目次
こんばんは、火下遊です。
本日は東京優駿(日本ダービー)2023の
出走馬、全頭血統診断を行います。
枠順が決まりました。枠順と予想オッズはこちら
毎年枠順でも運の要素が大きいレース。
白い枠がかなり有利と言われていますが
昨年は外差し決着で、先週のオークスも
外差し決着となっており、内有利の
超高速馬場ということはないかもしれません。
今年は皐月賞までは大混戦と言われて
いましたが、この1カ月で大きく世代の
力関係が変わってきました。
今年の3歳世代を代表する18頭の
血統診断です。
東京優駿(日本ダービー)2023血統診断・前半
ダービーと相性がいい種牡馬といえば
自身がダービーで実績のある種牡馬。
年々時計も速くなっており、王道種牡馬に
米国系が基本パターンです。
1枠1番 ベラジオオペラ
ロードカナロア×ハービンジャー
中山巧者のエアデジャヴー牝系。
中山での活躍馬を出している牝系で
成長力もある血統。
古馬になってからの成長力も期待
できる血統で、現状の力でどこまで
やれるのか楽しみです。
アイドリームドアドリーム牝系からは
中山向きですが、広い東京になると
勝ちきれない一面が出てくるかもしれません。
1枠2番 スキルヴィング
キタサンブラック×シンボリクリスエス
昨年キタサンブラック産駒の
イクイノックスがダービー2着。
母父もシンボリクリスエスで
ダービー2着っぽい配合です。
母母父のアドマイヤベガもダービー馬
なので、ダービーに縁のある血統馬。
今のダービーで必要な米国系の
スピードの血を持っていないのは
少し割引でしょう。
2枠3番 ホウオウビスケッツ
マインドユアビスケッツ×ルーラーシップ
お母さんが今や黄金配合と言われる
ルーラー×ディープでお祖母さんの
マンフィスはキングカメハメハのお母さん。
お父さんのマインドユアビスケッツは
短距離ダート馬ですが、産駒は
短距離から中距離まで様々なタイプ
の産駒を排出しております。
この手のタイプは牝系を引き出す
種牡馬の可能性が高いですが、
東京2400mの瞬発力勝負となる
条件ではやや割引でしょう。
2枠4番 トップナイフ
デクラレーションオブウォー×スピニングワールド
牝系からはローカルの中距離馬が
出ている程度で、大物は出ていない
血統で、さらにお父さんは産駒が
ダートや短距離馬を排出している種牡馬。
ここまでの活躍には驚かされますが、
お兄さんのステラウインドは
青葉賞3着や万葉S勝ちなど
スタミナレースで結果を出しており、
スピードとパワーの血が入ることで、
中距離でのスピードの持続力を
産んだ配合なのかもしれませんね。
G1で勝ち切る底力には欠けますし
さすがに2400mでは長いでしょう。
3枠5番 ソールオリエンス
キタサンブラック×Motivator
キタサンブラック産駒は持続的な
脚を使う馬が多く、昨年の2着馬
イクイノックスを排出しています。
お兄さんのヴァンドギャルドは
ディープインパクト産駒でマイルから
1800mで活躍。
ディープ産駒らしく軽い馬場での
好走が目立っていました。
欧州牝系で前走のような、
馬場はあう血統。
東京の高速2400mでスピード
が足りるのかどうか。
新馬戦で強い競馬をしているので、
問題ないようには思えますが。
3枠6番 ショウナンバシット
シルバーステート×Medagliad’oro
シルバーステートはディープ産駒
ですが、距離が短めにでています。
牝系も米国ダート系で構成されており、
東京2400mは長いですが
母父がサドラー系なのでどこまで
スタミナを注入してくれているか。
ベストは中山1600~2000でしょうか。
4枠7番 フリームファクシ
ルーラーシップ×スペシャルウィーク
最近ルーラーシップ産駒が
活躍しており、この馬もお姉さんが
ディアドラと中距離で活躍できる
下地を持っています。
父、母父と共に持続力タイプの
種牡馬ですし、東京で長く脚の
使えるレースであれば一変も。
高速上がりでスピードを求められる
レースになるなら割引です。
4枠8番 メタルスピード
シルバーステート×shamardal
この配合はマイラー配合。
超高速馬場であれば、穴と
して狙うのは面白いですが、
2400mは若干長いでしょう。
牝系にはサドラーズウェルズが
入っているので、父、母父の見た目の
配合よりは距離の融通はききそうです。
5枠9番 グリューネグリーン
ラブリーデイ×スペシャルウィーク
お祖母さんにオークス馬のウメノファイバー。
お父さんのラブリーデイは古馬になって
成長した馬でもあり、今の時点では
まだ完成していないかもしれません。
京都2歳Sを勝っており、内回り
のほうが得意そうで、近親には
皐月賞2着馬や、福島記念2着馬。
お兄さんには中山巧者の
ヴェルデグリーンがいますし、
皐月賞以上の結果を望むのは
どうでしょうか。
5枠10番 シャザーン
ロードカナロア×マンハッタンカフェ
お母さんのクイーンズリングは
有馬記念2着やエリザベス女王杯勝ち
がある非根幹距離馬でした。
お父さんのロードカナロアからも
スピードが注入されており、
牝系の良さを引き出されている
はずですし、中・長距離の切れる脚を
使えるタイプなので、タフな上がりの
かかる皐月賞よりは、東京2400m
のほうがこの馬の強みは発揮できそうです。
東京優駿(日本ダービー)2023血統診断・後半
6枠11番 ハーツコンチェルト
ハーツクライ×Unbridled’s Song
ダービーでのハーツクライ産駒は
ハーツクライがダービー2着だった
ように2着が定位置なのは気になります。
ただ米国牝系で高速ダービーには
ベストの配合ですし、昨年の勝ち馬も
ハーツクライ産駒。
Unbridled’s Songの血は
日本での高速中距離レースに最も
適性のある種牡馬。
ハーツクライにこの母父は6年前
2着のスワーヴリチャードと同じ。
この馬のベスト舞台はまさにこの
高速東京2400mでしょう。
6枠12番 タスティエーラ
サトノクラウン×マンハッタンカフェ
お父さんのサトノクラウンは弥生賞を
勝ったものの、良馬場皐月賞で
6着に敗退しダービーで3着。
お父さんは名うての重馬場巧者
だっただけに、前走の好走は必然か。
良馬場2400mは少し長い
かもしれません。
7枠13番 シーズンリッチ
ドゥラメンテ×ハーツクライ
先週のオークスでも1・3着馬を
出したお父さんに、オークス2着馬
を出した母父。
共に、ダービーでも1着、2着と
血統からは適性が高そうな配合。
牝系もハーツ×米国とスピードも
注入されており、スピード対応も可能。
ただこの馬はサンデーサイレンス3×3、
トニービンの3×3というそれぞれ
自身を主張する種牡馬の濃いクロス
があるため、気性的に難がある可能性も。
爆発力のあるタイプかもしれませんが、
スムースな競馬ができないと、
機嫌を損ねて惨敗もあり得ます。
7枠14番 ファントムシーフ
ハービンジャー×Medagliad’oro
お父さんがハービンジャーという
こともあり、平坦の外回りコース替わり
はプラス材料。
デインヒルの3×3というクロス
もあり、スピードの爆発力が
調教での末脚に繋がっているのでしょう。
前走の重馬場中山2000m
よりは大きく適性は上がるでしょう。
7枠15番 ノッキングポイント
モーリス×キングカメハメハ
お母さんのチェッキーノはオークス2着。
ただ一族はコディーノも含め、
ベスト距離は2000m前後か。
お父さんも距離に限界のある
モーリスなので、2000m以下が
この馬の活躍の舞台でしょう。
8枠16番 パクスオトマニカ
ヴィクトワールピサ×ディープインパクト
お父さんがダービー3着で
母父が3冠馬。
お姉さんに菊花賞3着の
ディヴァインラヴですが、
本質的には2000m前後
が良さそうな配合。
一族にも重賞ホースが出ていますが
3歳秋以降に頭角を現してきた
タイプが多く、この馬も力を発揮
できるのは秋以降かもしれません。
8枠17番 ドゥラエレーデ
ドゥラメンテ×オルフェーヴル
近親にはダービー2着の
サトノダイヤモンド。
お父さんはドゥラメンテでダービー
は適性舞台。
母父オルフェーヴルも3冠馬で、
ダービーに縁のある配合。
スタミナ、スピードはダービー向きで
牝系はアルゼンチンなので、
ホープフルSを勝ってはいますが、
中山よりは東京のほうが向いていそうです。
8枠18番 サトノグランツ
サトノダイヤモンド×Oratorio
サトノダイヤモンド産駒は今後
長距離路線で活躍していく馬が増えそう。
この馬もイタリアオークスの勝ち馬が
お母さんで、スタミナは豊富。
先週のオークスのような牝馬で過酷な
条件下のレースがあいそうで、
時計のかかる菊花賞向き。
高速決着のダービーではスピード負け
するかもしれません。
馬場が渋って欧州向きの馬場になれば。
血統診断から今年のダービーで
最も適性の高い馬は⇒ハーツコンチェルト
最終予想はまた週末に。
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