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東京優駿(日本ダービー)2018
2018・5・8追記しました
京都新聞杯・プリンシパルS・NHKマイルカップ組
先週は最後のダービー切符を賭けた争いが、
東西で行なわれました。
京都では京都新聞杯、東京では
プリンシパルSとNHKマイルカップ。
ダノンプレミアムを脅かす馬は現れたのか、
それぞれ検証してみましょう。
京都新聞杯はメンバーレベルはさほど
高くない混戦メンバーで行なわれました。
勝ったのはホープフルS3着も、
共同通信杯惨敗で人気を落としていた、
ステイフーリッシュ。
このレースは毎年緩い流れになるのですが、
1000m通過が58.5と速めのペース。
その直後の400mは息が入る
ペースになりましたが、残り3Fも11秒台
が3回続く流れで持続力を要求される
流れになりました。
その流れに乗じてステイゴールド産駒の
ステイフーリッシュが勝ち、同じ
ステイゴールド産駒のシャルドネゴールド
が3着、2着もハーツクライ産駒の
アドマイヤアルバとスタミナがある持続力
タイプが上位を占めました。
ただステイフーリッシュはきつい流れの
ホープフルSでタイムフライヤーに
完敗しており、ダービーで上位に来れる
力があるかと言われれば疑問です。
プリンシパルSを勝ったのは、
キングカメハメハ産駒のコズミックフォース。
京成杯をあまり評価していませんでしたが、
皐月賞でのジェネラーレウーノの
ハイペースでの粘り腰や、このレースで
コズミックフォースが権利を取った
ことからもレベルが高かったと認めざる
をえません。
ダービーでスローの瞬発力勝負になると、
勝ち負けするのは厳しいでしょうが、
ジェネラーレウーノが皐月賞のような、
後続に脚を使わせるレースができたなら、
馬券圏内の可能性はあがるかもしれません。
NHKマイルカップからは、
今のところギベオンが表明しています。
ダービーで勝ち負けするには、
NHKマイルカップはあっさり勝って
欲しかったです。
レースも内から抜け出して、完全な
勝ちパターンを後ろから差されての2着。
ディープインパクト産駒なので、瞬発力勝負
になれば相手なりに走れて、大崩れは
なさそうですがダービーではまだ
荷が重いかもしれません。
これでダービーへの出走馬がほぼ見えてきました。
最終展望と検証はまたダービー当週に
行ないますのでお楽しみに。
東京優駿(日本ダービー)2018青葉賞組
戦前はもしかすると皐月賞よりも
レベルが高いのではないかとも言われて
いた青葉賞ですが、終わってみれば
良血馬が人気先行のレースでした。
青葉賞は例年ダービーよりもスピードが
ない馬が絡み、スピードの要素が強い
ダービーではスピード負けします。
両方を兼ね備えた勝ち馬が、
ダービー2着となるのですが、
今年勝ったゴーフォザサミットは
ハーツクライ×ストームキャットで
スタミナとスピードのバランスが
血統からはダービーより菊花賞向き。
ハーツクライ産駒で瞬発力が劣るため、
ダービーでは掲示板前後でしょうか。
これまでのパフォーマンスから皐月賞上位組
には2000m前後では能力的に歯が
立たないでしょうし、距離延長でどこまで
能力差を縮めるかがポイントでしょう。
2着のエタリオウは瞬発力とスピードも
求められるダービーでは厳しいでしょう。
2400m戦を3戦連続で使いダービーに
臨んでくる馬が絡むことは皆無。
青葉賞を圧勝したヴァンキッシュランでさえ
惨敗しました。
この時期に高いレベルで2400m戦を
連続して使ったヴァンキッシュランや
昨年のアドミラブルも壊れただけに、
ダービーを使った後のエタリオウも
怪我が心配ですね。
無事秋に走れるならば、菊花賞での
ダークホースとなりそうです。
東京優駿(日本ダービー)2018皐月賞組
こんばんは、火下遊です。
本日は東京優駿(日本ダービー)2018の展望を行います。
本日皐月賞が終わり、ダービートライアルで
今年のダービー出走が決まります。
途中更新予定でしたが、すみません
日本ダービー2018の更新ができていませんでした。
皐月賞も終わりある程度出走馬も見えてきたので、
ダービーの有力馬を探していきたいと思います。
皐月賞で出走権を獲得したのは、この4頭
今年はスタミナタイプの馬が上位を占める
と予想しましたがスピードとパワータイプ
の上位独占となりました。
エポカドーロは皐月賞でこそのタイプ。
小回り2000mがベストで、
瞬発力が問われる東京2400mでは
厳しいのではないでしょうか。
皐月賞では何がなんでも逃げると、
調教師がコメントしていた事で、
評価を下げてしまいましたが、
今年の皐月賞で一番ふさわしい馬でしたね。
今後G1ではマイルCSや大阪杯がいいでしょう。
2着のサンリヴァルはルーラーシップ産駒で
牝系にオークス馬ウメノファイバーがおり、
ダービーでもと期待してしまう配合。
ただこの馬も切れ味がないので、
昨年のダンビュライトのようなイメージ。
ダービーでは切れ負けしそうです。
3着のジェネラーレウーノは昨年の
クリンチャーのようなタイプ。
皐月賞をハイペースで逃げながら、
踏ん張った体力とスタミナはメンバー中
1番だと思わせました。
この馬がダービーもハイペースで飛ばして、
切れ馬の脚をためさせないような競馬を
すれば瞬発力タイプのディープ産駒にとって
厄介な存在となるでしょう。
4着ステルヴィオはスローの上がり勝負の
ダービーであればといったところでしょう。
NHKマイルCなら上位入線は間違いない
のですが・・・
皐月賞の巻き返し組からは、ディープ産駒の
キタノコマンドールとワグネリアン。
上がりの瞬発力勝負になれば、この2頭
も巻き返しは期待できそうです。
東京優駿(日本ダービー)2018への道
こんばんは、火下遊です。
本日は来年のダービー馬を探せ!!ということで、
今週の新馬戦から注目馬・美味しい馬券対象馬を紹介・予想していきましょう。
来年の日本ダービーまで不定期に更新したいと
思っていますので楽しみにして下さい。
日本ダービーが終わり先週から、来年のダービーへ向けて
新馬戦が始まりました。
このダービーが終わってからの4週間、東京・阪神開催で毎年
翌年のクラシック活躍馬がでますので、注目月間といえます。
それでは早速検証していきましょう。
6月10日東京5レース芝1400m
このレースには2頭の評判馬が出走予定となっています。
ファストアプローチ
牡 藤澤厩舎
今年ダービー・オークスを制した藤澤厩舎の1番デビュー馬。
お母さんがサトノクラウンのお姉さんで、お父さんのDawn Approach
はガリレオの孫にあたり、New Approachの産駒。
そのNew Approachは産駒では今年クラシック戦線でもトライアル等で善戦
していたベストアプローチがおり日本での芝適性は高そうです。
東京1400mという距離があうのかどうかはただ疑問。
翌日の1800m戦デビューのほうが良かったのではないでしょうか。
重い馬場は牝系からも欧州的なお父さんからも鬼と見ていいでしょう。
レピアーウィット
牡 堀厩舎
東の名門2厩舎の直接対決。
全兄にアジアエクスプレスを持ち芝1400mでデビューですがダートのほうが
より力を発揮できそうです。
お兄さん同様芝では冬の中山マイル戦のような上がりがかかるパワー要素の強い
レースでなら力を発揮しそうです。
東京のように切れ味が多少でも求められるレースで結果が出せるかどうかが鍵。
将来的にはダートでの活躍の期待が高い馬です。
上記2頭の比較でいうと、東京の芝レースであればファストアプローチに
期待をしてみたいですね。
2歳G1、来年以降も見据えてとなるとこの2頭のポテンシャルが
高そうですが、今回に限ってのお勧めはマイネルキャドー。
良血2頭がこの条件ぴったりではないので、
つけ入る隙はありそうです。
マイネル軍団で調教の動きから仕上がりも早そう。
平均ペースになりやすい1400m戦がディープブリランテ産駒には
適しており、2強争いと言われていますが今回に関しては
この馬に妙味がありそうです。
6月11日東京5レース芝1800m
ここにも早速の良血馬が出走予定しております。
ジナンボー
牡 堀厩舎
誰もが知っている良血、ディープインパクト×アパパネという
牡馬・牝馬クラシック3冠馬の夢の配合。
次男だけにこの名前がつけられたみたいですが、
長男のモクレレは未だ未勝利。
前日の未勝利戦でお兄さんも復帰するみたいですが、
素質は高いものの体質、気性ともになかなか成長しない模様。
弟もやんちゃなタイプみたいで、競馬に集中できるかどうかが鍵でしょう。
お祖母さんのソルティビッドはパワースプリントタイプで、
ディープインパクト産駒とはいえ、距離が延びていいタイプでは
ないかもしれませんね。
今年の堀厩舎は早めに馬を作ってデビューするように動いていますが、
調教の動き等見る限り、今週デビューは早かったように思いますが・・・
ただ先々まで意識した良血のクラシック候補として挙げるなら
この馬に期待したいですね。
クラシック度外視でこのレースで狙いたい馬は、
コスモイグナーツ
新種牡馬のエイシンフラッシュ産駒で新馬戦東京1800m
のような緩いペースのレースにはあいそうです。
動きも仕上がりが早いビッグレッドファームらしく絶好で、
今の状態のジナンボー相手ならこの馬のほうが上ではないでしょうか。
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