こんばんは、火下遊です。
本日は高松宮記念2016の血統予想展望を行います。
馬場改修から今年が5年目です。
新コースになってからの血統的な特徴ですが、
1200mのスピードはもちろん、母系に欧州的な血を持つ
馬の活躍が目立っております。
2年前は不良馬場だったので、道悪適性で決まりましたが
その他の年では同じ馬が来るリピートレースですし血統的に特徴も出ています。
こちらが中京馬場改修後の3着以内馬です。
見てお分かりのように、ハクサンムーンとロードカナロアが
2度このレースで馬券圏内に来ております。
この2頭に共通することは、お父さんは芝の中距離を得意とする
ミスプロ系で母父にスプリンターの血が入っているという点です。
他の馬券圏内馬を見ても、どちらかには芝の中距離を得意とする種牡馬に
スプリント的スピード種牡馬が入っております。
高松宮記念2016血統予想展望狙いたい血統馬は
今年の出走馬血統ベスト5を選ぶなら、
5位 ブラヴィッシモ
昨年の覇者エアロヴェロシティはオーストラリア配合でした。
同馬はお父さんがFastnet Rockでオーストラリア産。
お父さんはオーストラリアの1000mG1を勝つ程のスプリンター。
母父サドラーズウェルズは少し重いですが、
お父さんの血に欧州的なスタミナを入れることで、
この中京1200mの適性が増すでしょう。
4位 ウリウリ
スプリンターズSではスピード負けする配合ですが、
中京1200mの高松宮記念ではパワーが必要なので、
母父フレンチデピュティのパワーが活かせるでしょう。
このコースになって最初の勝ち馬カレンチャンもフレンチデピュティの子
クロフネ産駒でした。
今年の3歳馬でブレークしているマカヒキの全姉ということで、
血の勢いというのも感じますし、ここでも期待できるでしょう。
3位 ミッキーアイル
昨年も3着しているように、中京1200mがあうのは確かです。
お父さんはディープインパクトですが、母父に欧州系の世界的マイラー
ロックオブジブラルタル。
最近ではスプリント重賞でも活躍馬を出しているディープインパクト。
今年も期待できそうです。
2位 ハクサンムーン
過去2回馬券に絡んでいるので、当然中京1200mにあっています。
アドマイヤムーンがミスプロ系で母父サクラバクシンオーという、
このレースで相性のいい配合。
時計がかかる馬場というのは、日本で培われた種牡馬が入るとさらに
適性があがりますし、中央馬場よりはローカル馬場のほうが
サクラバクシンオーの血が活きるでしょう。
1位の馬はこちら⇒人気ブログランキング
血統だけ見れば、この馬が中京1200mのG1では文句なしです。
サクラバクシンオー×キングマンボという、過去2回ずつ馬場改修後に
馬券に絡んだ馬にも入っている血の組み合わせ。
父サクラバクシンオーはハクサンムーンのところでも書きましたが、
ローカル1200mの時計が若干かかるところでの適性が抜群の種牡馬。
母系にキングマンボ×サドラーズウェルズと欧州的な芝の中距離戦
でも走れそうな配合。
今回初めてのG1挑戦ですが、中京1200mの舞台であれば、
格負けはしない配合です。
田宮氏とのG1予想対決を今週末にまた行います。
今日の内容も喧嘩を売っているような中身になりましたが(笑)、
どうぞお楽しみに!!
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