こんばんわ。
総合データ予想家の「タウラロウヘイ」です。
本日は高松宮記念 2025のデータ展望を行います。
過去10年を振り返っても良馬場開催が3回のみと意外と雨に祟られやすい時期。現在5年連続で重・不良馬場です。
芝コースは今週からBコースとなりますがいまのところ金曜から土曜にかけて雨予報が出ていることから今年も馬場の悪化は避けられないかもしれません。
中京1200mは向こう正面からスタートとなり3,4コーナーまで緩やかに下りが続き、前半はペースが落ちにくくなっています。
4コーナー以降は長い直線に加えて2mの急坂を上りますが登り切った後は240mほど平坦を走るというコース形態になっています。
距離以上のスタミナが必要で時計勝負が得意なスプリントタイプだと厳しいコースとなります。
直線が長いからと言っても上り1位の脚は不要です。
出走馬予定馬はこちら
今年のメンバーはスプリントG1馬3頭、同2着馬と実績馬が顔をそろえました。
そして今週からJモレイラが短期免許で参戦など近年の中ではレベルの高い争いが予想されます。
それでは過去10年のデータから傾向を探っていきましょう。
高松宮記念 2025 データ展望
①人気傾向
1から3番人気は過去10年で3-7-4-15ですが10番人気以下も6頭馬券圏内に絡むため基本的には大振り可能なレースとなります。
1番人気は(1-1-1-7)と振るわず16年のビッグアーサーを最後に8連敗中です。
しかし2番人気は(2-5-0-3)、3番人気は(1-1-3-5)と健闘しています。
今年はナムラクレアが鞍上人気で1番人気になりそうです。
②前走 馬体重
480~499kg 4-4-4-43 勝率7.3% 連対率14.5% 複勝率21.8%
500~519kg 1-3-2-38 勝率2.3% 連対率9.1% 複勝率13.6%
短距離でパワーの必要な馬場であることからある程度の馬体重は必要です。
③前走人気
1,2番人気で3-7-3-37となり馬券圏内の半分近くを占めています。
前走4番人気が3勝(3着1回)と健闘しておりトウシンマカオは注目です。
④前走レースは王道の3レース
阪急杯組が6頭、シルクロード組が7頭、オーシャンS組が6頭とこの3つのステップで割れています。
目立つ傾向としては前走G3組がほとんどで(7-8-7-128)、G3組以外だと海外組が3勝しており勝ち馬は海外レースかG3組となります。
着順を加味してみると、有力はこちら。
阪急杯:4着以内→カンチェンジュンガ
シルクロードS:5着以内→エイシンフェンサー
オーシャンS:着順問わずだができれば5着以内→ウイングレイテスト、ヴェントヴォーチェ、ペアポルックス、ママコチャ
海外:サトノレーヴ、トウシンマカオ、ルガル
⑤枠順傾向
6枠は大不振で3着以内なし。
4枠も2着、3着は多いものの勝ち運はなく比較的内寄りか外目の極端な枠が良績です。
⑥血統:非SS系が有利
末脚を活かすレースが得意な父SS系よりも、非SS系種牡馬が活躍しており勝ち馬は10年中9年が非SS系種牡馬です。
父SS系の勝ち馬は22年1着のナランフレグのみでゴールドアリュール産駒、19年、20年の勝ち馬は外国産馬です。
決め手ではなく欧州のパワーや中京の馬場を乗り切る北米系の持続力が必要ということがわかります。
⑦注目馬
スプリント界の新たな主役誕生なるか?⇒サトノレーヴ
産駒は過去10年でこのレース2勝。
母父もスプリント路線では昔からおなじみの血統で兄もこのレースで過去2着の実績。
近2走を見ても出負けがなければ…といったところ。
鞍上も継続騎乗なので今回は位置が取れる可能性が高いでしょう。
最終予想は枠順が決まった週末に発表します。おたのしみに!
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