天皇賞春2021

 

こんばんは、火下遊です。

本日は天皇賞春2021全頭血統診断を

行ないます。

本日枠順が確定しました。

 

今年は阪神３２００ｍということで、

京都で行なわれるよりもさらに

スタミナと欧州的なパワーを必要とされそう。

 

週中の雨と週末も微妙な天気なので、

スタミナ馬に注目したいと思います。

 

 

天皇賞春2021血統全頭診断～前半～

 

１枠１番　ワールドプレミア

ディープインパクト×アカテナンゴ

 

ディープ産駒ですし、京都の軽い馬場

での天皇賞春がいいタイプ。

 

有馬記念や日経賞で好走しているので、

全くこなせない訳でもなさそうなので、

小回りでも末脚がいかせるレースに

なれば、スタミナはあるので圏内も。

 

ドイツ牝系で欧州タイプなのは、

今年の天皇賞ではプラスです。

 

１枠２番　アリストテレス

エピファネイア×ディープインパクト

 

阪神のスタミナ馬場で父ロベルト系に

サドラーズウェルズのクロス、

さらに母母父トニービンと重厚な

スタミナを携える馬。

 

スタミナ馬場では崩れる要素はない

ですが、母父ディープインパクトが

前走のようなタフさのみを求められる

競馬でもろさが出た原因かもしれません。

 

２枠３番　カレンブーケドール

ディープインパクト×スキャットダディ

 

血統からはスピード優勢な配合。

京都３２００ｍのほうが配合からは

あいそうです。

 

さらに南米牝系のこの馬は早熟傾向が

強いはずで、この時期まで一線級の活躍

をしているのが珍しいタイプ。

 

血統からは重視しづらいですが、

まったく血統イメージと違うレースで

好走を続けているので、この馬は

例外として扱ってもいいかもしれません。

 

２枠４番　シロニイ

キングカメハメハ×サンデーサイレンス

 

キングカメハメハ産駒が３０００ｍ以上

となると一気に信頼度が下がります。

 

欧州牝系ならまだしも、この馬は

ダート的なパワータイプで、今回の

条件はマイナス。

 

最近活躍中の白毛一族ですが、

さすがにここでは厳しいでしょう。

 

３枠５番　ディアスティマ

ディープインパクト×ストリートセンス

 

米国牝系のディープ産駒ですし、

適性としては高速馬場の１８００ｍ。

 

ただ唯一行われた阪神３２００ｍの

松籟Ｓを逃げ切っているように、

スピードをいかしてハナをきり、

後ろから来れないペースにできるかどうか。

 

配合からは阪神３２００ｍのＧ１では

スタミナが足りなさそうです。

 

３枠６番　マカヒキ

ディープインパクト×フレンチデピュティ

 

今年は凱旋門賞のような適性が求め

られると思っているので、凱旋門賞で

全く通用しなかったこの馬に適性が

あるとは思えません。

 

京都の春天でもスタミナ的に不安が

あるので、さらにスタミナが求められる

この舞台はマイナスです。

 

４枠７番　ユーキャンスマイル

キングカメハメハ×ダンスインザダーク

 

見た目ではバランスの良さそうな

配合ですが、天皇賞春に関しては

どちらも最悪な種牡馬。

 

ダンスインザダークは菊花賞では

鬼種牡馬ですが２００ｍ延びる天皇賞春

ではさっぱり絡みません。

 

ただ今年はスタミナがいかせる阪神に

かわるため、欧州的な血統をいかせる

のはこの舞台かもしれませんね。

 

４枠８番　ディバインフォース

ワークフォース×ゼンノロブロイ

 

凱旋門賞馬のワークフォース産駒で、

母父もスタミナタイプを輩出する

ゼンノロブロイ。

 

日本の速い馬場で必要なスピードの

血をほぼ持たないので、このクラスに

いますが、３歳時菊花賞では格下の中４着。

 

ここもスピードがいらない舞台で、

能力全開でどこまで食い込むか。

 

阪神３２００ｍはこの馬にとって

ベスト舞台となる可能性も。

 

 

天皇賞春2021血統全頭診断～後半～

 

５枠９番　ジャコマル

ダノンシャンティ×トニービン

 

牝系からはスタミナ馬のように

見えますが、ダノンシャンティ産駒だけ

に３２００ｍは長い印象。

 

牝系のスタミナで２５００ｍくらい

であれば通用しますが、３０００ｍを

こえる距離となると、ダイヤモンドＳ

程度のパフォーマンスとなりそうです。

 

５枠１０番　ゴースト

ハーツクライ×コジーン

 

長距離種牡馬のハーツクライに、

欧州パワー型のスピード馬コジーンの配合。

 

米国牝系なので、スタミナ決着になると

最後スタミナ切れもありえます。

 

Ｇ３レベルであれば問題ありませんが、

Ｇ１となるとやや足りない印象です。

 

６枠１１番　メイショウテンゲン

ディープインパクト×フレンチデピュティ

 

母母父にはサドラーズウェルズが入る

スタミナ牝系。

ただお母さんのメイショウベルーガは

Ｇ２、Ｇ３であれば牡馬相手でも

中・長距離路線で活躍していましたが、

Ｇ１になるとパフォーマンスを下げるタイプ。

 

スピードがないためＧ１では厳しい

タイプでしたが、他がバテる流れに

なるこの条件はあいそうです。

 

６枠１２番　ディープボンド

キズナ×キングヘイロー

 

この馬の距離適性を中距離だと思って

いましたが、在来牝系で５代母には

牝馬ながら３２００ｍの秋の天皇賞を

勝ったクリヒデがいるオールドファン

が胸を躍らす日本古来の血統馬。

 

前走のようなスピードが全くいらない

悪条件のレースで力を出せる叩きあげ血統。

 

キズナ自身も凱旋門賞４着と欧州的な

レースで結果を出した馬ですし、

現在１番人気想定なのがわかる血統構成です。

 

今回も近年のスピード競馬とは逆の

適性が求められるので、適性は高いでしょう。

 

７枠１３番　ナムラドノヴァン

ディープブリランテ×キングマンボ

 

上がりがかかるレースに適性のある

ディープブリランテ産駒。

牝系はスピードタイプの種牡馬が

名を連ねるも、母母母父のロベルトが

スタミナを注入して今の長距離重賞での

好結果につながっているのでしょう。

 

今回も上がりはかかりそうなので、

他がばてる中どれだけ差せるかでしょう。

 

７枠１４番　ウインマリリン

スクリーンヒーロー×フサイチペガサス

 

牝系はかなり古く、スクリーンヒーロー

は古いタイプの牝系を活性化させる種牡馬。

 

３２００ｍの消耗戦もスピード、瞬発力

が求められる京都よりは向いている条件

ですが、母父フサイチペガサスが

入るため欧州的な適性を求められると、

踏ん張りきれないかもしれません。

 

７枠１５番　オセアグレイト

オルフェーヴル×バーリ

 

牝系はスタミナの塊り。

オルフェーヴル産駒で前向きなタイプ

なので先行して、牝系のスタミナを

いかす競馬ができれば、今回の条件なら

Ｇ１でも楽しみです。

 

８枠１６番　メロディーレーン

オルフェーヴル×モチヴェーター

 

モンジュー産駒の母父に牝系は

ミルリーフの血が入り、ビーマイゲスト

も入る超スタミナ配合。

 

体は小さいですが、牝系のスタミナから

距離はいくら長くても問題ありません。

 

ただ阪神の２度の直線坂ごえのパワーは

小さい馬体からは感じられません。

 

８枠１７番　オーソリティ

オルフェーヴル×シンボリクリスエス

 

ステイゴールド、ロベルト、

サドラーズウェルズと今回欲しい血は

ほぼ持っている馬。

 

血統からはこの馬が最も今回の条件

にはあいそうですが、東京での実績が

高すぎる点がどうか・・・

 

最終予想は土曜日にＵＰします！！

 

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