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マイルCS2025
こんばんは、火下遊です。
本日はマイルチャンピオンシップ2025
の血統・展開全頭診断を行います。
京都マイルの古馬戦であれば、血統要素
だけではない部分も多分に影響が
あるので血統・展開等からレースの適性
を検証していきましょう。
マイルCSは安田記念以上に、1800m
以上での重賞実績が求められます。
スピードタイプが安田記念で、スタミナ
と瞬発力を兼ね備えたタイプが
マイルCSでよく絡んでいます。
こちらが出走確定馬

マイルチャンピオンシップ2025全頭診断~前半~
・アスコリピチェーノ
ダイワメジャー×Danehill Dancer
京都マイルとダイワメジャーの
相性があまりよくないのは気になる点
ですが、今の荒れた馬場は牝系の
欧州的なスピードとスタミナの
好バランスの配合は◎
ただスタートに課題があるので、
海外帰り初戦でどの位置から競馬が
できるのかが鍵でしょう。
・ウインマーベル
アイルハヴアナザー×フジキセキ
お父さんは米国系のスピード、
ダート的パワー種牡馬。
フジキセキも適性距離を短くする
タイプなので、12~14のスピード
を活かせるコースがベスト。
今の脚をためて競馬をしないといけない
欧州的なレースには向かないですが、
昨年絡んでいるだけに、展開が前残りになれば。
・ウォーターリヒト
ドレフォン×ヴィクトワールピサ
妹もチューリップ賞2着などが
あるマイラー。
お父さんがパワー型のスピード
タイプのドレフォンで、牝系にも
スピード型で日本古来のスピード馬
サクラバクシンオーが入る血統。
冬に強い配合で、荒れているとはいえ
今の硬い馬場でのレースは割引かも
しれませんね。
・エルトンバローズ
ディープブリランテ×ブライアンズタイム
配合的には中距離馬。
このレースで必要な中距離重賞
実績は持っています。
安田記念ではスピード負けする配合
ですが、マイルCSなら対応できるでしょう。
・オフトレイル
Farhh×Kingmambo
聞き馴染みのない種牡馬ですが、
イギリスのマイル~2000mでの
G1で活躍した馬。
日本での産駒はこの馬のみ。
この馬の日本の芝への適性は、
母父キングマンボから来るものでしょう。
今の外伸び差し馬場向きの馬ですね。
・ガイアフォース
キタサンブラック×クロフネ
京都よりは東京向きの配合。
終いを伸ばすというよりは、
先行してスピードで押し切るタイプ。
お母さんは地方で9勝をあげており、
ダートも走るのは牝系の影響も
大きいのでしょう。
・カンチェンジュンガ
ビッグアーサー×ノヴェリスト
近親のワイドラトゥールも出走
しますが、牝系から外伸びの今の
馬場状態はあいそうですが、
この馬にマイルは長そう。
G1でいきなりマイルでは
割引でしょう。
・ジャンタルマンタル
パレスマリス×Wilburn
お父さんのパレスマリスは日本での
適性を見せつけてくれています。
パレスマリスの弟のジャスティンパレス
は息の長い活躍を見せているように、
早熟でもなく成長力もあるので2歳G1
を勝った、ジャンタルマンタルですが
この後も更に活躍が見込めるでしょう。
距離もマイルが限界ではなさそうですが。
・シャンパンカラー
ドゥラメンテ×Reckless Abandon
適性がディープと同じのドゥラメンテ
産駒で、母父はダンチヒ系。
配合だけ見ると悪くはなく、
枠順、展開がはまればG1でも。
・ソウルラッシュ
ルーラーシップ×マンハッタンカフェ
父、母父ともに長く脚を使える種牡馬。
牝系はストームキャットに
グレイソヴリンと日本の上級条件でも
ひけをとらない配合。
共に晩成種牡馬なので、これだけ
長く活躍できるのも納得ですね。
マイルチャンピオンシップ2025全頭診断~後半~
・チェルヴィニア
ハービンジャー×キングカメハメハ
良血ハッピートレイルの牝系ですが
牝系は東京・中山と得意なコースが
はっきりと出るタイプが多いですが、
この馬は東京2400m、京都2000m
と適性の異なるコースを快勝しており、
他の兄弟よりも1枚グレードアップ
した感があります。
ハービンジャーは平坦コースで
好走する種牡馬。
ただ3歳クラシックが終われば、
パフォーマンスを落とす早熟一族
なので、3歳の輝きを取り戻せるかどうか。
・トウシンマカオ
ビッグアーサー×スペシャルウィーク
2歳G1以来のマイル戦。
お兄さんのベステンダンクは10歳で
マイラーズCを4着しており、
息の長い活躍ができる一族。
ただ距離は2歳時でも長かったので、
この歳でのマイルG1挑戦はさすがに
厳しいかもしれません。
・ドックランズ
Massaat×Mark of Esteem
父、母父ともにザ・スタミナ欧州で
日本での時計決着にはかなりきつそうな配合。
1分33秒台にいきなり対応できる
血統ではありません。
・マジックサンズ
キズナ×キングカメハメハ
お姉さんに桜花賞2着の
コナコーストがおり、
お祖母さんのアンブロワーズは
函館2歳Sを勝って、阪神JFで
2着になりそのまま尻すぼみに。
この一族は早熟でレースに使われる
数で能力が落ちてくる傾向にあります。
前走は強い競馬でしたが、今回
はこの馬にとっての7戦目。
初戦を叩かれても既に能力の
ピークは越えているかもしれません。
・ラヴァンダ
シルバーステート×ベーカバド
お祖母さんのゴッドインチーフは
2歳からマイルで活躍した早熟馬。
ベーカバドは地味ですが、
成長力があるスタミナ種牡馬。
ここにシルバーステートのスピード
が加わってマイル~1800mなら
牡馬相手でもやれそうです。
ただシルバーステートの底力には
疑問があり、勝ちきれるかどうか。
血統的なバランスは今の馬場に
マッチしています。
・レーベンスティール
リアルスティール×トウカイテイオー
リアルスティール産駒は芝では
非根幹距離種牡馬なので、
トライアルの方がパフォーマンスが
高いタイプが多いです。
この馬もベストは1800m。
2歳時から素質は高く、G1でも
と狙っていましたが、マイル戦よりは
まだ2000mのほうがいいのでは
ないでしょうか。
・ロングラン
ヴィクトワールピサ×Kendargent
春の京都の超高速マイル戦、
マイラーズCの勝ち馬。
牝系からスタミナ色が強く、
本来はマイルでは短く、スピード
負けしそうです。
この馬のベストは荒れた小回り
1800mで、一瞬の脚を使う
タイプです。
・ワイドラトゥール
カリフォルニアクローム×アグネスタキオン
近親にはこのレースにも出走
してくるカンチェンジュンガ。
父がカンチェンジュンガよりも
距離の融通がきく種牡馬です。
それでもベストは1400m。
牡馬混合のマイルG1では少し
足りない印象です。
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