こんばんは、火下遊です。
本日は、優駿牝馬(オークス)2023
の展望を行います。
オークスは牝馬で2400mを走るのが
初めてという馬が大多数を占めるレース。
牡馬の菊花賞のようなイメージで、
血統が大きく影響してくるレースの1つです。
今年は阪神JFと桜花賞をともに
リバティアイランドの強さだけが
際立つレースとなりました。
今回は桜花賞よりも800m延びて、
距離延長で逆転まで持っていける
馬がいるのかどうかが鍵となりそうです。
今年は桜花賞組のレベルが他の組に
比べると抜けているので、桜花賞からの
距離延長でパフォーマンスを大きく
上げそうな馬を選びたいですね。
出走予定馬はこちら
今年は桜花賞の上位馬と各トライアル
で権利を取ってきた馬がほぼ順当に
出走してきます。
こちらが過去5年の馬券圏内データ
欧州配合が強く、近年はスタミナ種牡馬
×東京マイル得意血統など決着時計に
応じたタイプの馬が絡んでいます。
過去10年で2分34秒を切る決着時計
のときは母父クロフネが必ず馬券に
絡んでいますし、ダンチヒ系や
米国パワー・スピード系の血が
スタミナレースとはいえ必要になってきます。
ただ2分24秒以上かかる時は、
欧州系やゴールドシップ産駒が活躍。
ヴィクトリアマイルは雨が降りながらも
1分32秒台の決着でしたし、
今週このまま雨が降らず、良馬場で
行われるのであれば、1分34秒を切る
決着になると思っていて良さそうです。
優駿牝馬(オークス)2023レース展望
ここまで2歳G1を勝ち、桜花賞も
桁違いの脚で突っ込んで勝ちきった
リバティアイランドが断然の1番人気想定。
以前のオークスはどスローになることが
多く、最初の1000mはゆっくり
ついていき最後の1400mで差せる馬
を買いたいレースでしたが、近年の
オークスは牝馬にとって初めての
距離ということもあり、スタミナ勝負
になる事も増えてきました。
桜花賞以外で絡む馬は前走が
1800m以上で結果を残してきた馬。
昔のどスローオークスならこの馬が鉄板
でしたが、近年のスタミナが必要な
オークスではこの馬のスタミナはやや不安。
瞬発力とスピードに特化した米国牝系。
阪神マイルの舞台であれば、無敵でも
東京2400mではつけ入る隙が
あるかもしれませんね。
2番人気想定は桜花賞4着馬ハーパー。
分かりやすくマイルでは切れ味が
足りない、長距離向きのタイプ。
クイーンCでも距離が足りないながらも
差し切っているのは、東京向きの
持続力タイプだからこそ。
後800m延びるのであれば、
リバティアイランドを封じる可能性も。
3番人気想定が桜花賞2着の
コナコースト。
こちらは火下がオークス向きと思い、
指名したPOG馬。
キタサンブラック産駒は牝系問わず
持続力勝負の競馬になるレースで
パフォーマンスを上げます。
今回はレーンJに乗り替わりますが、
この馬の強みは自在性。
桜花賞は最高の乗り方を鮫島駿J
がしたので乗り替わりは驚きましたが、
オークスであの早仕掛けでは、
勝ちきるのは難しいかもしれませんね。
今回ペースを握る注目馬は⇒ゴールデンハインド
ゴールドシップ産駒で前に行ける馬は
自分のペースによって、後ろの馬の
スタミナを削るレースができるため長距離戦
では大きな武器になります。
この馬の逃げるペース次第では、
リバティアイランドのスタミナが
奪われる可能性も。
また出走馬が確定する木曜日に
血統診断を行ないますので、
どうぞお楽しみに。
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