こんばんは、火下遊です。
本日は優駿牝馬(オークス)の血統的展望とデータ考察を行います。
オークスというレースですが、牝馬で2400m走るのがほとんど初めてという馬
ばかりで行われるレースです。
牡馬の菊花賞のようなイメージで、血統が大きく影響してくるレースの1つです。
今年は桜花賞馬のジュエラーと阪神JF馬のメジャーエンブレムが回避して、
桜花賞でクビの上げ下げで2着となったシンハライトの1強的な形です。
これまで1強と言われていた中でのオークスは結構ありまして、
直近では2年前のハープスター、古くは私が競馬を始めた最初のオークスでしたが
23年前のベガもそうでした。
私の最も思い入れの強い一強オークスは7年前のブエナビスタが勝ったオークスです。
ブエナビスタは私がPOGでビワハイジの子供を最初から選んでいたこともあり、
期待していた馬でした。
脚質的にも後方一気の競馬しかできない、常にハラハラさせてくれる馬でしたが
必ず最後には上がり最速で差しきるという脚質の割にかなりの安定感でした。
その時のオークスもそうでしたし、ベガもですが基本的に1強のオークスは
荒れない傾向がでています。
ハープスターは2着に負けましたが、結局馬券圏内でいうと上位人気での決着。
波乱となるのは混戦のオークス時。
今年のオークスは桜花賞戦線までの力関係を比較すると、チューリップ賞の上位2頭
シンハライトとジュエラーとメジャーエンブレムが力差では同世代の牝馬と
比べるとかなり抜けているように思えます。
その中で2頭が回避してシンハライトの独壇場となってもおかしくないでしょう。
血統的にもディープインパクト×シングスピールと距離適性は2000m以上でも
さほどパフォーマンスを下げることはなさそうな配合です。
ただ一強の時には桜花賞の上位馬と一緒に絡んで、人気通りの決着となっています。
今年は桜花賞上位で出ない馬や距離適性に不安がありそうな馬も多数おりますので、
2番手以降は混戦模様です。
ここまでの前哨戦、桜花賞を踏まえても軸馬はシンハライトで問題はないかと
思っております。
1強の時にはあまり逆らわないほうがいいので、相手も2~3頭にしぼって
馬連・ワイドでガツンと購入したいと思っています。
現時点での注目馬A⇒ロッテンマアイヤー
思い出のオークスでも注目した馬のブエナビスタの近親。
血統表はこちら
ここまで底を全く見せておらず、距離が延びた忘れな草賞で逃げ切り。
血統的なスタミナはクロフネ×アグネスタキオンということで、
あまり感じられませんが、なんと言ってもビワハイジの系統は
今やG1血統馬。
同世代の牝馬限定戦であれば距離不安でもなんとかなるかもしれません。
今週はオークスとダービーをまだまだ検証したいと思っています。
ヴィクトリアマイル回顧
土曜とはうって変わっての内伸び前残り馬場。
果敢にレッドリヴェールが逃げましたが、道中も落ち着かず
出入りの激しい競馬となってしまいました。
ストレイトガールは引退撤回した年ですし、ここまで体調を含めて
戻っているとは思いませんでした。
結果昨年見せたパフォーマンスよりも高く脱帽でした。
ミッキークイーン・ショウナンパンドラはマイルよりも距離が延びた方が、
パフォーマンスがあがりますし、5着のルージュバックもそう。
上位がマイルよりも長い適性の馬たちだったので、時計は速かったですが
中距離馬のスタミナが活かせるマイル戦だったのでしょう。
馬券的にはストレイトガールを押さえにしてしまい、残念な結果となりました。
田宮氏も勝負手にでましたが、残念ながら外れてしまいました。
競馬の祭典ダービーに向けて今週は必ず当ててダービー資金のたしに
したいところです。
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