今週末はまたしても3日間開催で、その中でも毎日王冠は豪華な顔ぶれ
となりました。
さらに驚くべきことに、登録13頭中10頭がディープ産駒と、
血統予想家泣かせのレースです。
13頭中12頭が休み明けレースで仕上がり具合の判断も
重要な一戦となりそうです。
ディープ産駒以外では昨年の春クラシック好走後、古馬に挑戦して
秋天3着に好走したイスラボニータも復帰します。
フジキセキ産駒だけに、加齢に加えて休み明けで距離適性が
短くなっているとすでにこの距離も長いかもしれません。
スピード配合だけに開幕週の馬場は歓迎の口でしょう。
ディープ産駒の中ではこの秋G1戦線に踊り出ようとしている、
大物候補のエイシンヒカリも登場します。
初めて強豪メンバーとの競馬となるので、この馬の実力が
量れる一戦となりそうです。
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前走香港のクイーンエリザベス2世Cで世界の強豪馬相手に2着。
ディープ産駒でも母父クロフネだけに、秋天よりはトライアル
要素の強いこのレースのほうに適性もありそうです。
スプリンターズS回顧
はっきりといってがっかりのG1初戦となりました。
今年はここまでスローのスプリント戦が多く、ここで初めての
スプリンターズS特有の時計の速い前傾ラップに対応できる馬が
どれだけいるかがポイントだと思っていました。
ところが蓋を開けてみると、前半34.1の後半34.0というこのレースの
過去10年で見て新潟開催含めても最も遅いペース。
さらに決着時計は10レースで行われた1000万下のレースよりも
遅いタイムとひどいG1となりました。
上位を見るとミッキーアイル以外は今年スローペースで結果を
残している馬が独占。
この結果では私は手も足もでません。
勝ったストレイトガールは今のタイキシャトルが好走する馬場で、
スローペースに内枠と条件がぴったりはまった感じもします。
2着のサクラゴスペルも今年のオーシャンSの再現で、
同じように緩いペースでの好走。
中山のこういったペースのレースが得意なのでしょう。
ウキヨノカゼもスローで2戦ともに結果を出していたように、
ペースに恵まれました。
ミッキーアイルは気性的にもペースが上がったほうがいいタイプ
ですが、このペースの中でも僅差の4着とこの馬が1番強い
のではないでしょうか。
来年以降のスプリント戦の注目馬№1です。
ウリウリはこの馬にはまった展開の中でも5着と、力が足りない
印象を受けました。
タイプ的にはスプリンターではないので、G1では厳しそうです。
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