こんばんわ。
総合データ予想家の「タウラロウヘイ」です。
本日は宝塚記念 2022のデータ展望を行います。
阪神コースは去年と同じパターンで先週開幕。
京都コースの代替開催が続いていながらも高めの気温で芝の成長が見込める時期です。
事実、先週のマーメイドステークスの勝ち時計が1分58秒3と早い決着。それほど傷んでいない馬場なのでタフさが要求される馬場にならなさそうですが、癖のある小回りコースで非根幹距離とこの舞台に対する適性の高さが必要となります。
出走馬予定馬は以下になります
例年だと割と小頭数になりがちな真夏のグランプリ。
暑い時期に開催ということもありフルメンバーが集まりにくい傾向ですが今年は様々な路線から有力馬が集まってきました。
それでは過去10年のデータから傾向を探っていきましょう。
こちらが過去10年のデータになります。
宝塚記念 2022 データ展望
①血統 非SS系が活躍
持続力のイメージには合わない「父SS系」。
事実、バゴ、ルーラーシップ、ノーネイネヴァー産駒など非SS系が活躍しています。
SS系で相性がよいのはステイゴールドやハーツクライ産駒です。
父が非SS系というだけで連対率がぐっと上がります。
ただし父SS系は3着が多く過去10年で3着馬を9頭輩出しています。
前走で大阪杯を勝ったポタジェですが、父ディープがこのレースでは重荷になりそうです。
ディープボンドもレース振りからは舞台は合いそうな感じはしますが父キズナが適性をずらしており3着が精いっぱいな感じです。
ただ、ディープは母父に入ると相性よくヒートオンビートは巻き返す余地がありそうです。
③人気傾向
1番人気が6連敗していましたが、去年クロノジェネシスが久しぶりに1番人気で勝利を収めました。
過去10年で1番人気は3勝(3-2-1-4)、2番人気は2勝(2-1-2-5)、6番人気が(1-1-2-6)と
この3つが複勝率5割を超えています。
天皇賞春の1、2着馬(タイトルホルダー、ディープボンドに加えてエフフォーリアで人気を争うことになるでしょう。
④枠順
8枠が過去10年で7勝と大活躍。これほど枠順に偏りがあるG1はありません。
2着がなく勝ち切っていることが重要です。
頭数が少ない時だけかとおもいきや頭数が多くても結果をだしており、8枠に何が入るか要注目となります。
⑤ノーザンファーム生産馬
過去10年で7-4-5-48と出走頭数も抜けて多いのですが、結果を出しています。
勝率10.9% 連対率17.2% 複勝率25.0%
⑥先行脚質
去年と同じような馬場になった場合、去年は先行組が3着を占めました。
4角で1,2,4番手だった馬の着順が入れ替わったような結果となり、今年も同じような馬場になれば先行脚質は重要です。
ステイフーリッシュ、タイトルホルダー、パンサラッサなど逃げ・先行が展開的には有利になるかもしれません。
⑦注目馬
大阪杯の上り最速馬⇒アリーヴォ
宝塚記念の過去10年で上り最速馬の成績が7-4-0-0 勝率63.6% 連対率と複勝率が100.0%とパーフェクト。
この馬は求められる適性が似ているコースで上り最速を出しており、SS系の血も薄いことから舞台適正は高いものがあります。
残りは1ハロンの延長がどれだけ影響が出るかに尽きます。
最終予想は枠順が決まった週末に発表します。おたのしみに!
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