こんばんは、火下遊です。
本日は中山記念2022の血統展望を
行ないます。
出会いもあれば別れもあるのが
この時期の競馬界。
来週新人ジョッキーと新厩舎が
開業されてデビュー戦を迎えますが、
今週は引退の週。
この２月で引退するジョッキーは
発表されていませんが、調教師の引退は
今年も何名かおります。
その中でも中山記念に登録のある、
藤沢厩舎と高橋祥厩舎。
それぞれ思い出の名馬もおり、今週で
見れなくなるのは寂しいですね。
こちらが出走登録メンバー
藤沢厩舎からはコントラチェック、
ゴーフォザサミット、レッドサイオン
の３頭が出走。
高橋祥厩舎からはカラテが登録と
引退重賞を勝利で飾ることができるのか
注目の一戦となりました。
毎年このレースと阪急杯はその年の
引退ジョッキーや調教師への
応援馬券も売れるので、馬券の妙味も
含めて検証しましょう。
中山記念2022レース展望
このレースは中山非根幹距離の代表的
レースで基本的に１８００ｍの実績馬
が強く、よほどペースを乱す馬がいない
限りは前有利の展開となります。
①１８００ｍ重賞での好走実績
②非根幹レースでの重賞実績
③中山中距離重賞実績
を持つ馬にデータからは注目ですね。
こちらが中山記念過去５年の血統データ
血統的特長としてはパワータイプの
スピード種牡馬を父か母父に持っている馬。
自身が中山重賞で実績を持つ種牡馬
の産駒にも注目しましょう。
現在1番人気想定ですが、
圧倒的な人気オッズになっている
ダノンザキッド。
ジャスタウェイ×Dansili
ジャスタウェイ産駒は早熟タイプが
多く、古馬になると力が落ちて
メンバーが薄くなる自分の最も得意な
条件で穴をあけるイメージ。
お父さんのジャスタウェイも中山記念
を制していますが、どちらかというと
雨の安田記念やドバイデューティフリー
天皇賞秋、毎日王冠好走のほうが
イメージが強く、中距離平坦が得意でした。
ダノンザキッドも圧倒的人気に推された
弥生賞で人気を裏切り、皐月賞でも
大敗と中山適性に不安は残ります。
ここまで人気をするのであれば、
嫌ってみたいです。
人気馬が危険なのであれば、上記で
あげた引退調教師の出走馬。
藤沢厩舎３頭出しの中からは、
スムーズに先行できればしぶとい
コントラチェック。
ここまで３歳以降で馬券に絡んだのが、
中山コースのみ。
１２００ｍ～１８００ｍまでは距離不問。
藤沢厩舎最後の重賞勝ちが、中山巧者の
コントラチェックなら納得ですね。
高橋祥厩舎のカラテは、東京新聞杯を
使って調教師の引退レースに今回
無理やり使ってきた感もあります。
ただお父さんは中山巧者のトゥザ一族
トゥザグローリー。
久しぶりの１８００ｍですが、
引退調教師の出走馬という、
見えない力であと一押しができるかでしょう。
中山記念注目穴馬は⇒ゴーフォザサミット
昨年の蛯名ジョッキーの引退レース
でも出走してあわやの４着。
さらに藤沢厩舎を支えてきた専属Ｊの
北村宏司が手綱をとりますし、
注目がコントラチェックにいくので
あれば、こちらを狙うのも
面白いかもしれませんね。
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