正月競馬の変則開催も終わりました。
今年は例年に比べても難解だったように感じました。
今週は日経新春杯２０１６です。
冬の名物ハンデＧ２戦で血統的にも面白い一戦となりそうです。
その他にも中京競馬場では愛知杯、中山でも京成杯が行われて
今週も目が離せないですね。
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頭数は少ないですが、実力伯仲のメンバー構成ですし
今週も展望・予想をお楽しみに。
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距離が延びてここでいい競馬ができれば、今年の古馬の中でも
重賞の中心になりそうです。
それでは今週の回顧を
シンザン記念・フェアリーＳ回顧
シンザン記念
４強対決かと思っていた私の見る目がなかったのかもしれません。
ジュエラーは来春を意識できる競馬をしましたが、
ピースマインドに関しては少し過信しすぎました。
マイルの流れがあわなかったにしても、
これは負けすぎでしょう。
ロジクライは内枠から上手く流れに乗って不利もなく、
スムーズに競馬ができたのが勝因でしょう。
前走は大きな不利があっての敗戦だっただけに、
汚名挽回できたのではないでしょうか。
阪神よりも京都のほうが良かったのもあるのでしょう。
ジュエラーはスタートで後手を踏みましたが、
直線は１頭だけエンジンが違うような伸び脚でした。
こちらは京都よりは坂があるコースのほうがあうと思うので、
桜花賞では有力候補に名乗りを挙げました。
シゲルノコギリザメもこの超マイナー血統でよく頑張りました。
こういった血統の馬にはもっと注目してもらいたいです。
今後も３歳短距離路線では、面白い存在になれるかもしれません。
アストラエンブレムは中山金杯のお兄さんと同じように、
前目から競馬をして最後３着馬を捕らえきれないあたり、
平坦コースでスピードの限界を感じました。
坂があるコースのほうがいいと思います。
期待のディープ産駒２頭についてですが、ラルクは新馬戦のレベルを
心配しましたが、やはり相手に恵まれたのでしょう。
このメンバー相手に惨敗するようなら、今後も厳しいかもしれません。
ただディープ牝馬だけに、３月のトライアルでもう１度見てみたいです。
ピースマインドはマイルがあわなかったとしか思えません。
リオンディーズに食い下がった２０００ｍで見直しです。
結局例年通りのレベルかなといったレースとなりました。
ジュエラー以外はあまり次戦勝ち負けが期待できないかもしれません。
フェアリーＳ
どの馬が逃げるかが注目でしたが、勝ったビービーバーレルがハナを
奪いきりそのまま逃げ切りました。
今年のメンバーでは逃げた馬は残りそうだったので、
この馬に逃げられたら仕方ありません。
パイロ産駒が初めて芝でＧ１を勝ったのには敬意を表したいです。
２着・３着は中山と言えばダイワの２頭。
ダイワダッチェスはワークフォースが凱旋門血統なので、
注目はしていましたが、ダイワドレッサーは完全にノーマーク。
母母父がトニービンなので、嫌な予感はしましたが
今回このレースにもっとあいそうな血統馬が多かったため
手が回りませんでした。
ただこのレースはコパノマリーンが外に寄れて、多くの馬に
影響を与えたので２・３着はどう変わってもおかしくない
レースでした。
ビービーバーレルは自分でペースを作れれば、
今後もあっと言わせるようなことがあるかもしれません。
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