

 

マイルチャンピオンシップ２０２０全頭診断～前半～

 

・アウィルアウェイ

ジャスタウェイ×キングカメハメハ

お兄さんに昨年の春秋マイルＧ１を制した

インディチャンプ。

 

お父さんがステイゴールドから

ジャスタウェイに変わり、Ｇ１での底力

の部分では見劣りします。

 

桜花賞以来のマイル戦ですが、１０着に

負けて以降はすべてスプリント戦。

 

血統からマイルに延びてもＧ３程度

なら期待もできますが、Ｇ１のマイル戦

となると厳しいかもしれません。

 

・アドマイヤマーズ

ダイワメジャー×Medicean

一変が最も期待されるのがこの馬。

 

阪神マイル戦は朝日杯でグランアレグリア

を負かしている舞台ですし、

ＮＨＫマイルＣでも返り討ちにしたように、

順調に使われた勝負Ｇ１で最も高い

パフォーマンスを出しています。

 

安田記念はこの馬の凡走パターンの

休み明けだったので、ノーカウント。

 

今回は１度叩いて好走実績のある阪神

であれば勝ちきる場面も。

 

・インディチャンプ

ステイゴールド×キングカメハメハ

牝系はトキオリアリティの一族で、

スプリント適性もあり、スピードの

持続にたけた配合。

 

昨年の春秋マイルＧ１を制している

ように時計がかかっても高速馬場でも

マイルなら対応ができるのが強み。

 

ただ他の人気どころが順調に一叩き

されている中の休み明けでの参戦。

仕上がりが鍵となりそうです。

 

・カツジ

ディープインパクト×ホワイトマズル

配合からは牝系はザ・欧州なので、

速い時計よりは時計がかかる差し馬場で

持ち味がいきてきます。

 

今回は高速馬場は確定で、

前走のような逃げの奇襲はできそうに

ないので、厳しいでしょう。

 

・グランアレグリア

ディープインパクト×Tapit

ディープ産駒で母父が米国なので、

高速馬場の適性は高そうです。

 

ただスプリント戦だから最後方からの

競馬をしているのか、マイル戦でも

あの位置からの競馬になるのかが、

不明な部分もあるので、この馬が

３着と想定しての馬券が面白いかもしれませんね。

 

・ケイアイノーテック

ディープインパクト×Smarty Jones

ディープインパクトに米国牝系で、

高速決着のほうがあうタイプ。

 

母父が日本のＧ１では底力に欠ける

Gone West系だけに掲示板前後が

似合いそうですね。

 

・サウンドキアラ

ディープインパクト×アグネスデジタル

こちらもディープインパクトに米国で

高速決着に強い配合。

 

京都巧者に見えますが、実際阪神では

これまで３着以下なし。

 

競馬が上手な馬なので、展開に

左右される事も少なく、一叩きされて

絶好のねらい目です。

 

・サリオス

ハーツクライ×Lomitas

先週高速馬場の阪神エリザベス女王杯で

２着になったサラキアはお姉さん。

 

ドイツ牝系は高速馬場の瞬発力勝負

が得意なので、今の馬場は向いています。

 

ただ２歳から活躍するハーツクライ産駒は

早熟馬の可能性もあります。

 

お姉さんはディープインパクト産駒なので

成長力はありましたが、この馬はデカ馬

ですしここが見極めどころでしょう。

 

・スカーレットカラー

ヴィクトワールピサ×ウォーエンブレム

中距離型の配合で、高速馬場でのマイル戦

では距離が短いでしょう。

 

実際１８００ｍがベストの成績を出して

いますので、マイルのＧ１の流れに

乗れるのかどうかも鍵となります。

 

・タイセイビジョン

タートルボール×スペシャルウィーク

欧州型に持続力サンデーなので、

高速馬場には向きません。

 

直線の長い力勝負のマイル戦よりも

１４００ｍ戦だとか直線の短いマイル戦

向きのタイプです。

 

 

マイルチャンピオンシップ２０２０全頭診断～後半～

 

・ブラックムーン

アドマイヤムーン×ジェネラス

一雨降れば多少期待もできそうですが、

この配合では高速決着への対応は厳しそうです。

 

ましてや１８番手から競馬するでしょうし、

今の馬場では上位は厳しいかもしれません。

 

・ベステンダンク

タイキシャトル×スペシャルウィーク

Ｇ１の高速マイル戦で絡むイメージでは

ない配合。

 

８歳ですが老いて安定感が出てきた

タイプで、オープン特別レベルなら

何とか好走もできそうですが、

Ｇ１ではさすがに厳しいか。

 

・ペルシアンナイト

ハービンジャー×サンデーサイレンス

時計のかかるマイル戦がこの馬に

もっともあう条件。

 

ニキーヤの牝系で近親にはゴールドアリュール。

 

ダートで大物の配合も芝でも質の高い馬が

出ており、パワーと瞬発力が必要なレースで

能力を発揮できる配合です。

 

今年は高速馬場の阪神マイル戦だけに、

苦戦するのではないでしょうか。

 

・メイケイダイダード

ハードスパン×キングカメハメハ

ハードスパンは産駒にはダートで実績の

あるタイプが多く、芝のＧ１マイル戦

で勝ち負けは厳しそうです。

 

・ラウダシオン

リアルインパクト×Songandaprayer

血統から今後はもっと短い距離に

シフトしていきそうなタイプ。

 

マイル戦よりは１４００ｍ戦のほうが

この馬のスピードは活かせそうです。

 

朝日杯では阪神マイル戦でボロ負け

していますが、当時よりも今の馬場は

時計が速いので、この馬のスピードは

活かせるでしょう。

 

・レシステンシア

ダイワメジャー×Lizard Island

アルゼンチン牝系は早熟タイプ

が多く２・３歳時のパフォーマンス

よりも古馬になってパフォーマンスを

下げてしまいます。

 

まだ３歳ですが、休み明けで春の力を

そのまま発揮できるのかどうか。

 

ただ単騎で逃げれるので、展開利は

あるかもしれません。

 

・ヴァンドギャルド

ディープインパクト×Motivator

ディープインパクトに欧州牝系と

いうことでスローの瞬発力タイプ。

 

速い時計よりは時計がかかる馬場の

ほうが結果が出るので、今の阪神マイル

は厳しそうです。

 

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