ジャパンカップ２０２０

 

こんばんは、火下遊です。

本日はジャパンカップ２０２０の

全頭血統診断を行います。

 

最強の３頭が激突する、もう生きている

間には見られない程の３強対決が注目の

今年のジャパンカップ。

 

果たして人気通りの３強で決まるのか、

それとも伏兵馬が間に割り込んでくるのか

しっかり予想を組み立てて土曜に発表

する予定ですが、その前に血統診断を

行ないたいと思います。

 

こちらが本日決まった枠順

 

枠が決まるといよいよという感じで、

気持ちが高ぶってきますね。

 

 

ジャパンカップ２０２０全頭血統診断～前半～

 

１枠1番　カレンブーケドール

ディープインパクト×スキャットダディ

昨年も１枠１番でしたが、今年の馬場は

昨年のような内有利な馬場ではなく、

内をあけて走らないといけない馬場。

 

ディープ産駒で牝系が米国なので、

高速馬場が得意な配合ですが、

近走は渋った馬場で好走。

 

阪神のような馬場ならば、もっと

期待値が高かったんですが。

 

２枠２番　アーモンドアイ

ロードカナロア×サンデーサイレンス

今の力がいる馬場では、加齢とともに

ロードカナロアのスピードが出てきた

この馬にとってはマイナス材料。

 

天皇賞秋でも最後タフな馬場が得意な

２頭に詰められたように、２年前の

スーパーレコードが出るような馬場で

なければ、スタミナ負けの可能性も。

 

２枠３番　ワールドプレミア

ディープインパクト×Acatenango

叩き良化型の配合で、長期休み明け

は割引でしょう。

 

弟のヴェルトライゼンデはダービー３着。

荒れた東京２４００ｍの適性も

高そうですし、順調なら評価したい馬です。

 

３枠４番　キセキ

ルーラーシップ×ディープインパクト

 

２年前のスーパーレコードが出た時の

２着馬で、お祖母さんがロンドンブリッジ

なのでスピードが勝った配合。

 

ただ近走はゲートも不安定ですし、

もう少し馬場が荒れて上がりのかかる

競馬にならないと、今のこの馬の

瞬発力では上位には歯が立たない

のではないでしょうか。

 

３枠５番　デアリングタクト

エピファネイア×キングカメハメハ

３強の中で最も今の東京の馬場に

あいそうなのがこの馬。

 

父エピファネイアはこのレースを

ぶっちぎっており、親子制覇がかかる一戦。

 

スピード・パワー・スタミナのバランス

が今の馬場にぴったりで、ここまでの

相手関係から消耗も最も少ない。

 

今年の馬場もふまえると、血統からは

この馬が１番でしょう。

 

４枠６番　コントレイル

ディープインパクト×Unbridled’s Song

最近のディープとの黄金配合。

 

ディープ産駒なので大舞台にも強く、

距離も３０００ｍはやや長い印象でしたが、

２０００～２４００ｍで最も高い

パフォーマンスを見せてくれそうです。

 

勢いのあるディープ産駒は買い続ける

のが鉄則ですし、最も自在性が高いのも

この馬なので、どんな競馬を見せて

くれるのか期待しかありません。

 

４枠７番　ミッキースワロー

トーセンホマレボシ×ジャングルポケット

 

レコード決着の２年前に、後ろから直線

だけの競馬で５着と好走。

馬場的には今の馬場のほうが適性が高い。

 

母父ジャングルポケットでトニービン

が入り、父トーセンホマレボシもダービー

で３着の東京２４００ｍ巧者。

 

穴ならこの馬でしょうか。

 

５枠８番　ウェイトゥパリス

Champs Elysees×Cozzene

 

久しぶりの外国馬参戦。

スピード型ノーザンダンサー系に

母父もスピード型グレイソヴリンの

コジーン。

 

ただ実績も乏しく、今の高速決着では

ない東京２４００ｍでもまだこの馬に

とっては時計が速いかもしれません。

 

５枠９番　トーラスジェミニ

キングズベスト×マンハッタンカフェ

 

非根幹距離のほうが母父からも

良さそう。

父の産駒でダービーを勝った馬もいるので、

距離延長にも対応はできそうですが、

逃げ馬だけに展開面では厳しそうです。

 

 

ジャパンカップ２０２０全頭血統診断～後半～

 

６枠１０番　パフォーマプロミス

ステイゴールド×タニノギムレット

今の荒れてきた馬場で意外と適性が

高そうな馬がこの馬。

 

近親でもオークスを勝った

シルクプリマドンナがいる血統。

 

ステイゴールド向きの馬場になって

きましたし、アルゼンチン共和国杯を

勝っているように、タフになりつつある

今の馬場も高速決着よりは適性が高そうです。

 

６枠１１番　クレッシェンドラヴ

ステイゴールド×サドラーズウェルズ

お父さんはここでも通用する種牡馬

ですが、牝系が重すぎるのが厳しいか。

 

配合から距離は持ちますが、荒れてきた

今の馬場でさえ時計が速そうです。

 

７枠１２番　マカヒキ

ディープインパクト×フレンチデピュティ

お姉さんのウリウリは短距離馬でしたし、

ダービーは勝ちましたが、加齢と共に

適性距離は短くなっているはず。

 

高速決着なら出番があるかもしれませんが

今の馬場ではスタミナ不足。

 

前々から言っていますが、マイル戦に

１度出して欲しいです。

 

７枠１３番　ユーキャンスマイル

キングカメハメハ×ダンスインザダーク

 

この配合の構成は天皇賞秋を勝った、

ラブリーデイと同じ。

菊花賞３着、天皇賞春５着と長距離戦でも

安定して走っており、昨年のＪＣで５着。

 

相手なりに走れるタイプで前走の

負けで人気を落とすようであれば、

昨年くらいは走れそうなので、美味しい

穴馬かもしれません。

 

８枠１４番　ヨシオ

ヨハネスブルグ×ケイムホーム

なぜここに出走してきたのか、

よくわからない馬。

 

ヨハネスブルグはスプリント種牡馬

ですし、ケイムホームもダートで

結果が出ている種牡馬で、東京２４００ｍ

の要素は全くありません。

 

８枠１５番　グローリーヴェイズ

ディープインパクト×スウェプトオーヴァーボード

 

母父はスプリント種牡馬ですが、

メジロ牝系がこの馬のスタミナを

強く出しているのでしょう。

 

昔ながらの日本牝系が重なることで、

今の荒れてきた馬場は歓迎ですし、

ディープインパクト産駒ということで

Ｇ１での底力もある馬。

 

超高速決着にならなければ、

３強と比べても勝負になりそうです。

 

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