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エリザベス女王杯2025
こんばんは、火下遊です。
本日はエリザベス女王杯2025の
血統全頭診断を行います。
京都2200mは瞬発力重視の
非根幹距離外回りコース。
京都外回りは直線でスピードに
乗せる事ができる血統馬か、
先行馬なら荒れた長い直線を粘れる
持続力血統が狙い。
こちらがエリザベス女王杯の出走確定馬

エリザベス女王杯2025全頭血統診断 ~前半~
・ヴェルミセル
ゴールドシップ×コンデュイット
荒れてきた馬場とはいえ、
良馬場で行われそうな京都外回り
ではさすがにゴールドシップの人気薄
では厳しいか。
雨が降れば京都大賞典のような
期待もできましたが、時計が
速くなればなるほど厳しいでしょう。
・エリカエクスプレス
エピファネイア×Galileo
スピードがあまりなさそうな
配合なのにフェアリーSで見せた
スピードは牝系のダンチヒからくる
ものかもしれません。
重い馬場が得意な血統なので、
雨馬場も問題なさそうですが、
サドラーズウェルズの4×3という
超近親配合で、気性はかなりきつい
タイプなのでしょう。
気性もあり短距離馬で結果が
出ていましたが、折り合いが
つけば配合からは中距離タイプです。
・オーロラエックス
サトノダイヤモンド×Galileo
長距離適性の高い、
サトノダイヤモンド産駒。
牝系はごりごり欧州配合で、
ディープ系×欧州長距離で
欧州スピード種牡馬もある荒れ馬場
瞬発力配合。
距離はぴったりですが、
どちらかというと内回りタイプ
かもしれません。
・カナテープ
ロードカナロア×Royal Applause
お父さんはロードカナロアで
牝系にスピードを加える種牡馬。
お母さんは英国産馬ですが
アメリカンオークスの勝ち馬。
牝系からは距離も持ちそうですし、
京都のスピード馬場にも対応可能。
血統からは距離もコースも
問題なさそうですが、右回りと
関西遠征に実績がないだけに。
・ケリフレッドアスク
ドゥラメンテ×ディープインパクト
この兄弟はお父さんがロードカナロア
の産駒が重賞を勝っており、
全て小倉の1200m勝ち。
お父さんがドゥラメンテに変わって
距離の融通性はききそうですが、
ロードカナロア以外の種牡馬を
つけて走った産駒がいないのは、
不安材料。
これまで活躍した産駒を見ると
距離も不安ですね。
・ココナッツブラウン
キタサンブラック×キングカメハメハ
持続力種牡馬のキタサンブラック
ですが、この馬の武器は鋭い切れ味。
これはリファールの5×5×4
というキレキレクロスが入っている
事が大きな要因でしょう。
雨や荒れた馬場は問題なさそうですが、
超高速決着となると、対応が難しい
かもしれないので、今の馬場への適性は
高そうですね。
・サフィラ
ハーツクライ×Lomitas
超良血のサロミナ一族。
ドイツ牝系なので今の京都の
瞬発力馬場は得意でしょう。
ハーツクライ産駒で最もこの一族
で活躍したサリオスと同配合。
距離の融通はききそうですが、
この一族G1では少し足りない
のでこの馬のレベルでは・・・
・シンリョクカ
サトノダイヤモンド×キングカメハメハ
今年の新種牡馬のサトノダイヤモンド
ですが、当馬自身は有馬記念や阪神
でも勝っていますが、アルゼンチン牝系
だけに基本は平坦巧者です。
ただこのレースは直線スピードの血が
必要で、この馬にはスピードの血が
欠けています。
エリザベス女王杯2025全頭血統診断 ~後半~
・ステレンボッシュ
エピファネイア×ルーラーシップ
早い時期から活躍する、
エピファネイア産駒らしい活躍。
牝系はウインドインハーヘアの
ディープ牝系でこの配合だと
3歳クラシックがピークか。
一度崩れ始めたらなかなか戻せない
配合同士なので、ルメール騎乗とはいえ
苦戦するのではないでしょうか。
・セキトバイースト
デクラレーションオブウォー×
Footstepsinthesand
弟はエピファネイア産駒の
ジョバンニ。
エピ産駒だけに距離も持ちましたが、
デクラレーションオブウォー産駒
のこちらは、距離には限界がありそう。
叩かれて叩かれて力を発揮する
種牡馬で、3歳時に比べてレベルは
上がってきていますし、休み明けを
叩かれた2戦目というのも〇
ただ距離は2000m以下が
いいでしょうし、外回りよりも
内回り向きですね。
・パラディレーヌ
キズナ×Closing Argument
非根幹種牡馬のキズナ産駒。
それでもG1では勝ちきれない種牡馬。
母父は米国でダート的なパワーを
持っているタイプ。
高速馬場の中山。東京マイルタイプ
なので、ここでもやはり勝ちきれない
面が出るのではないでしょうか。
・フェアエールング
ゴールドシップ×スペシャルウィーク
ゴールドシップ産駒で今の京都の
良馬場では、スピードと瞬発力
が足りないので、今の京都では
荷が重そう。
牝系は2~30年前に走っていた
ような血統で、荒れてきた馬場は
プラスでしょう。
・ボンドガール
ダイワメジャー×Tizway
お兄さんのダノンベルーガを
見ても加齢とともに、どんどん
パフォーマンスを落としていきました。
ダイワメジャー産駒のこの馬に
2200mは長そうですし、
早熟牝系からも、ここで復活は
あまり想像できません。
・ライラック
オルフェーヴル×キングカメハメハ
お祖母さんに旧コースでの桜花賞2着馬
ブルーリッジリバー。
オルフェーヴルがスタミナを注入
しており、ここまで幅広い距離で
勝っています。
軽い馬場での上がり勝負も
前走対応できているように、
お父さん同様オールマイティーな
条件で走れるタイプです。
・リンクスティップ
キタサンブラック×Kitten’s Joy
キタサンブラック産駒で母父は
サドラーズウェルズ系でも、
切れる脚が特徴の種牡馬。
長くいい脚を中距離戦で使えますし、
きさらぎ賞で2着しているように
京都の外回りも上手そう。
東京2400mでは最後止まり
ましたが、京都の2200mなら
大駆けがあっても。
・レガレイラ
スワーヴリチャード×ハービンジャー
ステレンボッシュ同様に
お祖母さんがこちらもランズエッジ。
母父ハービンジャーは広い平坦
コース向きの種牡馬。
牝系がウインドインハーヘアという
ことで直線の長い上がり勝負にも適した配合。
今の適度に時計のかかる馬場も
この馬向きです。
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