こんばんは、火下遊です。
本日は京都大賞典の血統予想展望と
スプリンターズステークス回顧を行います。
先週日曜日は昼からスプリンターズステークス、夜に凱旋門賞
と競馬ファンにはたまらない１日となりました。
しかし凱旋門賞の売り上げが４１億円で現地の倍売り上げた
とのことで、どんだけ日本人は金持ってるんだという事が
浮き彫りになりましたね。
マカヒキは残念な結果に終わりましたが、
やはり凱旋門賞を日本馬で勝つのであれば、
もっとステイヤータイプの馬であって欲しいとは思います。
今週は３日間開催で、重賞が各日１つずつ行われます。
その中で本日は祝日の月曜日に行われる、
京都大賞典の展望です。
キタサンブラックの復帰戦です。
この馬にはいつも悩まされます。
血統表をご覧下さい。
サクラバクシンオーが母父にいながら勝っているＧ１は
菊花賞と天皇賞春という完全にステイヤー。
古馬長距離路線のエースといって過言ではありません。
しかもこの馬が出走するとスローペースで楽逃げに
なる可能性も高くよく展開に恵まれている姿を見ますね。
この血統でこれだけ長距離で結果を出されると、
なかなか馬券には繋がりませんね。
ただ今回は逃げ馬が他にもおり、少頭数ながら久しぶりに
流れる展開のレースとなりそうな２４００ｍの外回り。
こちらでコースの特徴をご参考に
キタサンブラックにとっては厳しい初戦となりそうです。
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いまだ通算２勝しか挙げておらず、
Ｇ１でも好走しますが全く勝ちきれない馬です。
同馬は休み明けのほうが高いパフォーマンスを
発揮しており京都の成績も大崩れしたのは、
距離が長すぎた天皇賞春の２回だけ。
頭数が少ないながらも流れる展開となりそうな
今回は久しぶりの美酒を味わうことができるかもしれません。
スプリンターズＳ回顧
福永Ｊ久しぶりにやらかしてしまいましたね。
しかも丁度その日のフジテレビでの凱旋門賞の解説に
出ており、笑顔で解説する姿に腹を立てた人は数多く
いらっしゃると思います。
こちらが今年のスプリンターズステークスの映像です。
昨年は前半34.0のスプリントＧ１とはいえないほどの
緩い流れとなりましたが、今年は33.4というまずまずの
ペースの前半で流れました。
ただ32秒台で入ることも多いスプリントＧ１でのこの前半のタイムは
完全に前有利の流れといってもよいでしょう。
その中を右回りだけが不安だったレッドファルクスが
豪快に差し切っての１着。
実際ここまで左回り専用機のような使われ方をしていた
馬とは思えないほどの鮮やかな勝ち方で唖然としました。
ここで結果を出されてしまうと、さらに得意の左回り来年の
高松宮記念では最有力馬となりましたね。
２着のミッキーアイルは前年がこの馬には全くあわない、
スローの瞬発力競馬で４着だった昨年のうっ憤を自らが逃げることで
ペースを自分向きの流れとして晴らしました。
調教過程から逃げても止まると思っていたので、
やはりこの馬は侮れませんね。
３着のソルヴェイグ、今年の函館ＳＳが本番に直結しそうだと
いうことで上位の評価としましたが、やはり好スタートから
流れに乗って最後もシュウジを根性でかわしました。
速い淀みのない展開でこその馬で、今後もスプリント戦では
注目しないといけませんね。
軸馬のシュウジですが、現時点のこの馬の能力からすると
上がりタイムが速すぎました。
もう少し前半が速くなり、後半上がりがかかる展開だと
もっと上位に来れていたのではないかと思っています。
最後にビッグアーサーですが、やはり１枠１番があだになりました。
元々最後反応が遅いタイプで、前が詰まりやすい馬。
見事に行き場を無くして、競馬にならないまま終了。
当然これがこの馬の力であるはずもなく、福永Ｊの残念な
騎乗による結果でした。
次走も割引く必要は全くなく、この馬の力が出せれば
今のスプリント世代では能力的には№１だと思います。
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優勝馬に優先出走権が与えられるように、天皇賞の前哨戦であることはもちろん、1800ｍとマイラーでも対応できる距離なのでマイルＣＳに照準に合わせている馬も出走し、必然的にレベルの高いメンバーが集まる。
今年も出走予定馬にはリアルスティール、ロゴタイプ、ダノンシャークといったＧＩ馬や、アンビシャス、ステファノス、ルージュバック、ディサイファといった重賞ウィナー達の名も。秋のＧＩを占う上で絶対に注目しておかねばならぬレースと言っていいだろう。
しかし、あくまで前哨戦なので、どの陣営も『ココがメイチ』で『ヤリ』であるとは限らない。本番に出走できるだけの賞金を持っている陣営は、「せいぜい８分くらいかな。別に勝ち負けには拘っていない。格好をつけてくれればいいよ」との本音だったりするのはよくある話。無論、おおっぴらに言えないことなので、新聞やマスコミに出すコメントには一切その“本音”に触れられることはない。新聞の印やコメントを参考にする一般ファンにとっては、どの馬が“ヤリ”でどの馬が“叩き台”なのかを判断することは不可能。そこに、馬券的な面白さがあるのだ。
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