こんばんは火下遊です。
本日は桜花賞2016の血統予想と先週の回顧を中心に行います。
メジャーエンブレム対シンハライトで一騎打ちの
様相になっています。
まずこの2頭の前走の勝ち時計1分32秒台というのは、
過去の桜花賞でさえも見たことがない驚異的なタイム。
当然2頭の前走のクイーンCやチューリップ賞では過去に
出たこともありません。
当然時計の出方には、その日の馬場や展開にもよりますが、
強いと言われたこの2頭のレースでこの時計を出されると、
他の馬が太刀打ちできないのではないかと思ってしまいます。
この2頭の比較は今週しっかりやりましょう。
桜花賞で2強を崩す可能性を秘めた注目馬Aは⇒人気ブログランキング
お姉さんはトライアル的レースでは滅法強く本番でパフォーマンスを
落としていたワンカラット。
お父さんがヴィクトワールピサに変わり適性がどう変わったかが、
この馬のポイントとなるでしょう。
ヴィクトワールピサ産駒は昨年デビューして注目していましたが、
適性コースや馬場適性が非常にディープインパクト産駒に似ています。
毎年ディープインパクト産駒と好相性の桜花賞だけに、ここまでの
適性を見る限りでは桜花賞の舞台はあっていると見るべきでしょう。
後は母系からくる底力がG1では一歩足りない感じもあるので、
デムーロJの腕でどうカバーできるかでしょう。
今週は桜花賞の検証を中心に行いますので、お楽しみに!!
大阪杯回顧
好メンバーの揃った大阪杯ですが、レース内容としてはぴりっとしませんでした。
こちらがラップタイム
残り600mまでほとんど12秒台を刻むスローペース。
これではハンデを背負って後ろから来る馬は全く勝負になりません。
キタサンブラックのレースはなぜか展開に恵まれることが多いのですが、
自身が33.6で上がれるペースで逃げれたのでまんまと逃げ残れました。
勝ったのは横山典Jが関西に乗替遠征をする際時折見せる、
まさかの前付けで2番手に付けてゴール前きっちり差し切ったアンビシャス。
アンビシャスはなかなか重賞を勝ち切れませんでしたが、
唯一勝ったラジオNIKKEI賞も小回りでしたし、前走中山記念で
ドバイで好走した2頭の間に入ったパフォーマンスを見ると、
当然この馬も小回りではワールドクラス。
配合的な重さもありましたし、斤量面で恵まれたり、好騎乗もありで
勝つべくして勝ったように思います。
ショウナンパンドラも休み明けで頑張りました。
ただこの後ヴィクトリアマイルに向かうという情報があり、
ここで人気を裏切りそうな予感がします。
唯一のニジンスキー持ちラブリーデイはあのペースであの位置取りは、
デムーロJのミス騎乗でしょう。
もしくは馬の力を過信しすぎていたか・・・
この馬自身58キロで最後も想定以上の脚を使っているので、
あの位置からではこの着順が精一杯でしょう。
ヌーヴォレコルトも緩い上がりの競馬が苦手な馬なので、
スロー上がり勝負で切れる馬に切れ負けした印象です。
ただここを叩かれて斤量も定量になれば、ガラリと着順が
入替るメンバーであることは確かなので、
これからのG1戦線での取捨を検証する必要はありそうです。
コメント