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チャンピオンズカップ2017
こんばんは、火下遊です。
本日はチャンピオンズカップ2017の
全頭血統診断を行います。
G1馬が7頭出走予定のハイレベルダート戦。
有力どころも何頭か除外対象ということで、
レベルの高さがうかがえます。
今年も外国馬の参戦はありませんが、
見ごたえのある一戦となりそうです。
チャンピオンズカップ全頭血統診断
こちらが出走賞金順(JRA参照)
フルゲート16頭なので、上位16頭の
血統診断を行いたいと思います。
・アウォーディー
ジャングルポケット×ヘヴンリーロマンス
と芝の中・長距離路線で活躍できそうな配合。
ヘヴンリーロマンスの子供はダートでしか
結果が出ておらず、ラニ・アムールブリエと
ダート重賞で活躍しました。
ジャングルポケット産駒のこの馬は、
もう少し距離があったほうが、
力を発揮できそうです。
・アポロケンタッキー
お父さんがダンチヒ系のラングフール。
あまり聞きなじみがなく、これまで中央の
産駒もダイワマックワンがそこそこ走っている程度。
自身はカナダのスプリンターとして活躍。
実際日本で唯一活躍している、
ダイワマックワンは2歳時は1200mを
中心に活躍していました。
母系もゴーンウエスト×ソルトレイクという
アメリカの短距離配合。
地方交流レースを勝っていますが、
中央ダートG1でのスピード勝負にも対応
できるでしょう。
・カフジテイク
プリサイスエンド産駒は東京マイル以下の
下級条件戦ではかなり活躍が見込める種牡馬です。
母父スキャンも1400mのダートがベスト。
昨年は4着まで差してきましたが、
1800mの今回は距離克服が鍵です。
・キングズガード
シニスターミニスター×キングヘイロー。
ダートと芝要素が融合された配合です。
ただキングヘイローとダートのイメージは薄く、
シニスターミニスターでどこまでG1の
舞台でやれるのか注目です。
・グレンツェント
お父さんはネオユニヴァースでこのレース
相性がいい芝でも勝てるサンデー系種牡馬。
母父にはさらにこのレースと相性のいい
キングマンボ。
この舞台がベストでしょう。
・ケイティブレイブ
アドマイヤマックス×サクラローレルという
地方馬のような配合。
近親でダートで活躍したビーマイナカヤマは
短距離ダートと地方交流で活躍。
地方交流配合だけに中央ダートG1での
底力が鍵となりそうです。
・コパノリッキー
今の日本のダート種牡馬では実績№1の
ゴールドアリュール産駒。
サンデー系の中では最もダート戦で結果を
残している種牡馬です。
母父ティンバーカントリーが芝もこなせる
ダート種牡馬で母母父がトニービンと左回りの
中距離戦はベストでしょう。
ただ加齢とともに地方交流でしか対応
できなくなる馬が多く同馬も中央では
厳しいかもしれません。
・ゴールドドリーム
ゴールドアリュール産駒の4歳馬。
母父フレンチデピュティで、ベストは東京マイル戦。
フェブラリーSを制しているように、
フェブラリーSでこそでしょう。
・サウンドトゥルー
フレンチデピュティ×フジキセキでマイル以下の
スピード競馬があいそうです。
ただフジキセキはダート戦になると距離に融通性が
出てくるので、1800mのG1でも対応できそうです。
・テイエムジンソク
クロフネ×フォーティナイナーというスピード
が全面に出ている配合。
クロフネは3歳時レコードで東京2100mの
ジャパンカップダート時代に勝っております。
小回りや平坦でマイルから1800mのダート戦
でスピードを活かす競馬があいそうです。
・ノンコノユメ
トワイニングがフォーティナイナー系でアメリカの
スピードタイプの種牡馬。
母父アグネスタキオンが最後の切れ味を引き出して
いるのでしょう。
ダート的なスピードと切れ味を兼ね備えており、
地方交流のような深いダートの上級戦よりは、
東京や京都のダート上級戦のほうが向いています。
・ミツバ
カネヒキリ×コマンダーインチーフ。
母系には芝のトライアルホースゴールデンジャック
を持っていますが、実際はスピードを感じません。
距離はもっと長いほうがあうでしょう。
フジキセキ産駒は高齢になってもなかなか能力が落ちないので、
高齢となっても活躍の場はありそうですね。
・メイショウスミトモ
ゴールドアリュール産駒で母父はアジュディケーティングと
1本調子のタイプの配合です。
近親にはウイングアローがおり、ダートでは
まだまだ伸びしろがありそうです。
・モルトベーネ
ディープスカイ産駒のベストはダート1800m。
母父アフリートでスピードを注入しておりますが、
アフリートが底力に欠けるだけに、中央G1では
まだ荷が重いかもしれません。
・ローズプリンスダム
ロージズインメイ×シンボリクリスエス。
お父さんはヘイロー系で牝系は重厚な
ステイヤー配合。
ロージズインメイは芝・ダート不問の
短距離種牡馬。
中央の1800mスピード勝負も対応は
できそうです。
・ロンドンタウン
カネヒキリ×オナーアンドグローリー。
母父オナーアンドグローリーはリローンチ
の産駒でマンノウォー系。
カネヒキリは現状ではマイルから
2000m以上まで幅広い特徴を持つ
産駒が出ております。
カネヒキリはフジキセキ産駒ですが、
フジキセキ産駒のブライトラインにイメージ
被る馬です。
血統から最もここで適性がありそうな馬は、
グレンツェント
最終予想はまた週末に行います。
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