【ヴィクトリアマイル 2021】データ展望・出走予定馬/想定オッズ、前走負けてる方が勝利に近い？

こんばんわ。
総合データ予想家の「タウラロウヘイ」です。
本日はヴィクトリアマイル 2021のデータ展望を行います。

舞台は先週に引き続き、東京芝1600m。
先週のNHKマイルカップは1分31秒6の速い時計になりましたが、今週からからAコースからBコースになるためもっと早い馬場になりそうです。
3コーナーにかけて下りとなり息を入れる暇がなく、激流になりやすいコースです。
逃げ馬や追い込み馬は非常に厳しいレースとなるでしょう。

このレースは波乱の歴史が続くレースとなり、15年には歴代最高配当となる3連単2070万円の配当が飛び出しています。
意外にも1番人気や前走1着馬が不振という歴史があります。

こちらが出走馬予定馬です。

登録馬が20頭いますが、なんとその半数の10頭がディープインパクト産駒となります。

今年の古馬牝馬重賞勝ち馬全てが登録しています。
例年よりメンバーレベルが高そうです。
しかしながらやはり主役はスプリントとマイルの2階級を制覇したグランアレグリアでしょう。
この馬の武器は去年の安田記念でアーモンドアイを置き去りにしたようにスピードです。
そう考えると前走の大阪杯は距離よりも道悪が応えたようです。
これまでの戦歴を考えると負けるわけにはいきません。
個人的にはマイルのカテゴリで香港のゴールデンシックスティを超える世界NO.1ではないかと思っています。

それでは過去10年のデータから傾向を探っていきましょう。

ヴィクトリアマイル2021展望

①リピーターが活躍
ストイレトガールは3年連続馬券圏内となり、ヴィルシーナの連覇、ホエールキャプチャ、ジュールポレールにノームコアとリピーターは予想をするうえで外せません。
去年2着のサウンドキアラは今年も好走が期待できます。

②種牡馬
冒頭でも述べましたが、登録の半数を占めているディープインパクト産駒。
10年中8年馬券対象になっており30頭中11頭と3分の1（1着3回,2着と3着が4）がディープインパクト産駒と得意舞台となっています。
有力馬の1頭、レシステンシアの父ダイワメジャー産駒は(0,0,0,8)と1度も馬券になっていません。

③1番人気不振も？
過去10年で1番人気は2勝と不振ですが、そのうちの１勝は去年圧勝したアーモンドアイです。

牡馬と互角以上に渡り合えるほどの実力がある牝馬は牝馬限定戦だと力の差がハッキリするため今年のグランアレグリアは前走のダメージがなければ同じく圧勝することも十分に想定できます。

④上り3ハロンよりも持続力
上がり3ハロン最速は過去10年で2勝のみとなりますが、2着が4回とコースの特徴の割には物足りない成績です。
上がり3ハロン6位以下でも2勝、2着3回、3着4回と十分馬券対象になることから持続力で上位に入ることが可能です。
ただし、3着内30頭中21頭が33秒以下の早い上がりを使っており、高速馬場への対応は必須です。

⑤前走着順
こちらも冒頭で触れましたが、前走1着馬は極端に不振を極めており1度も勝利がありません。
過去10年で、前走1着馬は3頭のみ、勝ち馬は前走2着が1頭、4着が1頭、5着が2頭、6頭は掲示板外となり、基本的に巻き返しが可能なレースとなります。
この流れは先週のNHKマイルカップも同様で、末脚を活かす形で前哨戦を勝利しても、道中から激流になりやすいコースでは凡走する確率が上がるということでしょう。
前走福島牝馬S1着→ディアンドル、前走阪神牝馬S1着→デゼル、前走ダービー卿1着→テルツェット、前走中山牝馬S1着→ランブリングアレーは評価を下げざるを得ません。

データ注目馬

⇒マジックキャッスル

最終予想は週末に発表しますのでお楽しみに！

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