こんばんわ。
総合データ予想家の「タウラロウヘイ」です。
本日は中山金杯 2025のデータ展望を行います。
例年であれば金杯からCコースになるのですが今年は年明けに限りBコースとなります。
暮れのホープフルSはCコースで開催だったので3メートル内側に仮柵を設置することになります。
連続開催で力の必要な馬場になりますが、雨が降っていないのでそれほど傷んでいない馬場状態。
それでも冬場の開催なので一瞬のキレ味よりある程度パワーや持続力も必要になるでしょう。
出走馬予定馬は以下になります
斤量ルールが改正になったとはいえホウオウビスケッツの59.5キロはかなり厳しいように見えます。
それでは過去10年のデータから傾向を探っていきましょう。
中山金杯 2025 データ展望
①斤量の増減
近年は該当するケースが少なくなっているのですがハンデ戦の割には重いハンデが好走するレースです。
斤量のデータとしては2013年から2020年までの8年連続で前走より斤量が「重くなった」馬が勝利していました。
近年は風向きが変わってきている感はありますが23年の勝ち馬ラーグルフはこちらのデータに該当しています。
14年以降で見ると前走から斤量増は(7-4-2-20)勝率21.2% 連対率33.3% 複勝率39.4%と依然として高い数字です。
斤量減(3-5-4-59) 勝率4.2% 連対率11.3% 複勝率16.9%と比べると差は歴然です。
今回の登録馬ではホウオウビスケッツ、リカンカブール、パラレルヴィジョン、エアファンディタ、ラーグルフ、カラテが斤量増に該当します。
斤量別成績がこちら
56kg (4-2-4-40)勝率8.0% 連対率12.0% 複勝率20.0%
56.5kg (1-0-1-2)勝率25.0% 連対率25.0% 複勝率50.0%
57kg (1-1-0-16)勝率5.6% 連対率11.1% 複勝率11.1%
57.5kg(0-1-1-5)勝率0.0% 連対率14.3% 複勝率28.6%
58kg (2-1-0-5)勝率25.0% 連対率37.5% 複勝率37.5%
注意が必要なのは重いハンデが好走する傾向にありながら近4年はトップハンデが好走できず(1-0-0-6)となり、今回59キロを背負うホウオウビスケッツにはさすがに厳しい条件となります。
その近4年の馬券圏内は56キロまでとなり21年から傾向が変化してきているようです。
重賞勝ち実績がある馬が好走することが多いため実績馬が力を発揮することが多いレースということがわかります。
53キロ以下は0-1-1-16ということで軽ハンデは成績があまりよくない傾向があり、ハンデ戦の割には実績重視となります。
②前走着順は掲示板内
3着以内30頭中23頭が5着以内、さらに前走6着以下で好走した7頭のうち5頭がG1組となります。
単純に前走5着以内馬が有力で22年は該当する3頭が1から3着となり単純ですが意外なキラーデータです。
前走5着以内:エアファンディタ、グランスラムアスク、クリスマスパレード、ショウナンアデイブ、シンリョクカ、ディオスバリエンテ、バラジ、ホウオウビスケッツ、リカンカブール、レガトゥス
前走G1:カラテ、クリスマスパレード、シルトホルン、シンリョクカ、ホウオウビスケッツ
③勝ち馬は5番人気以内
過去10年の連対馬19頭は8番人気以内。ただし、3着は2桁人気まで幅広く紛れが生じやすい傾向です。さらに連対条件としては過去に重賞勝ちがあればベターです。
④枠順
通常だとCコース1週目なので内目の枠が好成績です。今年は仮柵が内に移動するのでさらにこの傾向が強くなるかもしれません。
5枠から外になると数字が急に下がってしまい7枠は3着もなしです。
馬場・コース傾向から考えるとさらに外枠は厳しい結果になっています。
1枠 1-2-3-12 勝率5.6% 連対率16.7% 複勝率33.3%
2枠 2-3-1-12 勝率11.1% 連対率27.8% 複勝率33.3%
3枠 2-0-2-15 勝率10.5% 連対率10.5% 複勝率21.1%
4枠 3-2-0-15 勝率15.0% 連対率25.0% 複勝率25.0%
5枠 1-1-0-18 勝率5.0% 連対率10.0% 複勝率10.0%
6枠 1-0-2-16 勝率5.3% 連対率5.3% 複勝率15.8%
7枠 0-0-0-20 勝率0.0% 連対率0.0% 複勝率0.0%
8枠 0-2-2-23 勝率0.0% 連対率7.4% 複勝率14.8%
⑤馬体重
持続力やパワーが必要な馬場状態のためか、軽い馬は苦戦を強いられています。
480キロから500キロ未満がボリュームゾーンで3着以内馬の半数以上を占めています。
479キロ以下は勝利がありません。
480~499kg 6-4-6-51 勝率9.0% 連対率14.9% 複勝率23.9%
⑥前走距離
10年中8年で3着以内中2頭が前走2000m組で決着しています。
前走2000m(7-6-6-63) 勝率8.5% 連対率15.9% 複勝率23.2%
⑦注目馬
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近2年連続で牝馬が好走していますが今年の牝馬の方が実績もポテンシャルも高いのは戦歴からも見て取れます。
今回の注目馬はその近2年で好走した牝馬と2頭と同じステップとなり単純比較で好走必至です。
最終予想は枠順が決定後に発表します。おたのしみに!
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